奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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リスボンの旧市街とサン・ジョルジェ城からの夕景

リスボン旧市街は、やはり新市街よりも風情があった。坂道やカーブをくねりながら疾走する路面電車・・・・・・そういう情景をカメラに収めたいと思ったが、意外と難しい。線路の曲り角で待ちかまえていても、いつどういうタイミングで現れるかわからず、あきらめて去ろうとした直後に来たりするものだから始末に負えない。
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私は別に鉄道マニアではないので1、2枚撮れたらそれで満足。
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市街の丘の上のサン・ジョルジェ城では、城そのものにはさほど興味はもてなかったが、燃えるような夕陽を拝めたのは幸いだった。
ホテルは、この界隈では最上と思われる4つ星「ムンディアル」。
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眺めの良い部屋が100ユーロ。昨日泊った所よりは気のきいたデザイン。夕食はホテルのレストランへ19時半の開店を待ちかねて入る。日本人のツアー客も集まっていてちょっと気まずかったが、幸いおたがい目につかぬ席に案内される。この辺の配慮はさすが。しかし、スペインのホテルでも見かけたが、夕食の開店前から集まってそわそわしているのは日本人客だけである。いかにも待ちかまえて入るより、少し遅れていった方がスマートかもしれないと思った。
ポルトガル最後の夜なので、絶対はずしたくない。迷いながら「牛肉ステーキ、山羊チーズ・トルネード巻き、温野菜添え」というのを頼んだ。
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まずくはないのだが、よくわからない料理であった。
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深夜、ファドや観劇に繰りだすわけでなく、バーで飲みなおすでもなく、自室から夜景を見るのに飽きたらさっさと就寝。独りとはいえまことに健全なことで、われながらあきれてしまう。
by chirindo-tensyu | 2012-02-10 21:11 | ポルトガル | Comments(0)

リスボンからシントラへの小旅行

リスボンは落書の多い街だ。
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ケーブルカーにも稚拙な落書があるのをみるとがっかりしてしまうが、中には芸術的なものも。
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ビルの壁面全体に巨大な鰐の画が・・・・・。これなどは一夜にしてゲリラ的に描かれたとは到底思えず、所有者の許可を得て壁面アートとしたものだろう。
さて、リスボン・ロシオ駅から近郊列車に乗り、シントラへの日帰り旅行を試みた。
当地には丘の上にムーア人の城塞と宮殿があり、バスで行ける。
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城塞からの眺めはすばらしかった。周囲の手つかずの森林もよい。本来ならここに1泊したいところだったが。
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ぺーナ宮は何となくドイツのノイシュヴァンシュタイン城の正門の感じに似ている気が・・・・・・。ルートヴィッヒのいとこにあたる皇帝が建築したと聞いて納得。やはり、つながりがあったのだ。ここで軽食をとり、リスボンへ戻った。
by chirindo-tensyu | 2012-02-09 17:39 | ポルトガル | Comments(2)

リスボンのホテル滞在とマドリードへのルート検討

リスボン・オリエンテ駅で地下鉄に乗り換え、新市街へ出た頃にはあたりはすっかり暗くなっていた。目あてのホテルは少々わかりづらい。地下鉄駅近くの薬局の男が親切に地図を描いてくれたので、それをたよりに進む。すぐそこまで来たはずと思って、建物から出てきた女の子に、
「この辺にホテルは?」と訊くと、
「ここがそうよ」。そこはホスピタル(病院)であった。ここには泊まりたくないなー。でも、その真向いがめざす4つ星ホテル「レアル・パルケ」。75ユーロ。
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最上階10階の一室からは、かろうじて港の遠景が見えた。
ホテルのレストランは厨房は同じだが、グループと個人客用に分れている。こういう配慮は嬉しい。
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おすすめの鱈のフライ。ポルトガルの特産アーモンドが散らしてある。白ワインと合せると旨い。
さて、残された期間はあと2泊。帰りはマドリードからのフライトなので、そこまでどう繋ぐかが問題だ。当初の予定ではリスボンからローカル鉄道に乗り、国境の町エルバスまで行く。そこからタクシーで国境を越え、スペインのハダホスへと、いういつもの私らしいプランであったが、それをやっていては丸2日がかりとなる。マドリード直通列車は夜行のみで、急ぐときは利用価値はあるが、景色が何も見れないのは面白くない。鉄道は今朝の大幅遅れで懲りたこともあり、飛行機で飛ぶことにした。
翌朝、チェックアウトしてポンパル広場の旅行代理店へ。色々料金を比較検討してその翌朝の便で飛ぶことに。ポルトガル航空で、リスボン~マドリッド往復が193ユーロ弱。高いがイベリア航空はもっと高かった。片道でいいのだが、往復の設定しかないという。明細を見ると、手数料が32もとられている。楽しようとすれば金がかかるということだ。
でも、おかげで気が軽くなり、リスボンにもう1泊滞在できることに。ホテルは別の場所、より情緒のある旧市街に移ろう・・・。
by chirindo-tensyu | 2012-02-08 10:37 | ポルトガル | Comments(0)

