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奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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駅近と商店街にこだわった古本屋

「いい所を見つけはりましたね」開店当初は言われたものです。
良いか悪いかはさておき、駅近の商店街というのが、店舗を探すにあたっての絶対条件でした。
はじめは自宅から自転車で通える、近鉄沿線の学園前駅・西大寺駅前などを視野に入れましたが、どうもピンとこない。ことに学園前駅前っていうのはブランドの一人歩きか家賃がやたら高くて、そのわりに集客力に乏しいような・・・。西大寺付近も、地理的に中途半端で、古本屋としては採算が合いにくい気がしました。
地元客だけではなく、ビジネスや観光の客も幅ひろく取りこむには奈良駅周辺しかないだろう、と。そういう結論に達し、いくつかの不動産屋をあたったのです。はじめは雑居ビルの3階の一室やメインから一本外れた裏通りの空き店舗を紹介されたりしましたが、絶対に商店街に面した1階でなければと、こだわりぬきました。
そこで行きついたのが現在の店で、当時は雑貨商だったのが、閉店するとのこと。この辺はテナントが次々に入れ替わるので有名な地区で、その店も1年もたなかったらしい。大いに不安はありましたが、奥行きが深く、天井の高い店のかたちがどう見ても古本屋仕様で、「ここしかない」。そんな直感から、契約にこぎつけたわけです。同じ商店街のならびに、すでに3軒もの古本屋があったことも大きい。古本屋は他の業種と違って、競争というより相乗効果の方がはたらくんですね。その3店には開店時に挨拶に周りましたが、皆さん好意的に迎えて下さいました。ことに、朝倉文庫さんには貴重なアドバイスを受けました。
好立地とさまざまな好条件に支えられて、智林堂は間もなく5周年を迎えます。
by chirindo-tensyu | 2010-11-30 20:39 | Comments(2)

文庫本の処分に追われています

もう、どうにもならぬくらいあふれてしまった文庫本、せっせと在庫処分にいそしんでおります。一つの基準として、新刊書店・新古書店にいくらでもあるようなもの、軽い読み物ははなるべく店頭には出さない。それで、作家別にまとめてヤフオクに激安で出品しているのだけれど、これがなかなか大変なんだ。
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たとえば、船戸与一の文庫本セットの画像をアップして出品し、再チェックしたら、なぜか1冊藤田宜永の本が混じっていたりする(修正前の画像で間違い探しをしてみてください)。ああ、作家の五十音順に機械的に分類し、箱詰め作業をしたときにまぎれこんだなと気づいてあわてて修正。どちらも同じように見えるので・・・。いや、そんなこといったら全然ちがうではないかとお叱りを受けるかな?私は最近の作家には興味がなくて読んでないので。
とにかく、不要な在庫は極力減らし、身軽になって正月を迎えたいと思います。
by chirindo-tensyu | 2010-11-29 20:09 | Comments(0)

来月から完全不定休に移行します。

突然ですが、智林堂は従来の木曜日定休をあらため、来月から不定休とさせていただきます。来年度版の電話帳の広告にもそのように掲載します。
理由はやはり、定休日があると柔軟に対応しにくいってこと。今までは木曜定休だったけど、たとえば水曜どしゃ降りで木曜がお天気というパターンなら入れ替えたほうがいい。それに、店舗外での取引量が増えて、どうにもならん日もあるということで・・・。とくに来年からは1300年祭の反動で客足が鈍ると予測され、店売りにこだわるより、他で収益があがるならそちらに重きをおこうと。これは生き残りをかけた戦略でもあります。
休みの日にあてにして来られた一部のお客さんにはご不便を強いることになりますが、ご理解のほどお願いします。
by chirindo-tensyu | 2010-11-28 20:17 | Comments(3)

