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奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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スペイン・ワイン「ドン・ルキアーノ」を我家のハウス・ワインに

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嘘だろ? スーパー「コープ」で初めてこのワイン「ドン・ルキアーノ」の瓶を手にしたときそう思った。
ハーフボトル1本199円(フルボトル398円)という安値で、フルボディとはありえない。
騙されたと思って買ってみた。飲んでみて美味なのにびっくり、そして翌日まとめ買いに走った。
濃くて豊かな香り、この香りは人によって好き嫌いが分れるかもしれない。
品種はテンプラニーニョ100%、典型的なスペイン・ワインである。
今までは別のスーパーで1本498円の「モンカディ・ティント」(やはりスペイン産)を愛飲していたが、それより断然うまい。
アルコール度は12.5度とやや低めだが、味が濃いのでもっと高く感じる。
うれしいのはこんな低価格なのにスクリューキャップでなくちゃんとコルクがついていること。
料理はステーキなど肉料理との相性は抜群、餃子やチーズなどにも合う。
これはもう我家のハウス・ワインに決定だ!
by chirindo-tensyu | 2013-11-27 20:01 | スペイン | Comments(0)

プラド美術館とパエリアによる最後の晩餐

マドリードを最終目的地に選んだのは、プラド美術館あるがため。ここだけはぜひ訪ねてみたかった。夕方から気合を入れて臨んだが・・・・・・感想は「とにかく広くて疲れた!」。ゴヤ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラントなどの名画も一度に見ると食傷気味であり、もうたくさんって感じ。少し離れた別の美術館にはピカソの「ゲルニカ」があるということだったが、別の機会に譲ることに。
さて、今回の旅の最後の晩餐にはパエリアを食べたいと思った。厄介なことに2人前からという設定が多く、独り旅の身としては気がひけるのだが、1人分でも可能な店を見つけたので入る。プチホテルのレストラン。店の女の子がいうには、ミックス・パエリア(12.5ユーロ)のほかにもっとお得なセットメニューもあるとのこと。パエリア半皿分にもう1品、さらに飲物もついて8ユーロとは確かに安く、半信半疑で注文。
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パエリアには鶏肉・ムール貝・パプリカなどが入っている。鍋ごと出てこないと雰囲気出ないが仕方ない。これだけではもの足りないと思っていたところへ2皿目のポーク・ステーキが運ばれてくる。代金に込みの飲物は赤ワインを選び、さらにビールも3杯飲んだが勘定書には2杯分しかついていない。マラガのパラドールでも1杯つけ忘れていた。何といい加減な国なのだろう。でも、スペインには結構はまってしまった。そういう適当な、ちょっと間がぬけているが一応やるべきことはやってるみたいな国民性が、私自身の気質と合ってるのかも。別れを惜しみながら、再訪を心に期するのであった。
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(モロッコ&南欧旅行記 完)
by chirindo-tensyu | 2012-02-13 18:04 | スペイン | Comments(0)

マドリードの古本屋めぐりとサングリア&生ハムの昼食

マドリードは大都会だけあって古本屋も数多い。池内紀他編『世界古本探しの旅』にはマドリードの古書店マップも掲載されており、コピーして持ってきた。
まず出かけたのがクラウディオ・モヤーノ通り、通称モヤーノ坂の古本屋。
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10軒以上は軒を連ねていたろうか。おもての均一本も充実していて、安いのは20セントからある。しかし、ほとんどがスペイン語の本で、タイトルもろくに読めない。フランス語、英語の本も多少あったが、どうも暑くて、丹念に見て仕入れようという気にもなれず。まともに南側に面していて、陽射しが強烈なのだ。冬でさえこうなのだから、夏の暑さは半端ではあるまい。
各店にはそれぞれ専門、得意分野があるのだろうが、ぱっと見ただけではよくわからない。
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整然とした店もあれば、
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雑然とした店も・・・。違いがわかるとすれば、そんなものか。
さらに歩いてHeuertas通りへ。
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ここにも格式の高そうな古本屋が2軒あったが、あいにく休店中。空腹と疲れを覚え、通りぞいのレストラン「アルベルト」へ入る。
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店内は常連ぽい客で賑わっている。いつものようにビールをと思ったら、陽気そうなウエイターが、「サングリアなんかどう?」という。それもいいなと注文。赤ワインに氷とレモンを入れただけのものだが、口あたりがよく、ぐいぐいいける。サングリアが売りの店らしく、客の大半が同じものを飲んでいる。
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料理はイベリコ豚の生ハムを摂ったが、これがまたサングリアと合うのだ。思わず2杯飲んでしまった。
帰りぎわに「宣伝しといてね」と、店のカードを渡される。宣伝しておこう。じつに気持ちのよい店であった。
by chirindo-tensyu | 2012-02-12 20:04 | スペイン | Comments(0)

