奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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勝手にチューハイ評★キリン・本搾りレモン編

もう9月になるというのに暑いですね。
ということで今日は缶チューハイの話。私は甘いチューハイが嫌いです。糖質ゼロと書いてあっても人工甘味料が入っていたりするので要注意。味としてはドライかレモンですね。
そんな中でたどりついたのが、こちら。
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キリンの本搾りレモン!無添加で、原料はウォッカとレモンだけ。果汁が10%も入ってます。これはお得。最初は強い酸味を感じるけど、飲みかけたらハマリます。
いつも買っていた店の在庫がなくなり、聞けばメーカーの都合で販売終了とのこと。つまり、もう手に入らない?あわててネットで調べると、アマゾンでちゃんと売ってたので、1ケース注文しておきました。
ヤフオクでは本搾りはヒットしなかったけど、4年前に賞味期限の切れた別のチューハイを売ってるひとがいました。去年のならともかく、4年前はそりゃ、無理でしょー。
by chirindo-tensyu | 2010-08-31 05:33 | Comments(2)

パステル・アート画の楽しみ

家人がパステル・アートを始めました。一日教室に行って、仕あげてきたのがこちら。
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癒し系の絵柄ですね。趣味としてはいいと思います。以前は色鉛筆で風景など描いていました。
早速、小西通りの文具店「キング」へ画材を買いにいきました。ここは奥が深く何でも揃っていておすすめ。智林堂の備品もこの店で大体調達しています。パステルは基本12色セットに、使いそうな色をバラで組みあわせて。見た目にはコンテと同じようだけど、原料がちがうみたい。
「奈良の仏像やお寺を描いて、売りだしてみたら?」
「そういうのは描かないの」
手はじめに愛犬をモチーフにした絵を描いてみるそうで、楽しみにしています。
by chirindo-tensyu | 2010-08-29 10:01 | Comments(0)

古本屋の休日

古本屋は気楽でいい商売だと世間では思われていますが、それは誤解です。正直言って、忙しくて「休日はない」のが実情。まあ、本を読んだり買ったりするのも仕事のうちと考えればの話ですけどね。
定休日の本日もわりと朝早くから「出勤」し、ネットで売れた商品の梱包・発送作業および営業挨拶まわりなどをこなしてきました。営業まわり?というのは本の処分の相談を受け、そのうちにという話になったまま宙に浮いている案件がいくつもあり、その催促というか、「どうなりましたか」みたいな感じで電話をかけたり、直接訪ねていったりすることもします。これが重要で、放置しておくと「あー、それなら他の業者にお願いしちゃいましたよ」となることもあるので、うるさがられない程度にアピールしておくわけです。
この日も近隣の喫茶店に出むき、ご親戚のご蔵書を一括買い取らせていただくという話を何とか進めることができました。
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店売りは今日はせず、片側だけ電気をつけ、シャッターを下ろしたままの店内で一息つきます。窓もないし、圧迫感があるけどいかにも仕事場という環境で、作業ははかどるような気がします。
by chirindo-tensyu | 2010-08-26 17:44 | Comments(0)

居酒屋愛好家のバイブル『酒菜』シリーズ

いきつけの新大宮の新古書店で見かけ、内容の面白さとグレードの高さにひかれて購入。
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柴田書店『酒菜』シリーズ3冊。新大宮というのは小料理店の多い土地柄か、結構こういう料理の専門書が出てきます。安くはなかったのですが、売れなくても自分の蔵書にするつもりならいいやと思って・・・。そんな調子で買ってるから、もうからないし、どんどん本に埋もれていくわけね。
でも、文句なしに楽しめる本です。居酒屋というと酒が主役のようだけど、美味しい肴あっての酒でもあるわけで・・・。「揚げニューヨークと蛸の諸味噌和え」「無責任風ホットチキン」「かぼちゃ不思議焼き」など、ネーミングの妙にも感心。どっちかというとワインに合いそうな料理もありました。
机の上に置いてたら家人が見つけ、「わー、美味しそー。こういうの、作ってよー」。それは、こっちがそう言おうと思ってたセリフだっちゅーに!
by chirindo-tensyu | 2010-08-24 20:32 | Comments(0)

河東碧梧桐の人気復活なるか

「大仏蕨餅奈良の春にて木皿を重ね」
誰の俳句だかわかりますか?エッ、俳句になってない?そんなこと言わないでね。
正解は河東碧梧桐。定型から自由律へ移り、多方面で活躍しながら全国を旅してまわったスーパー俳人で、山頭火なみの人気が出ても不思議ではないと思います。書家としても独自の境地に達した人です。
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その碧梧桐の紀行句文集『三千里』、著者の没後に刊行されたものですが、子息が献辞署名を書いている本が見つかりましたよ。「親爺の馬力をみて下さい」なんて、奮っているではありませんか。
お求めは智林堂で。
by chirindo-tensyu | 2010-08-23 07:54 | Comments(0)