文庫本の整理にはペットボトルの段ボール箱が最適

何千、いや万単位にはなるであろう文庫本の整理を進行中。すべての本を区分し、どうにもならない本をまずはブックオフで処分。『小泉(元首相)の明日をよむ』というような本でも買い取ってくれるからありがたい。明日どころか何年も前に終わってるてば! でも、10円か20円といった値段なので、できるだけ有利に売却したい。学術・古典・ノンフィクション系、一部の売れ筋は店用に確保するとして、残りの不要な本はどうするか。ともあれ、作家別にまとめる作業に数ヶ月を要しました。
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役に立ったのが、ペットボトル用の段ボール箱。文庫本を3列に収納するのにピッタリのサイズなんです。しかも、指1本くらいの余裕があるから出し入れしやすい。LPレコードの収納にも重宝できます。著作の多い作家はそれにも収まりきれず、別の大き目の箱になりましたが・・・。
それで、次に考えたのが、作家ごとに何十冊単位でかまとめてヤフオクに出すということですね。幸い、そういう最近の作家は出品するにも個人別の分類項目がありますから、そこへ出すとファンの目にとまるんじゃないかと。30冊セットで千円とか、送料をかけても求めやすい値段で出品し、在庫一掃をはかるのが狙い。それにしても、一人の作家の出す本の何と多いこと。まともに店に並べていたらそれだけで一棚埋まってしまう。誰とはいわないが、あんたら書きすぎじゃー。
by chirindo-tensyu | 2010-11-26 20:29 | Comments(0)

やっと売れたトヨタ財団史など

依然、智林堂の在庫は高水準にあり、きたるべき大口買取に備えて処分を急いでいます。
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店売りでは目にとめる人もなく、ヤフオクに再々出品してやっとこさ売れたのが『トヨタ財団30年史』。CD-ROM付の立派な本が800円ですよ、アナタ!「日本の古本屋」サイトでは2千円から1万4千円で売られていて、その上下幅の落差にも驚いたが、定価のない本は値つけが難しいということだ。題名にトヨタとあっても自動車とはほとんど関係のない、ゆえにカーマニアも手を出さない特殊な本だしなあ、売れてよかった。
買ってくれたのは古い知り合いの大阪の大学の先生で、今回、『大阪歯科医師会会史』セットなどもあわせてお買い上げ。あまり人の買わないような本を買ってくれるのでありがたい。ちなみにこちらのセットは歯医者さんの顧客からメインの蔵書とは別にタダ同然でお譲りいただいたもの。3冊で千円にしかならなかったけど、必要な人への橋渡しができたとおもったら嬉しい。
by chirindo-tensyu | 2010-11-26 09:44 | Comments(0)

大衆娯楽雑誌「ヨシモト」の復刻版

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戦前の芸能雑誌「ヨシモト」の復刻版セットを初めて見かけたのは、吉本会館にもほど近い天地書房難波店のガラス棚でのこと。3万6千円だかの値札がついていて、そんなにするものかとびっくり。もちろん、そんな値で買えやしないし、個人的にはさして興味もない。
ところが、後日大阪市内の某店に寄ると、本書がこれまた逆の意味で信じられないような値段で出ていたの。天地での記憶があったからためらいもなく購入。化粧函入りで全23冊別冊付。非売品で定価の記載はないから、その店としては値段のつけようがなかったのだろうね。
「日本の古本屋」サイトで調べてみると、4件ほどヒット。大阪・京都の老舗古書店のほか、東京の石神井書林も出品している。この、石神井書林というのは何気にすごい本屋だ。近代詩歌が専門とのことだが、芸能・モダニズム文献への目配りも効いている。価格は最高が4万7千円ほどで、この中では天地が結局一番安かった。そう、天地さんは例外もあるけど、昔からどこよりも安いんだ。
さて、では智林堂としてはどうするかというと、大阪ならともかく奈良では店売りは無理。それで、例によってヤフオク。安く買えたので安く出品しよう。1万円からのスタートだ。芸人さんや研究家の方が買ってくれるとうれしいのだが・・・。
by chirindo-tensyu | 2010-11-24 20:50 | Comments(3)

