奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ:スペイン( 16 )

マラガのピカソ美術館とパラドールでの晩餐

マラガの街は意外と広い。街なかのピカソ美術館まで歩いたが結構な距離だった。バスかタクシーを使うべきだったかも。でも、途中の景色や民家をみて回るのも楽しい。
a0163227_14154622.jpg

ピカソ美術館はローマ劇場の裏手にひっそりとあった。ピカソはまとめて観る機会があまりないので、落ち着いた環境でじっくり向き合えたのはよかった。
バスは出た後で帰りも徒歩。夕陽に間に合うように急ぐ。
a0163227_14271822.jpg
a0163227_14261378.jpg

a0163227_1426353.jpg

a0163227_14373288.jpg

パラドールの庭は、夕景を撮る人々で賑わっていた。大半は泊り客ではあるまい。早めに来て部屋を確保しておいて正解だった。
晩餐も昼と同じレストランで。ローストダックの林檎ソース添え。このソースもやはり甘めで、辛口の好きな人には違和感があろう。
a0163227_14305354.jpg

マラガの夜景も、思いなしか甘いムードが漂っていた。
by chirindo-tensyu | 2012-02-03 14:45 | スペイン | Comments(0)

マラガのパラドール「ビブラルファロ」で優雅な昼食を

それはほとんど賭けであった。
マラガでバスを降りると、タクシーでヒブラルファロ城のある丘の上へ急ぐ。ここにはパラドールがあり、泊ってみたいと思っていたのだ。
a0163227_7272259.jpg
a0163227_7273377.jpg

パラドールというのはスペインの国営ホテルで、歴史的建造物などを宿泊施設に改装したものが多い。かの有名なグラナダのアルハンブラ宮殿のそれなどは半年前から予約が埋まるという噂も聞いており、跳びこみの身の私はここマラガに狙いをつけて来たのだが・・・・・・。
果して「1室だけある」との応え。ただ、スタンダードではなく最上階のより高い部屋とのこと。207ユーロ、確かに安くないがここは迷っている場合ではない。泊まってしまおう。何しろ、全35室ほどしかないうちのラスト一室なのだから。
a0163227_7214511.jpg
a0163227_7215468.jpg

部屋もバスルームも広々としていてさすが。洗面台にはラベンダーの花が飾られ、アメニティーグッズも紫色で統一。女性用の生理用品までおいてあるとは。
a0163227_7253939.jpg

a0163227_13185181.jpg

テラスからは街なみや港湾が一望できる。真下には闘牛場があり、ここからなら無料で観戦もできそうだが、今の時期は開催していない。
昼食は館内のレストランで。初めテラスに席をとったが陽射しが強烈で、中のテーブルへ移る。
「ここは地中海岸だから暑いわよ」とウェイトレスは屈託ない笑顔を浮べる。
a0163227_9303327.jpg

郷土料理というシーフード・リゾット風の一皿。蛸、烏賊、海老、ムール貝など盛りだくさんで、鍋に二人分はたっぷりあった。味つけはトマトソースベースで、やや甘め。食前酒にマラガ酒のサービスがあったが、これも甘口だった。
by chirindo-tensyu | 2012-02-02 10:06 | スペイン | Comments(0)

白い村カサレスの夜明け

a0163227_613091.jpg

未明――。カサレスの村は眠りについていた。永遠に目ざめることはないと思えるくらいの静寂があたりをつつんでいる。
教会のある丘の上へ登り、夜明けを待った。
a0163227_6142916.jpg
a0163227_6144556.jpg
a0163227_6145753.jpg
a0163227_6151651.jpg

青空の下にさらに青いものが拡がっている。この山中でまさかと思ったが海だった。標高が高いがゆえに、離れた地中海までをも望見できるのだ。
白い村はカサレスの周囲にも点在する。それらを見てまわりたい誘惑に駆られながら、後の旅程を考え合わせて都会へ出ることに。祝日はバスは運休というので、ホテルで朝食後タクシーを呼んでもらい、エステポナへ向った。
by chirindo-tensyu | 2012-02-01 08:09 | スペイン | Comments(0)

主顕節前夜祭?でスペインの美少女を撮りまくる

日が暮れはじめると、麓の方からざわめきが聞えてきた。
a0163227_7293036.jpg

楽団と山車が練り歩いてくる。山車の美少女たちは黒子とともにしきりに菓子をばらまき、それをめあてに子供らが群がってくる。
a0163227_737639.jpg
a0163227_7342722.jpg
a0163227_810275.jpg

a0163227_7393088.jpg
a0163227_7394458.jpg
a0163227_881837.jpg

a0163227_7423234.jpg

終点のスペイン広場へさしかかる頃には群衆の興奮は最高潮に達し、その渦にのみこまれながら、写真を撮りまくる。報道関係のような人物はいなかったから、地元のほんのささやかな祭なのだろう。翌日はスペインの祝日主顕節なので、その前夜祭かもしれない。ふらりと旅行中に、偶然にもいきあわせるとは。
a0163227_7562788.jpg
a0163227_8193792.jpg
a0163227_7442984.jpg