お宝発見! 少女歌劇座の資料と早川雪洲の絵葉書

店の前に自転車がとまり、若い男性が紙袋を提げて入ってきました。「こういうの、買い取ってもらえるとこ知らない?」見れば戦前からの歌劇座のチラシ類。って当店で買い取らせてもらいますよ、と首尾よく入手しましたのがこちら。
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「置いてたってしょうがないから」と売り主。たしかに興味ない人にはそうでしょうけど、収集家にはお宝ですよ。何かのはずみで出てきたのでしょうが、紙ゴミなどに出されなくてよかったです。
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ご丁寧にも優待券やおみやげ袋まで綴じこまれています。同じのが何枚もあり、よりわけて整理するのには時間がかかりそう・・・。
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セピア色の絵葉書も混じっていました。このオッサン誰やと思ったら、何と往年の大スター早川雪洲!
古い映画や演劇の資料は、なかなかまわってこないので嬉しい買物となりました。
by chirindo-tensyu | 2010-08-21 08:11 | Comments(0)

下鴨古本まつりでの収穫★稀書編

会場最北端の売り場(といえば、わかる人にはわかるはず)で発見しましたのがこちら。
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山口誓子句文集『伊勢』(昭36)。誓子の本は処女句集『凍港』をはじめ、ひととおり扱いましたが、本書は初見。随筆集『伊勢詣』(昭19)とは一字ちがいの別の本。著者の還暦記念に刊行されたもので、奥付には非売品とあり、事実上の限定本といえます。これは常連のあの方にまずお見せせねば・・・。「もってない」といったら買ってもらうつもり。
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つづいて古賀まり子句集『緑の野』。開けてビックリ玉手箱の自筆句署名入。「音もなく母寝て卯の花月夜なり まり子」。会場ではほかに三枝昂之の署名入歌集も掘りだしました。エッ、別に珍しくないって?まあまあ、均一本ですから。
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吉澤義則『國語説鈴』(昭6)。犬が店番をしていた店(といえば、これも知る人にはわかるはず)の最終セールで。箱の背文字がうすれて判読しづらかったので残っていたのか。ほくほくとレジにもっていきながら、「これは神田の専門店では5千円位してるんだよおお」と言いそうになりましたが、それは言わぬが花。何せここは老舗の古書店、そんなことは百も承知で出しているはず。京都の人の気前のよさに感服感謝。来年もまた行きますよー。
by chirindo-tensyu | 2010-08-19 17:46 | Comments(4)

下鴨古本まつりでの収穫★雑書編

下鴨ではもう、業者であることも忘れ、とことん自分が楽しむつもりで買いました。
手はじめに雑書から・・・。
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斎藤清衛『東洋人の旅 欧羅巴紀行』(昭12)。個人的に古い紀行書を蒐集しているので手がのびましたが、古書的価値はないと思います。挿絵も著者によるもの。国境越えの所持金検査で、武内宿弥の拾円札を珍しそうに眺められたなんて書いてあります。
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児島喜久雄『希臘の鋏』(昭17)。初日に見かけたのが最終日にもまだ残っていました。こんな本を買うのは自分だけかなと思いつつ購入。古書と鋏は使いよう。
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大正12年刊の藤村全集の「紀行と感想」の巻。天金・背革・布表紙。ずしりとした重みがたまりません。
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明けやすき夏の夜に猥談などいかが・・・。昭2年刊。

明日の稀書編につづく・・・。
by chirindo-tensyu | 2010-08-18 09:24 | Comments(0)

下鴨納涼古本祭最終日のうさはらし

先日の新古書店セールで奇策を弄され、思うように本を買えなかった鬱憤ばらしに、というわけでもないのですが、最終日の下鴨神社古本祭へふたたび参加。良い本を安く大量に買いたいという、燃えたぎるような想いをぶつけてみました。
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初日とちがって値下げしている店が目につきます。全品半額とか、10冊で500円とかいう店も。新たに補充されてある本もあり、買いも買ったり無慮300冊! 中には同業者から馬鹿にされるような駄本もあったかもしれないけど、それでもいいんです。自分の気のすむまで買いたかっただけですから・・・。
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気がすんで、ふりかえってみた会場のせせらぎはあくまで清澄でした。
by chirindo-tensyu | 2010-08-16 20:13 | Comments(2)

新古書店のセールで白川静の字書が・・・

いきつけの某新古書店で今回も参加してきました。一日限定・単行本全品均一セール!
開店前に並んでいたのは8人ほど。同業者のバタフライ氏を見かけ、「こんなとこより、下鴨の方がよっぽどあるんだけどねー」などと雑談。前回、激しい争奪戦を繰りひろげた機関車君の姿もありましたが、今日はなぜか妙に落ちついて列の後方に並んでいます。
さて、開店!店員に「走らないでくださいねー」とやんわり注意を受け、小走りに奥の棚へ。と、機関車君は棚には目もくれず、下のストッカーを開けて次々に本を取りだします。白川静の『字統』『字通』『字訓』などの名著が手品のように出てきたのには唖然、呆然。さては前日以前から、前もって隠していたのか。何という姑息な・・・。寡黙なバタフライ氏も珍しく、「それはあかんのちゃう」などと彼に語りかけていました。
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気をとりなおして、機関車君の守備外の数学書・奈良本など買いましたが、気分は釈然としません。自分だけにわかるように隠しておくなんて、フェアじゃないですよね・・・。っていうか、そんなに欲しかったら、見つけたときに半額でも買っとけばって感じ。
ボーモントいわく、「恋愛と戦争においては、あらゆる戦術が許される」。それは、古書市場においてもあてはまるのでしょうか・・・。
by chirindo-tensyu | 2010-08-14 20:37 | Comments(0)

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