奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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オデッサのウクライナ料理店

Lasynkaという店で、遅い昼食兼夕食(最近いつもこのパターン)をとりました。
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明るくて感じの良い店です。味も期待できそう。
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メニューから選んだのは、子牛のカザフ風ステーキ・マッシュポテト添え。
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ワインは国産のがなく、モルドヴァのを試してみようと思ったら、グルジアの方がいいと言われたのでそれにしました。たしかに濃厚で美味。ウクライナ産ワインが見あたらないのは、葡萄栽培の北限を越えているからでしょうか。
何となく居心地がよく、ふだん食べないデザートまでとってしまいました。
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チェリーパンケーキに、甘口の赤ワインを合わせてみましたら、ぴったりでした。
黒海からの微風を背に感じながら、駅への道を急ぎます。19時過ぎのキエフ行き列車に乗るために。
by chirindo-tensyu | 2010-06-30 06:15 | ウクライナ | Comments(0)

エイゼンシュテイン監督「戦艦ポチョムキン」の大階段

オデッサ駅で今夜の夜行列車を予約し、荷物を預けて身軽になって街へ。
最も旧ソ連寄りの国ということで最初は身構えていましたが、実際着いてみると何ら違和感はなく、西欧と比べてもさして遜色がありません。
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カフェの看板すら新鮮に見えます。
まず、めざしたのは黒海沿岸の大階段。もちろん、ただの階段ではありませんよ。あのエイゼンシュテイン監督の映画「戦艦ポチョムキン」に登場する大階段です。戦前のサイレント映画ですが、私は名画リバイバル上映会で見て衝撃を受けました。乳母車が階段を落ちていくシーンは鮮烈でしたね。
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なるほど、圧倒的な階段です。階段自体にも仕掛けがあって、上からは見ると踊り場だけ、下から見上げるとステップだけしか見えないんです。
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階段の上で、乳母車を曳いた若い女性を発見。どうぞ、映画のように転げ落ちませんように・・・。
by chirindo-tensyu | 2010-06-29 20:29 | ウクライナ | Comments(0)

モルドヴァ~ウクライナの国境越えは冷汗もの

モルドヴァへきた理由があるとすれば・・・そう国境を越えて最終目的国ウクライナへ入るためでした。
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9時45分発のバスでオデッサへ向います。国際バスということで、ウクライナの入国カードを事前に渡されます。3時間ほど田舎道を走って国境。スムーズに出国ゲートを通過しましたが、すぐにあるべき入国ゲートがなく、そのうち「ウクライナへようこそ」みたいな看板が見えはじめたので焦りました。もしや入国手続きをしないまま入ってしまったのでは?後でトラブルになるぞと焦りが最高潮に達した頃、ゲートがありました。1キロ以上も間隔があったでしょうか。まあ、一本道の道路だと逸れようがないのでそれでもいいのですが。
この入国審査はバスに乗ったままで済みましたがことのほか厳しく、手荷物を調べられ、運悪く見つかった常備薬について詳しく追及されました。風邪薬とか胃腸薬とかそんなものですが、見慣れぬ国籍の外国人ということであやしまれたようです。
そして乗客全員のパスポートを預かったまま30分以上が経過。いつもこんなに時間がかかるのか、今日だけそうなのか、知るよしもありません。やっと戻ってきたと思ったらウクライナ国籍の乗客分だけ。さらに待たされて外国人のパスポートが戻されました。車内に安堵のムードがひろがります。
国境を越えたところでトイレ休憩。みなさん、いっせいに駆けよります。
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入口で借り賃を払い、トイレットペーパーを必要分とって中に入るシステム。社会主義国の臭いのするトイレですね。支払いは両国の通貨で可能。
ウクライナの道は集落を通りぬけたりして2時間ほど。
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建築中の丸屋根の教会など、飽きない眺めでした。昼下がりのオデッサに無事到着です。
by chirindo-tensyu | 2010-06-28 03:27 | ウクライナ | Comments(0)

知られざる国モルドヴァへ

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ブカレストを後にし、モルドヴァのキシナウへ飛びました。20時過ぎに到着。もう、出発する飛行機がないせいか、ロビーの商店は軒なみ閉鎖しひっそりしています。かろうじて1軒開いていた両替所で現地の金を入手し、タクシーで市内のホテル「Leogrand」へ。
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静かで良い部屋が150ユーロ。
日のあるうちにその辺をぶらつきましたが、何の変哲もない町という印象。
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夕食はバーで簡単にすませ、眠りにつきます。
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朝食はハープの生演奏つき。ビジネスマン風の人が多く、観光客はほとんどいません。大体、観光で来るような所なのか、何があるのか、そして私はなぜ来ているのか・・・・・・すべてが疑問のままでした。
by chirindo-tensyu | 2010-06-28 02:28 | モルドヴァ | Comments(0)

ブカレストの古本屋で辻邦生の訳書を発掘

世界中、名門大学の近くには古本屋あり。そして世界を旅する古本屋・智林堂の影あり? ブカレストへも古本目あてにやってきました。
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大学のあるエリザベータ通り沿いに露天商がずらりと並んでました。パリのセーヌ河岸にも似た盛況ぶり。
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ちょっと神経質そうな、大ヴェテランという趣きのおじさん。じつにきっちり分類されていて、隙がありません。
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女の人も頑張ってますね。
私の気に入ったのはこちらの店。
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均一台からいきなり発見! 何やら日本的なデザインだと思ったら、辻邦生「安土往還記」のルーマニア語訳ではないですか。ポーの訳本も買っとこ・・・。フランス語の本もたくさんあったけど、荷物になるのでこれくらいにしておきます。
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小さいながら、店舗を構えている古本屋も。学生や先生、観光客相手に繁盛しているようす。
そしてカメラは決定的瞬間に遭遇。
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学士号を取った学生とその先生でしょうか。二人とも嬉しそうな表情で、こちらまで晴れがましい気持ちになりました。
by chirindo-tensyu | 2010-06-25 20:32 | ルーマニア | Comments(2)