美少女のとびっきりの笑顔を見おさめたら、ビールで打ち上げだ! 広場のバーはすでに先客であふれていて、主人も応対におおわらわ。奥のカウンターのガラスケースには烏賊などのタパスが並ぶのが見え、その周囲は常連らしき客で占められている。タパスも欲しいなと思ったが、よそ者は頃合を見て硬貨を投げ出し、「ウナ・セルべサ!」(生ビール一杯)と叫ぶのが精いっぱい。店内は立錐の余地もないので外で飲む。うまい具合に窓の桟があり、すでに先客の空瓶やグラスが並んでいるのでそれにならう。
群衆の騒ぎが静まってからレストランへ行き、遅い夕食にありつけた。イベリコ豚のフィレ肉ステーキ。
a0163227_8213496.jpg

血のように濃い赤ワインは、一仕事終えた(何の仕事をだ?)後の身に沁みわたるようだった。
by chirindo-tensyu | 2012-01-30 19:18 | スペイン | Comments(0)

アンダルシアの白い村カサレスへ

風光明媚なアンダルシア地方は旅人を魅してやまない。素朴な村々をじっくり見てまわりたいところだが、あいにく急ぎの旅、1泊するならと白羽の矢を立てたのがカサレス。
地中海沿岸のエステポーナまでバスで出て、タクシーで向かう。カサレス行のバスは日に2本しかなく、最終便はすでに出た後だった。
車は寂しくて怖いような山の中へ入っていく。はっとするような白い集落が眼下に現われたかと思うと、山道を迂回して村へ到着。
a0163227_924410.jpg
a0163227_925937.jpg

まずは宿の確保だが、ここではほとんど選択の余地はない。やや高台にあるペンションのようなホテル「カサレス」に泊まる。
a0163227_8555731.jpg

こじんまりした部屋が60ユーロ、窓からの眺めは絶景だが、高所恐怖症の人はやめておいたほうがいいだろう。部屋の鍵とは別に表門の鍵も渡され、常に施錠するように言われる。ちょっと自分の家という感覚だね。
a0163227_9164.jpg
a0163227_911837.jpg
a0163227_913199.jpg
a0163227_914359.jpg

a0163227_9204237.jpg

村は高低差が激しく、細い石畳の道がうねっていてモロッコでまわった迷宮都市を想起させるが、人が少ないのは落ち着ける。旅行客の姿もほとんど見られず、悠然とした日常の時間が流れているのだった。
a0163227_1529648.jpg

ただ、中心部の小さなスペイン広場は飾りつけがなされ若者たちで賑わっている。警官の姿も見られ、少し張りつめたような空気もあったが、それが何を意味するかはその時は知るよしもなかった。
by chirindo-tensyu | 2012-01-29 09:40 | スペイン | Comments(0)

ジブラルタル海峡を越えてスペインのタリファ港へ上陸

タンジェは風情のある港町であった。
a0163227_923821.jpg

a0163227_12465051.jpg

港の近くには廃止になった旧駅舎が。フェリーと乗りついで鉄道を利用するには便利だったのに、なぜ移設したのだろう。今頃になって建設に着手したカサブランカの路面電車といい、モロッコの鉄道事情はよくわからない。
今日はいよいよ海峡を越えてスペインへ向かう。のんびり歩いて港へ行くと、次のフェリーの出航10分前。窓口の女が「早く、早く!」とせきたてる。急いでチケットを買い、乗り場へ走る。その前に出国手続きだ。役員がもたついているので、今度は私が「早く、早く」とせっつく。桟橋まで猛ダッシュ。間に合った! でも、案ずることはなかった。車などの積み込みがまだ終わっておらず、実際に出たのはその30分後。
a0163227_9314220.jpg

アフリカ大陸よさらば・・・。船内の売店で、使い余したモロッコの通貨でビールを買おうとしたらユーロしか使えないとのこと。ユーロは持っているがあきらめる。どうせスペインに着いたら、いくらでも飲めるのだ。海面には我々を歓迎してくれているのか、海豚が飛び跳ねるのが見えた。高速船は40分後には対岸スペインのタリファへ入港。あっけないほどの短い船旅であった。
タリファはきれいな町だった。ここには乞食も怪しげな日本語で話しかけてくる輩もいない。文明国へ来た!エジプトから紅海を渡ってヨルダンへ入国したときもそう思ったものだった。観光案内所では親切な女性がバスの時間表と地図をくれた。これもモロッコでは考えられないサービスだね。
a0163227_12493171.jpg

ラ・リネア行バスの待ち時間にスーパーへ寄る。ここではアルコールが一般の棚に正々堂々と置かれてある。モロッコのスーパーのリカーショップは、レンタルビデオ屋のアダルトコーナーのように、片隅にひっそりあったっけ。とりあえず缶ビールを購入。外へ出ると、まぶしいほどの青空の下に白塗りのベンチがある。
50ヶ国めの海外新入国を祝し、50セントの缶ビールで乾杯!
by chirindo-tensyu | 2012-01-26 12:50 | スペイン | Comments(0)

古書全般買取

古書全般買取 

(学術&一般書、雑誌、古銭、切手、鉄道用品、美術品、刀剣、CD、DVDなど持込歓迎!)

大量の場合は出張買取!
経験豊富な店主が参上し適切査定・即金でお支払
寺社・大学・公的機関OK!!

まずはお電話をemoticon-0129-call.gif

【智林堂書店】
近鉄奈良駅南へ徒歩5分
もちいどのセンター街内

0742-24-2544
(昼~夕方頃、営業不定)
0742-44-3110
(時間外 8~20時頃)

検索

ブログジャンル