天牛堺書店で見つけた軽便鉄道の本など

天牛堺書店にはちょくちょく鉄道の本も出ていて、それも狙い目のひとつ。鉄道マニアなら船場店に行くといいかも。常備棚にはちょっとした鉄道書コーナーがあって、古い京阪や近鉄の時刻表が並んでいたりする。ビジネス街という立地もふくめて穴場といえるでしょう。
さて、最近同店で買った本を披露すると・・・。
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五十嵐勇『世界汽車の旅』。これは百円文庫&新書コーナーから。まあ、百円でも迷う本だが手はじめに。
村上義晃『続・盲腸線紀行』平19。退職後の趣味としてもよい全国路線の盲腸線めぐり。国鉄全盛期はすごかったけど、今でもあるんだね、乗ろうとしても乗りにくい盲腸線。正編も探してみよう。
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つづいて、中川浩一他『軽便王国雨宮』昭47。レア本のにおいがして買ったみたが、やはりそうらしい。まぐれあたりというべきだろうか。
国分隼人『将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情』。当然ながら、北朝鮮にも鉄道はある。いつかぜひ乗りに行ってみたい。
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ビルマ会『パゴダの鐘』昭31。箱の題名を見たかぎりではありふれた戦記もののようだが、表紙の副題には「特設鉄道隊の裸像」とある。泰緬鉄道の文献としてとりあえず買っておくか・・・。
そんな調子で次々と買ってしまうんだ。どうしたものだろう。
by chirindo-tensyu | 2010-11-23 20:19 | Comments(0)

天牛堺書店の新たな愉しみ

同業先輩のバタフライ氏に天牛堺書店のことを話したら、「あっこは業者の市でも一番たくさん買っとるよー」。そりゃ、そうだろう。あれほどの店舗数と本の供給量を維持するには、買取にも相当力をいれているはず。奈良の電話帳にまで大広告を載せているもんな。
その天牛堺書店が新規にポイントカードサービスを始めました。通称ブルーカード。入会金300円はちと高いけどすぐに元がとれるだろうと早速入会。たまったポイントに応じて紙の商品券を送ってくるというのは今どき珍しいシステム。
さあ、何枚送られてくるか楽しみだね。
by chirindo-tensyu | 2010-11-22 19:26 | Comments(2)

頼山陽『日本外史』がいきなり売れた

もう何年も前に持ちこまれた本で、そのまま売れずに残っていた頼山陽『校正日本外史』全12巻。
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明治刊の和本。これは店売りでは無理だなと思い、処分するつもりでヤフオクに出品していましたら、ご来店のお客さんが「頼山陽の本はないか」と言われます。それで、本書をお見せしましたら何と即断でお買いあげ。こんなこともあるのですね。急遽、ヤフオクの出品は取り消し。まだ入札者がなくてよかった! 有料オプションの「注目のオークション」手数料は損しましたが、それはさして問題ではない。正直、もう私の記憶から遠のいていた本で、ヤフオクに出していなかったら、聞かれてもないといっていたかもしれず、結果オーライ、売れてよかったと思います。
by chirindo-tensyu | 2010-11-21 21:12 | Comments(0)

大阪古書会館の即売会に初参加

古書会館ってどんな所? 限られたプロの業者が集まって真剣な顔をしながら取引している? いえいえ、そうとも限りません。月に3日位は即売会として一般客にも開放されているんです。
ではその様子をのぞいてみましょう。谷町筋を一本外れた閑静な商業地の一角。何を隠そう、智林堂は組合には非加盟だし、ここへ来るのは実は初めてなんだ。
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開館前には早くも人だかりが。ほとんどが中高年の男性。10時の開館とともになだれこみますが、ある種の即売会のような殺伐とした雰囲気はありません。
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なるほど、規模的にも価格的にもインパクトに乏しく、セドリや均一本狙いだけが目的なら他へ行ったほうがよい。珍本の出品もあるけどしっかりした値段がついている。かろうじて日本思想大系の「寺社縁起」や岡部伊都子の著書などを購入。
「法律書30本口(約600冊)一括 価格相談」なんていうのがドーンと置いてあったりするのはやはり古書開館ならでは。でも、一般客はもとより一般業者でもこんなのは買わないと思うんだけどなあ。安く買えても送料のほうが高くつきそうですね。
by chirindo-tensyu | 2010-11-19 20:28 | Comments(4)

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