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奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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週刊朝日百科「日本の国宝」を買ったイギリス人に教わる知恵

週刊朝日百科「日本の国宝」シリーズはいまだによく売れる。もっとも、奈良の関連巻に限っての話だが。
先日も遠方の他店でわざわざ仕入れてきて店に並べておいた。
バックナンバーの完全蒐集をめざしているというイギリス人男性が来て、所持巻かどうかわからないのがあるのでとりあえずキープしておいてほしいと。数時間後に電話で未所持巻を連絡するからということで、当店の名刺を求められた。差し出すと、相手は私の名前も訊く。
「一人でやっているので、他の人は出ないですよ」別人が出る場合を心配しているのかと思って言ったが、単に名前を聞きたかったらしい。名刺に私の名前をローマ字で書きこむ。相手はA・Hと名のった。
夕方、約束どおり電話がかかってきた。本名で呼ばれるとちょっと恥ずかしいが、少し親しくなったような気もするから不思議だ。
日本では屋号で相手を呼び合う商習慣があり、特に古本業界ではその傾向が顕著だが、イギリスでは名前で呼んだりするのだろうか。もっとも、屋号と名前が一致する場合も多い。一致しない場合は、日本ではよほど親密な間柄でもないかぎり店主に対しては屋号で呼ぶのが一般的だが、より親しくなりたいと思ったら名前で呼んでみるのもいいかも?
そのイギリス人に「イギリスに行ったことはあるかい」と訊かれた。
「あるよ。ジブラルタルだけだけどね」
「ジブラルタル? それってイギリスじゃないよ!」
by chirindo-tensyu | 2012-12-05 19:07 | イギリス | Comments(0)

ジブラルタルの岩山めぐり

未明、愛用のカメラのレンズが割れる夢をみた。起きると慌ててレンズを確かめたが異常はない。外には朝靄につつまれたジブラルタルの岩山があった。シャッターも難なくきれた。
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ところが、ホテルを出るときに回転扉のガラスが割れているのに気づいた。昨夜まぬけな酔客がガラスと気づかずにぶちあたったものだろう。夢の暗示はこのことだったのか・・・。こういう不思議な感覚にささえられて、無事旅を続けられているような気がする。
さて、ジブラルタルへ再入国すると岩山をめざす。
楽してロープウェイを使ったが、歩いて登れば1時間はかかったろう。展望台で景色に見とれていると、背後からカメラの紐を引っぱられた。すわ、ひったくりか!と振り返ると、相手は何と子猿。この岩山には野生の猿が棲みついているのだった。むかし小豆島の寒霞渓で猿に菓子を奪われたことを思い出した。
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かなたにうっすら見えるのはアフリカ大陸ではあるまいか。
頂上から尾根伝いに歩いていったが、意外と広い。途中のオハラ発電所で小休止をかねて見学。それにしても、港に飛行場に発電所まで持ち備えているとは、イギリスの属領というよりひとつの国家をなしているに等しい。もっとも、農産物はほとんど採れず輸入に頼らざるをえまいが。
洞窟や城塞もあるということだったが、歩きつかれた。坂を下りてスペインに戻ることにしよう。
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そうそう、せっかくイギリスに来たのだから町のパブでビールくらいは飲んでおかねば・・・。
by chirindo-tensyu | 2012-01-28 14:24 | イギリス | Comments(0)

そしてスペインからイギリスまで歩いていった

地中海を眼下にバスは山道を走る。スペインはバス代が安い。1時間走っても2ユーロほど。途中、風力発電の風車が見えたが回っていない。風はないようだ。
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海岸の町ラ・リネアは秋のよそおい。ここからさらに歩いてイギリスまで行った、と言ったら嘘だあと思うだろう。でも、本当なのだ。この先、ジブラルタル半島はイギリス領となっており、車でも徒歩でもいける。
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ちゃんと国境があり、略式ながら入国審査も。私はまだイギリス本土へは行ったことがないので、新たなる訪問国にカウント。
国境を越えると、唖然とするような光景が・・・。
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空港の滑走路を平然と人が横切り、自転車が走っている。国土の面積が狭く、飛行機の発着が極端に少ないので一般道路と共有しているのだ。
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町は当然ながら、英語の看板があふれイギリスそのものの世界。通貨はポンド。とりあえず小額を両替しておく。
ジブラルタルには数軒のホテルがある。案内所でもらったリストをたよりにまず中級クラスを2軒あたるが、値の割にあまりに安っぽい宿で退散。
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残るは崖にはりついたロック・ホテルで私好みの立地条件でもあったが、プライスリストの175ポンドから朝食別というのを見て考えこんでしまった。朝食は18ポンド、ありえん物価だ。4つ星でこの値は高すぎる・・・。
ラ・リネアに高級そうなホテルが1軒あったのを思い出し、一旦スペインに戻って明日出直すことに。これは賢明な判断であった。ラ・リネアのアスル・ホテルは立派な外観から100ユーロはすると踏んでいたが、59からという安さだった。69ユーロの海側の部屋を確保。眺望テラス付・朝食付でこの値はお得。同じ4つ星でも、ジブラルタルの3分の1で泊まれたのであった。
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ただ、ここのホテルの夕食は失敗だった。メニューは10ユーロ均一のチョイスセットしかなく、前菜にスパゲッティー、主菜に鱈のクリームソース添え、デザートにチョコレート・ムースを選んだ。しかし、麺は茹ですぎ、菓子は甘すぎ。これならジブラルタルでイギリス料理でも食っておけばよかったなあー。
by chirindo-tensyu | 2012-01-27 14:49 | イギリス | Comments(0)

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