リスボン行IC特急の乗りつぎ待ちでトゥネスの町を

9時発のリスボン行接続列車に合せて、サグレスから7時過ぎのバスに乗った。高校生だろうか、通学の少年少女が停留所ごとに乗りこんで来て、途中でいっせいに降りる。
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朝のラーゴス港には小型船が多数停泊中。その向う側が鉄道駅だ。
早めに着いたので、カフェで軽い食事。そして、列車に乗ろうとしたら・・・・・・。定刻過ぎても入線して来ないのである。途中のトゥネスで幹線と接続することになっているので、気になって窓口氏に訊いてみた。
「大丈夫。ICは待っているよ」
しかし、30分が過ぎ、1時間近くにおよぶとさすがにしびれが切れてきた。何の放送も説明もない。この頃には窓口に詰め寄る客も増え、再確認しようがない。こんなことなら9時半の長距離バスで行くべきだった。
悪びれもせずファーロ行列車が来たのは定刻より実に1時間半後、ともかく乗りこみ、車掌に説明を求める。
「ICはもう行ってしまったよ。トゥネスで次の列車に振り替える手続きをしてね」とそっけない。くっそー、そんなことだろうとは思っていたが・・・。こういう事態に遭遇すると、ポルトガルはスペインよりも相当遅れた国といわざるをえない。
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次の列車といっても、昼過ぎで2時間も空いてしまう。トゥネスで降りたが、何もなさそうなところだ。鉄道駅はしばしば町外れにある。そこで窓口嬢に訊いてみる。
「中心街へはどう行ったらいいの?」
「小さな町だから、そんなものはないわよ」
「・・・・・・。それじゃ、レストランは?」
「この道の先に1軒あるけど」
ということで行ってみた。「ジグザグ」という名の庶民的な店。ここで時間をつぶすしかないようだ。
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昼食にポルトガル風ポークステーキ。オニオンの風味が強烈にきいている。赤ワインのグラスを頼むと、グラスはない、あんたならこれくらいいけるでしょとハーフボトルを持ってきた。
店は地元の客で結構賑わっている。隣のテーブルでは同じ青い作業服の男4人組が、2本のワインを頒けあって食事中。デザートもそれぞれ摂り、しっかり平らげていったのには感心。
勘定の後、給仕が「こういうのはどう?」と、小ぶりのグラスに何か注いで差しだした。ウォッカのようなきつい蒸留酒で、これは効いた! 食後にすっきりすることができ、満足して店を出る。予定の列車に乗れなかったことの不愉快な気分もふっとんだ。
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次発の14時09分初リスボン行ICは幸い、ほぼ定刻に来た。
by chirindo-tensyu | 2012-02-07 09:06 | ポルトガル | Comments(0)

サグレス岬とポウサーダ「インファンテ」

「ここが終点だよ」運転手に言われてはっとした。そこはユーラシア大陸の終点でもあった。
ラーゴスからさらにバスを乗り継いでサグレスへやってきた。もうこの先には海しかない。
ここにはスペインのパラドールにあたるポウサーダ「インファンテ」がある。冬場は訪れる客も少なく、部屋は選び放題。83ユーロ。
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オレンジカラーを基調とした装飾で、オレンジのオブジェもある。テラスからは紺碧の海と天然の突堤のようなサグレス岬が望める。
まずは腹ごしらえ、せっかく海に来たのだからと蛸のリゾットを注文。
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蛸は一匹丸ごと刻んで入っていたろうか、旨いがひたすら蛸というのもつらい。魚にすればよかったかな。
腹ごなしに歩いてサグレス岬へ。
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ぽつり、ぽつりと釣人の姿が。遠くにはユーラシア大陸最西南端の岬サンヴィセンテが望める。
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荒涼たる土地の先に断崖がある。目の前は大西洋。ついに行き着くところまで来てしまった。それにしても、あまりにも寂しい場所だ。現地ではデートスポットになっているのか、岬をひとめぐりするカップルの姿もあったが。
帰りの道は長かった。
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強風でかたむいた松の大木の先に満月が出ていた。
by chirindo-tensyu | 2012-02-06 07:48 | ポルトガル | Comments(0)

国境越えてポルトガル入り、ファーロからの究極の列車とは

セビーリャのバスターミナルは闇につつまれていた。言葉少なにバスを待つ人々。朝7時半発のラーゴス経由リスボン行バスに乗りこむが、乗客はみな眠たげ。私もアラームでやっと起きてきたのだった。
ウエルバに着く頃には明るくなっていた。ここで大半が降りる。
さらに進むとグァディアナ河があり、大きな吊橋がかかっている。ここがスペインとポルトガルの国境。
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バスはそのまま通過。52ヶ国目の新訪問国の入国儀式はあっという間に済んだ。
国境の町も乗降客がなく素通り。時間があれば少し見てまわり、国境のムードに浸りたいところだったが。
次の町ファーロで下車。あまりよく考えずにここまでの切符を買ったが、ラーゴスまで行ってもよかった。
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降りると紫色の服を着たポルト犬?が早速お出迎え。「オーサカ」という日本料理店もあったがまだ営業時間前。両替所も目についたので1万円替えてみたがレートは悪い。こんなところで替えるもんじゃないな。
ラーゴスへは鉄道で向かうことに。
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駅の前には海がひろがり、辺境のうらさびれた雰囲気が漂っている。列車もいかにも古い車体。1時間半以上をかけて終点ラーゴスへ向かう。乗客は数えるほどしかおらず、一車輛を貸切状態。考えてみれば、これはユーラシア大陸最西南端を走る究極のローカル線なのであった。
by chirindo-tensyu | 2012-02-05 02:17 | ポルトガル | Comments(0)

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