ポルトガル航空でリスボンからマドリードへ

リスボンの空港は市街はずれにある。鉄道とは接続していない。既成の国鉄か地下鉄の路線をもう少し延伸すればとおもうが、それに見合う需要がないということか。タクシーを使うと市内から10分、わずか5ユーロほどだった。
空港も小規模なものだ。発着ボードを見ると面白い。アンゴラ航空ルワンダ行なんていうのもある。ブラジルの主要都市へもフライトがある。南米へは大西洋をへだててひとっ飛びだ。日本人の感覚だと南米へは北米経由でと思いがちだが、ヨーロッパで一息いれながら西まわりでというのもいいかもね。
マドリードへはLCCイージージェットも乗り入れている。ネット予約専用の格安航空会社だ。旅先でもパソコンが自由自在に使いこなせたら・・・・・・。その辺のネットカフェに飛びこんでという手もあるが、細かいやりとりを全部英語でこなさねばならない。今後の課題としよう。
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ポルトガル航空はがら空きだった。これなら当日直接、空港のオフィスで券を買ったほうがよかったかも。マドリードへは1時間ほどで到着。この空港は地下鉄と接続しているが、市内中心へは2回乗り換えねばならない。これは少々面倒だ。プラド美術館界隈に見当をつけ、ホテルを探す。この辺は中高級ホテルが多い。5つ星はパスして、4つ星「パセオ・デル・アルテ」に決定。
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東洋をイメージしたスタイリッシュな部屋で105ユーロ。
マドリードは治安が悪い、到着直後に襲われたという話もあり警戒していたが、特に問題はなさそうだった。
by chirindo-tensyu | 2012-02-12 12:20 | スペイン | Comments(0)

乗らなかったAVEとセビーリャのホテル「イングラテーラ」

この辺で軌道修正して、次なる国ポルトガルの方へ向かわねば。行けるところまで移動してしまおう。
正午のマラガ発セビーリャ行バスは乗客で長蛇の列だった。バックパッカーの若者が多いようだ。補助席か、もしかすると立席で3時間はきついなと思いバスはあきらめ、鉄道で行くことに。
あいにく次は14時過ぎの発。ショッピングモールの軽食堂で昼食を摂ったりして時間をつぶす。
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鉄道駅は高速新幹線AVEも発着する近代的なもの。後発のAVEに乗ればいくぶんか早く着けるのだが、料金は倍近くになるのでやめた。通常の快速列車でも充分快適、しかもすいている。鉄道は2時間程乗って20ユーロ弱、AVEなら38だからスペインとしては高い乗物だと思う。若者はバスに殺到するわけだ。
結局、本日は無理をせずセビーリャどまり。ホテルは4つ星「イングラテーラ」、89ユーロ。ずばり英国という意味で、英国パブ「トリニティー」(三位一体亭)も併設。真っ先にビールを飲みに行ったのはいうまでもない。
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館内も客室もイングリッシュスタイルで、窓には電動シャッターがある。鎧戸などはヨーロッパではよく見るが、電動シャッターは初めてだ。書棚まであり、本が数冊並べられているのにも感激。もっとも、ちょっとした写真集などで持ち帰りたいと思うようなのはない。
この街にも美術館がある。無料だったので入ってみたが宗教画が主でよく理解できず。美術館からの帰るさ、石畳の小徑は月の光をうけて幻想的だった。思わず小路に引きこまれかけたが、夜は迷うのが怖い。
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交差点の辻には秋の風物詩・焼栗の屋台が煙をあげていた。
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夕食もホテル内で摂る。イベリコ豚のシェリー酒風味。この料理には満足。ビールを頼むと、ボトルをもってきそうになったので「タップ」というと、少し間をおいて持ってきた。階下の例のパブまで酌みにいってきたようだ。
by chirindo-tensyu | 2012-02-04 09:34 | スペイン | Comments(0)

マラガのピカソ美術館とパラドールでの晩餐

マラガの街は意外と広い。街なかのピカソ美術館まで歩いたが結構な距離だった。バスかタクシーを使うべきだったかも。でも、途中の景色や民家をみて回るのも楽しい。
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ピカソ美術館はローマ劇場の裏手にひっそりとあった。ピカソはまとめて観る機会があまりないので、落ち着いた環境でじっくり向き合えたのはよかった。
バスは出た後で帰りも徒歩。夕陽に間に合うように急ぐ。
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パラドールの庭は、夕景を撮る人々で賑わっていた。大半は泊り客ではあるまい。早めに来て部屋を確保しておいて正解だった。
晩餐も昼と同じレストランで。ローストダックの林檎ソース添え。このソースもやはり甘めで、辛口の好きな人には違和感があろう。
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マラガの夜景も、思いなしか甘いムードが漂っていた。
by chirindo-tensyu | 2012-02-03 14:45 | スペイン | Comments(0)

