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奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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季刊銀花特装本★金守世士夫・木版画「バリ島の猫玩具」

「季刊銀花」は特装本も出している。
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手元にあるのは第83号で美麗な帙とボール函入。むろん、付加価値はそれだけではない。
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金守世士夫の彩色木版画「バリ島の猫玩具」も1葉挿入。何とも楽しいハッピーな気分になれる絵柄だ。蔵書票の付録もあり、剥がして使えるようになっている。
限定200部にしては古書価は意外と安く、定価(15000円)割れで取引されているようだ。智林堂での価格はさらにお買い得! 「銀花」の特装本では、号数と内容によっては数万円に及ぶものもあり、この金守世士夫の号なども、将来はプレミアがつくかもしれない。
お年玉はこれで決まり!
by chirindo-tensyu | 2010-12-31 06:23 | Comments(3)

古本屋のアルバイト

「アルバイトに雇ってもらえませんか」と若い男性の声で電話があった。古本屋の仕事に興味があるとのことだが、残念ながらお断りするしかない。とてもそんな余裕はないのだ。唯一の例外のちりんちゃんは、あるプロジェクトにむけて進行中で、12月からしばらくの期間、店番を休むことになった。そのうち、本人からも事情の説明があるだろう。
週に3日の半日バイトをしてもらっていたちりんちゃんが来れなくなって店主の負担がふえたかというとそうでもない。むしろ、気が楽になった面もある。というのは、やはり親族といえども家族ではないのでバイト代はきちんと払っている。こちらもそれに見合う成果を上げようとつい仕入れを頑張りすぎたり、無意識のうちにストレスもたまっていたようだ。もともと、人を雇うガラではないのである。
在庫管理を正確にできるという意味でも、店主みずから店番をする意義も大きい。人任せだと、どうしてもそういうのがおろそかになるから。まだあると思っていた本がもう売れてなかったりする。主だった書目はノートにつけてあるが、自分が店番でないときに売れたのは記憶に残りにくいものだ。
でも、忙しいときは時間や労力が金で買えるなら買いたい。店番や仕入れを手伝ってもらって大いに助かっていた一面もあるわけで、時期がくればまた復帰してもらおうとかと考えている。
当面は不定休とし、ひとりでのんびりやるつもり。でも、時々ちりんちゃんから偵察?の電話がかかってくるのは困ったことだ。
by chirindo-tensyu | 2010-12-30 21:27 | Comments(3)

佐藤勝彦画伯肉筆画入「季刊銀花」

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手元にある3冊の同じ号の「季刊銀花」、どれも同じように見えますが・・・。
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中を開けると挿絵が微妙にちがう。そう、これらには佐藤勝彦画伯が一枚ずつ手書きで描いた絵が挿入されているんです。「銀花」のバックナンバーは初期の号をのぞいて古書店でも均一価格で安売りされていることも多いが、この第56号は要チェック! 他に24号でも同様の試みがなされている。
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手元の本を見るかぎりこの号ではまだ無彩色であったようだが、すべてがそうかは不明。いずれにせよ、1冊ごとに少しずつちがうので複数冊集めて見比べるという楽しみ方もできるわけ。
佐藤画伯は奈良県在住とあって智林堂でも人気が高い。帝塚山学園で教わった方も時々探しにこられる。その期待にも添えられるようストックをなるべく切らさず揃えておきたい。
by chirindo-tensyu | 2010-12-29 09:04 | Comments(2)

