奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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四天王寺古本祭での奈良本の収穫など

四天王寺で買いつけた本がドーンと2箱届いた。ほんとは重量的に3箱になるといわれたのだが、受付の女の人をくどいて(?)2箱にしてもらったのだ。ちなみに1箱送料500円かかる。
いやー、今回はいいのがあった。均一台、もうブックオフより安い、ありえんというのもあった。
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まずは確保すべき奈良本、松本楢重『大和路塔影』署名入、岡田弘子『古京の芝草』昭16、犬養孝『萬葉とともに』2冊など。いつかちりんちゃんが、すんでのところで他の客に持っていかれたといっていた山本健吉『大和山河抄』も難なく購入。
杉本苑子『利休 破調の悲劇』、これはいかにも均一向けだが献呈署名入とあっては! 馬場あき子の署名本も見つけた。
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自分の趣味で買ったのは洋書『アイリッシュ・ウィスキーの千年』、和田民樹『旅ゆく心』昭17、冠松次郎『黒部渓谷』全2冊など。
2箱程度では買い足りないというか、小手調べだったがこれでよしとしよう。
by chirindo-tensyu | 2011-04-29 20:55 | Comments(0)

四天王寺古本祭に初日から参加

忙中閑あり。四天王寺の古本祭に今年も行ってきた。初日は平日でしかも雨もよいとあってか客は少なく、知ってる人には誰とも出あわなかった。ちょっと覗いてみるつもりだったがそれで済むはずはなく、今回も破竹の勢いで買い進めてしまった。主だった出品業者や受付の人からは顔をおぼえられたが、智林堂とは気づかてれていまい。本の好きな好青年(いや、もう中年か)と思われているだろう。結局、気がつけば6時間ほど経過、ほとんど開場から閉場までいたことになる。
途中、にわか雨で均一台がブルーシートで閉鎖されるなどのハプニングもあった。「天気予報では降水確率がゼロといってたのにー、殺生な」という業者のぼやきも聞かれた。こういう青空市では雨はやっかいものだ。ことに本日は風も強く、雨が流れて本にかかってしまう。
雨で均一台が封鎖されている合間に昼食タイムとしした。境内には食堂もあるが、缶ビールが400円などいかにも高い。でも、ちょっと歩けばコンビニがある。そこで弁当と缶ハイボールを買って帰り、休憩所は雨宿りの人々で満席だったのでやむなく境内の石段で飲食していたら急に堂の扉が開いて寺院の関係者が出てきた。やばいと思ったが何もいわれなかった。四天王寺は寛大な寺院であった。
by chirindo-tensyu | 2011-04-28 20:15 | Comments(0)

ブダペスト行フィンランド航空Eチケットを購入

「今年も行くのですか?」
「行きますとも!」
初夏恒例のヨーロッパ旅行。これをやらないと智林堂の夏は始まらない。
というわけで、計画もまとまらぬまま航空券だけ先に抑えておいた。例年お世話になるフィンランド航空にネットで直接アクセスしてEチケットを購入。ブダペストまでの単純往復が特定の一日だけ何と6万円台であるのをみて速攻購入。もっとも燃油料・空港税など諸経費を含めると10万ちょっとになるが、それでも安い。
Eチケットの購入手続きは簡単、区間と日程と値段をみて納得したらクレジットカードなどの情報を入力してログインし、画面上から申しこむだけ。座席なども見取図を見ながらその場で選べる。面白いことに、見事に前の席から順に埋まっていってる。まあ、誰だって前の方がいいんだろうけど。ただし、ヨーロッパ国内の乗継ぎ路線は当日確定となっていた。これは予約状況によって機種を換えるためだろう。
時差的に現地のオフィスが動き出す頃になって、Eチケットの案内が英文のメールで送られてくる。これをプリントするか、番号を控えて当日空港に申し出ればOK。
今回はあまり欲ばらずに、ハンガリーと隣国ルーマニアの田舎に的をしぼってまわるつもり。売った買ったのせわしない日常を離れて、本来の自分を取り戻したい。
by chirindo-tensyu | 2011-04-26 20:12 | Comments(0)

三味線が高値で売れたのは象牙の撥のおかげ?