マラガのパラドール「ビブラルファロ」で優雅な昼食を

それはほとんど賭けであった。
マラガでバスを降りると、タクシーでヒブラルファロ城のある丘の上へ急ぐ。ここにはパラドールがあり、泊ってみたいと思っていたのだ。
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パラドールというのはスペインの国営ホテルで、歴史的建造物などを宿泊施設に改装したものが多い。かの有名なグラナダのアルハンブラ宮殿のそれなどは半年前から予約が埋まるという噂も聞いており、跳びこみの身の私はここマラガに狙いをつけて来たのだが・・・・・・。
果して「1室だけある」との応え。ただ、スタンダードではなく最上階のより高い部屋とのこと。207ユーロ、確かに安くないがここは迷っている場合ではない。泊まってしまおう。何しろ、全35室ほどしかないうちのラスト一室なのだから。
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部屋もバスルームも広々としていてさすが。洗面台にはラベンダーの花が飾られ、アメニティーグッズも紫色で統一。女性用の生理用品までおいてあるとは。
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テラスからは街なみや港湾が一望できる。真下には闘牛場があり、ここからなら無料で観戦もできそうだが、今の時期は開催していない。
昼食は館内のレストランで。初めテラスに席をとったが陽射しが強烈で、中のテーブルへ移る。
「ここは地中海岸だから暑いわよ」とウェイトレスは屈託ない笑顔を浮べる。
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郷土料理というシーフード・リゾット風の一皿。蛸、烏賊、海老、ムール貝など盛りだくさんで、鍋に二人分はたっぷりあった。味つけはトマトソースベースで、やや甘め。食前酒にマラガ酒のサービスがあったが、これも甘口だった。
by chirindo-tensyu | 2012-02-02 10:06 | スペイン | Comments(0)

白い村カサレスの夜明け

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未明――。カサレスの村は眠りについていた。永遠に目ざめることはないと思えるくらいの静寂があたりをつつんでいる。
教会のある丘の上へ登り、夜明けを待った。
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青空の下にさらに青いものが拡がっている。この山中でまさかと思ったが海だった。標高が高いがゆえに、離れた地中海までをも望見できるのだ。
白い村はカサレスの周囲にも点在する。それらを見てまわりたい誘惑に駆られながら、後の旅程を考え合わせて都会へ出ることに。祝日はバスは運休というので、ホテルで朝食後タクシーを呼んでもらい、エステポナへ向った。
by chirindo-tensyu | 2012-02-01 08:09 | スペイン | Comments(0)

主顕節前夜祭?でスペインの美少女を撮りまくる

日が暮れはじめると、麓の方からざわめきが聞えてきた。
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楽団と山車が練り歩いてくる。山車の美少女たちは黒子とともにしきりに菓子をばらまき、それをめあてに子供らが群がってくる。
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終点のスペイン広場へさしかかる頃には群衆の興奮は最高潮に達し、その渦にのみこまれながら、写真を撮りまくる。報道関係のような人物はいなかったから、地元のほんのささやかな祭なのだろう。翌日はスペインの祝日主顕節なので、その前夜祭かもしれない。ふらりと旅行中に、偶然にもいきあわせるとは。
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美少女のとびっきりの笑顔を見おさめたら、ビールで打ち上げだ! 広場のバーはすでに先客であふれていて、主人も応対におおわらわ。奥のカウンターのガラスケースには烏賊などのタパスが並ぶのが見え、その周囲は常連らしき客で占められている。タパスも欲しいなと思ったが、よそ者は頃合を見て硬貨を投げ出し、「ウナ・セルべサ!」(生ビール一杯)と叫ぶのが精いっぱい。店内は立錐の余地もないので外で飲む。うまい具合に窓の桟があり、すでに先客の空瓶やグラスが並んでいるのでそれにならう。
群衆の騒ぎが静まってからレストランへ行き、遅い夕食にありつけた。イベリコ豚のフィレ肉ステーキ。
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血のように濃い赤ワインは、一仕事終えた(何の仕事をだ?)後の身に沁みわたるようだった。
by chirindo-tensyu | 2012-01-30 19:18 | スペイン | Comments(0)

アンダルシアの白い村カサレスへ

風光明媚なアンダルシア地方は旅人を魅してやまない。素朴な村々をじっくり見てまわりたいところだが、あいにく急ぎの旅、1泊するならと白羽の矢を立てたのがカサレス。
地中海沿岸のエステポーナまでバスで出て、タクシーで向かう。カサレス行のバスは日に2本しかなく、最終便はすでに出た後だった。
車は寂しくて怖いような山の中へ入っていく。はっとするような白い集落が眼下に現われたかと思うと、山道を迂回して村へ到着。
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まずは宿の確保だが、ここではほとんど選択の余地はない。やや高台にあるペンションのようなホテル「カサレス」に泊まる。
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こじんまりした部屋が60ユーロ、窓からの眺めは絶景だが、高所恐怖症の人はやめておいたほうがいいだろう。部屋の鍵とは別に表門の鍵も渡され、常に施錠するように言われる。ちょっと自分の家という感覚だね。
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村は高低差が激しく、細い石畳の道がうねっていてモロッコでまわった迷宮都市を想起させるが、人が少ないのは落ち着ける。旅行客の姿もほとんど見られず、悠然とした日常の時間が流れているのだった。
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ただ、中心部の小さなスペイン広場は飾りつけがなされ若者たちで賑わっている。警官の姿も見られ、少し張りつめたような空気もあったが、それが何を意味するかはその時は知るよしもなかった。
by chirindo-tensyu | 2012-01-29 09:40 | スペイン | Comments(0)

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