公費購入で「奈良市史」が売れた

市内のかの有名な公的機関から「奈良市史」の注文が舞いこんだ。公費購入ということだ。いまさらなぜ奈良市史をという気もするが、何らかの事情で必要性が生じたらしい。さらに奈良市史なら他店でも在庫がありそうなのになぜ当店にという疑問符もつくが、とにかくご指名いただいて光栄だ。早速、納品せねば。
公費購入の場合は少々ややこしい。納品書・請求書・見積書などの書類をそれぞれ用意し、後払いで送金されてくるのでこちらの銀行口座なども通知しておかなければならない。しかし、少々時間はかかるが確実に送金されてくる、ありがたい顧客だ。
以前、西洋史の関連書に力を入れていた頃は東北の某大学のヨーロッパ史研究室からドイツ語のフッガー家の文献などをご注文いただいた。気をよくして全国の他の公的機関にも目録をばらまいたりしたが、反応はそれほどでもなかった。まあ、当店は県外では知名度も低いし、そういうものだろう。
そういえば紙の目録はこのところ出していない。いつ何時、どこから注文がとれるかもしれず、主要な書目だけでも在庫リストを作っておこうかとおもうのだが・・・。
by chirindo-tensyu | 2010-12-28 20:03 | Comments(2)

歳末の古書買取模様★コミック「家栽の人」など

店頭への小口の持込みが急増するのは年末特有の現象か。
古いぼろぼろの漢和辞典ほかを売りに来たお客さん。もう、本としての生命が終ってます。値段にならない旨告げると、
「ほな、処分しといて」。
「処分しときます」といって、均一棚に並べたりはしない。そのまま捨てるだけだ。「うちはゴミ捨て場ではありませんのでお持ち帰りください」毅然とそう言えるようになるには、まだ修業不足かも。
一方、『法華験記』『唯識仏教辞典』などを持込みの顔なじみの顧客。これらはいただき!しかし、右から左へさばけるわけでもない高額の専門書をそれなりの価格で買い取るのもつらいものもある。こんなことで正月の餅代は出るのか?
コミック『家栽の人』セットを抱えてきたのは親子3人づれ。当店では不要なものだが無言の圧力を感じて買取。「お小遣いになったね」と父親が子供に渡しているのをみて、むげにことわらなくてよかったと思う。しかも、店番の合間に読み始めると結構面白いのだ、これが。家庭裁判所を舞台にした漫画だが、タイトルは「家裁」ならぬ「家栽」。その意味は読めばわかります。
by chirindo-tensyu | 2010-12-27 19:52 | Comments(0)

日本刀を買取してきたものの・・・

最近はもう何でも屋と化している智林堂、買取先で古書と同時に漆器・三味線・日本刀などもいただいてきた。
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日本刀といっても短刀で、刃渡り30センチ未満。装飾もなくシンプルな造りで、骨董的価値は素人目にもなさそう。明治時代の軍刀のようで、登録証もついているから売買しても法的には問題ない。
ただ、第三者に転売するには名義の書換えが必要らしい。大手刀剣商・飯田高遠堂のホームページhttp://www.iidakoendo.com/にその辺の手続きのやり方が詳しく載っていて参考になった。簡単な届出書を県の教育委員会に提出するだけでよいらしい。近いうちにやっておこう。
しかし、困ったことにヤフオクに出品するのは無理なようだ。以前はわりと自由に売買されていたはずだが、ダガーナイフを使った殺傷事件が発生したりしてから規制が厳しくなったらしい。
「日本刀」で検索すると、何件も出品されているようだが、よく見ると模造刀であったり、鍔の部分のみであったりする。その一方で包丁や古代の銅剣などは堂々と売られている。ガイドラインでは「殺傷性の高いものは出品禁止」ということだが、それなら包丁もそうなのでは? 
日本刀には美術工芸品としての側面も大きいのに、一律に兇器あつかいされるのは寂しいことだ。
by chirindo-tensyu | 2010-12-25 20:07 | Comments(0)