ブカレストの古本屋をもとめて

飛行機のトランジットの間を利用して、市内へ出ます。空港バスで1時間弱。
大学広場前に古本屋が並んでいるときいていたのですが、終点の統一広場まで行ってしまい、歩いてもどろうとしたら道を間違えて迷いました。
でも、古本屋を一軒発見。
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もう何世紀も前からあるような風格で、すすけたガラスの向こうに骨董や古書が山積みになっているのが見えます。奥で老主人が睨みをきかせている?のはご想像どおり。外に均一台などはなく、ひやかしでは入りづらい雰囲気。
どうやら放射状に伸びる道を一本ちがえたようなので、もとに戻ってから大学広場へたどりつきます。
目あての古本屋群も確認できたところで、まずは腹ごしらえ。
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ピザ「悪魔風」と赤ワイン。食べながら、10年前に吸血鬼ゆかりのブラン城を訪ねたことを思い出しました。
by chirindo-tensyu | 2010-06-25 04:15 | ルーマニア | Comments(2)

ここで今までの東欧旅程図を

まだ途中ですが、位置関係を知りたい人のために今までのルートを掲げておきます。
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ハンガリーからバルカン半島を周遊。太い赤線の部分がそうですが、1000キロも移動したでしょうか。ソフィアから先は空路利用で、点と点の移動になるため、線では記せません。
ついでに、苦しくも楽しかったアルバニアの国境越えルート。
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ポドゴリッツァ~ショコデルと
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ティラナ~オフリド間。
旅はルーマニアからまだ続きます。
by chirindo-tensyu | 2010-06-24 19:53 | Comments(0)

ルーマニアへはタロム航空で飛んだ

ソフィアからモルドヴァのキシナウへ、飛行機で一気に飛ぶことに。国境越えがテーマといっておきながら飛行機を使うのは、ずるいとか掟破りとの声も聞えてきそうですが・・・。日程が厳しくなるのを見越して、この区間は初めから空路にする計画だったんですよ。ブルガリア~ルーマニアの国境は昔、鉄道で越えたことがあるしね。
ソフィアの旅行代理店で前日聞いたら、キシナウへの直行便はなく、ブカレスト経由になるとのこと。ブカレストでは8時間もの乗り継ぎが生じますが、かえって好都合だったかも。ルーマニアをすっ飛ばして行くのももったいないしね。
航空会社はルーマニアのタロム航空、2本のフライトで235ユーロ。高いですが、この際仕方ありません。
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9時50分発の飛行機でまずはブカレストをめざします。席は半分くらいしか埋まってなくて、当日飛びこみでも全然セーフでした。
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つかのまのソフィアよ、さらば・・・。
by chirindo-tensyu | 2010-06-23 20:47 | ルーマニア | Comments(0)

ソフィアの鉄ちゃん宿とブルガリア郷土料理店

ソフィアとは10年ぶりの再会です。中央駅前にバスは到着。ビルが建ちならび、見違えるほど機能的になっているのに驚きました。10年前はこの辺は何もなかったような気が・・・。
ホテルは探し回るのが面倒で、駅前の目についた「dedeman」に宿泊。100のところ、85ユーロにしてくれるとのこと。
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最近できたのか、きれいなホテルでした。
窓からは鉄道駅も見えます。路面電車も真下を走っており、ソフィアの鉄ちゃん宿に認定しましょう。
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ソフィアからの遠出でバンスコ狭軌鉄道に乗るこころづもりもあったのですが、3日は食いそうなので断念。ホテルの売店でバンスコ地方の地図だけ買って、いつかの機会に備えます。
ディナーはフロントで教えてもらった近くの郷土料理店へ。
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雰囲気のある店で、多彩なメニューにとまどいますが2品ほど。
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パイ包み風マッシュルームスープと牛肉の赤ワイン煮など。ビール2本もとって35レヴァ(約2300円)。って結構高い?昔は高級そうな店でも4、5ドルもあれば足りたけどなあ。牛肉はさすがに柔らかくて美味しかったです。
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町の中心部へ出かけていく元気はありませんでした。今日もまた日が暮れていきます。
by chirindo-tensyu | 2010-06-23 10:33 | ブルガリア | Comments(0)

マケドニアからブルガリアへの国境越えバス

それなりに居心地のいいマケドニアでしたが、慣れた頃に去らねばならないのがつらいところ。
8時半のバスでブルガリアのソフィアへ向けて出発。所用約5時間。
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国境では入国時に全員バスを降りて荷物検査。といっても、形だけのようで、詳しくは調べられません。それにしても、国境のゲート付近はどこも最小限のものしかなく、無機質です。国境食堂や国境みやげ屋があってもいいのでは・・・。
ブルガリアへ入ってから、やたらキリル文字が目につきます。pectopaHはレストラン! 英語のアルファベットとずれたりするので混乱しますが、そのうち読めるようになってきますよ。
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その、国境を越えた途上のレストランでランチタイム。マケドニアの通貨も使えるので心配ありません。
この国から初めて時差が生じ、時計の針を1時間早く進めます。ってことは日本に少し近づいた?
残された日数はあと5日。はたしてウクライナまでたどりつけるのでしょうか。
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ねっ、チェリー売りのお二人がた。
by chirindo-tensyu | 2010-06-22 21:18 | ブルガリア | Comments(2)

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