掉尾を飾ることができた古書買取記

今年最後の、かどうかはまだわからないが、とあるお宅で大口の買取があった。頼もしき助っ人と昼過ぎにうかがうと、ご夫婦で整理のまっ最中。どの店に委託するか考案中に当店のブログもご覧になったとのこと。ブログをやっている=ちゃんとした店という評価につながったらしい。これは恐縮千万、でも嬉しい。ブログ自体は無償の行為で直接的には利益を生まないが、やはり一定の宣伝効果はあるようだ。これからも続けよう。
肝腎の蔵書内容は日本史・考古学関連が中心、事前に主だった書目を聞いていて予想以上でも以下でもなかったが、いい加減な本はあまりなく、全体的にレベルの高い内容だった。全集類は厳しい気もしたが、、思い切って買い取ってきたつもり。こういうここ一番の局面では、いかに安く買うかなどは問題外で、確実に買って帰るということが重要なのだ。
意外なところで小松左京のコレクションもあったが、小松氏は奥さんのご友人で、贈られたものだから残しておかれるとのこと。へー、そりゃすごいや。
蔵書は結局まだ全部は整理しきれないとのことで、年が明けてからまた残りをいただきにいくことに。余談ながら、旦那さんとわが助っ人が以前、一時期同じ職場だったらしく話がはずんでいた。そういう偶然もあるのだ。世間は意外と狭いなあ。
by chirindo-tensyu | 2010-12-23 21:00 | Comments(2)

日経BPの「旅名人ブックス」シリーズ

奈良ビブレの啓林堂書店の奥に気に入りの一角がある。「旅本」コーナーで、地域や国別に分類された本がずらりと並ぶさまは壮観である。アメリカだけで1棚ぶんはある。何という贅沢な空間か。ところが、である。日経BPの「旅名人」がない! 担当者にきけば当店では取り扱いがないとのこと。版元と契約の扱いがあれば品切れ以外は常備してあるはずだが、それがなければ1冊も置いていないというのは準・大型新本書店の限界であり、宿命なのか。
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「旅名人ブックス」は1990年代の後半に創刊され、今や100タイトルを超える人気のシリーズである。ガイドブック感覚では使いにくいのだが、写真がきれいでマイナーな地域も載っていて楽しい本だ。私はそもそも同シリーズの『台湾の温泉&スパ』という本を探し啓林堂に立ち寄ったのだが、ないといわれて結局アマゾンで買った。予想以上に詳しくてやはり満足のいく内容だった。
by chirindo-tensyu | 2010-12-23 10:00 | Comments(0)

奈良町の旧家で古書買取

電話があって、ひさびさに奈良町エリアでの買取。ご近所さんなので台車をひいて散歩気分でぶらぶらと。せわしない商店街から奈良町へ入ると、時間がゆったり流れている感じで落ちつく。通りすがりの菓匠の「酒泉菓」という菓子に目がいく。湯気をたてていて美味しそう。おっと、買い食いしている場合ではない。
向かった先は界隈のとある旧家で、内容は西村京太郎などの文庫本が3箱。まともな業者ならまず取りあわないものだ。にもかかわらずいただいてきたのは、真の狙いが別のところにあったから。こういう古い民家には年代ものの古書も眠っているのではないかと・・・。
訊けば案の定、先代の蔵書で古い戦記ものなどがあるとのこと。
「そういう古いものの方が評価できると思いますよ」
「あら、そうなんですか」
整理ができたら改めて呼んでもらうよう頼んできた。
by chirindo-tensyu | 2010-12-22 19:05 | Comments(0)

台湾の温泉と古本屋めぐりをしてみたい

さて、新春恒例の海外渡航は台湾と決まった。1月6日から1週間の予定で、その間智林堂は休業させていただく。そのかわり正月は元日も営業だ!
台湾は2度目なので、今回は「地球の歩き方」にも載っていないような場所へ行ってみたい。山中の秘湯めぐりなんかも面白そうだ。
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それで今計画をたてているが、頼りになるのが現地版の地図と旅行案内書、それにネットでの情報。何しろネットでは路線バスのルートや時刻まで調べられる。(ただし主要路線のみ)
台北の古書店も訪れてみよう。日本の統治時代の古書がまだ残っているかも。いや、それは期待薄か。もうあらかた買いつくされてしまったという噂だし。あっても安くはないだろう。
とくかく、温泉と古本とセットで楽しめればいうことはない。
by chirindo-tensyu | 2010-12-22 07:58 | Comments(0)

古書全般買取

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