ヤフオクに出品していた三味線が売れた。
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邦楽器では以前、尺八を扱ったことがある。なにぶんこちらは門外漢で、何流かと訊かれて返答に窮したりしたが、予想よりは高く売れた。
今回の三味線は皮に裂傷があり、どうかなと思いつつ安値でスタートしたのだが、出品直後から激しい競り合いとなった。ヤフオクを通さず直接交渉を持ちかけられたりする始末(できるわけないってば!)。フタを開けてみると、まさに桁ちがいの額で落札されていた。これが本来の相場か、それとも時の運を得て過熱した結果なのか。
そこまで人気を集めたのは付属品がひととおり揃っていたこと、古い函つきであったことも一因であろう。象牙製の撥などは単体でも高く取引されているようだ。函も重要で、古い桐函入りの謡本を売ったときは、購入者からじつは函狙いで中身はどうでもよかったという談話も聞かされた。
いやー、勉強になりましたね。
by chirindo-tensyu | 2011-04-25 08:21 | Comments(0)

「原子兵器の効果」や「放射線被曝の歴史」など原発関連本

福島の原発事故を受け、関連本がまたたくまに売れた。便乗するわけでないが、時流にあった本を探しだしてきて売るのも古本屋の仕事と心得ている。
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ヤフオクでは原発関連本の位置づけのつもりではなかった『原子兵器の効果』という本まで売れた。これは戦後アメリカの当局がまとめたもので、非常に入手難の貴重書。落札価は7349円、状態がよければ1万はいったろう。
広河隆一『チェルノブイリ報告』(岩波新書)は意外と見かけない1冊。500円のスタート値が3320円まで競りりあがったから上々だろう。カバー付の岩波新書で3000円もするのは他にそうないのでは。思わずブックオフに行って新書の棚を探してしまったが、2匹目のドジョウはいなかった。そう簡単に見つかるわけない。だからこそこんな値段になるのだ。
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かわりに中川保雄『放射線被曝の歴史』という本が目にとまった。チェルノブイリ事故についても言及があり興味深い。すでに絶版なのか、アマゾンで調べたらびっくりするような値がついていた。
by chirindo-tensyu | 2011-04-22 07:00 | Comments(0)

ヤフオクの快進撃に店売りをついに一時断念

早朝、目ざめていつものようにヤフフクの画面を開き、わが目を疑った。一夜にして30点もが落札されている。中には1点で数十冊の全集などもあり、かなりの分量だ。
茫然となったがとりあえず気をしずめ、該当のページをプリントアウト。一人で複数点落札しているケースもあり、瞬時には把握できないので蛍光ペンを使って塗り分けていく。そして個別に送料と代金を計算し、取引ナビで連絡。
その直後から落札者から支払いが完了したとのメールが次々入る。ネットバンキングで画面から瞬時に送金されてくるので、毎度のこととはいえ慌ててしまう。
そして昼まで自宅在庫の梱包と発送に追われ、店へ向っても同様の作業がある。店では通常は営業しながらそれらの業務ををこなすのだが、これだけ量が多いとそうもいかず営業はあきらめて一日発送作業に集中した。ただし、何かの時のために「店内で作業をしています。御用のある方はシャッターを叩いてお知らせ下さい」との貼紙をしておいた。そういう店はこの業界では珍しくなく、主にネットや目録で販売しているとどうしてもそうなってしまうのである。店舗はこのさい倉庫兼事務所と割りきってしまうしかない。
もちろん、それは当店の本意ではなく連休中や行事のあるときなど多数の来客を見こめる時期は店売りを優先するつもりなので、ぜひご来店ください。
by chirindo-tensyu | 2011-04-20 20:05 | Comments(2)

フリーマーケットで買ったガラクタをどうする

家人が近所のフリーマーケットへ出かけ、色々なものを買ってきた。
どれも百円で、つい衝動買いしたらしい。本はないかと思わず訊いたがなかったとのこと。
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ピンキーストリートの人形&ペーパークラフト。何だ、これは。
「オークションに出してみたら?」
一部の精巧なフィギュア人形はマニア間で高値で取引されているというが、これはせいぜい300円位だろう。ただでさえ出品に忙しいのに、全くよけいな仕事を増やしてくれる・・・。
プーさんのぬいぐるみも。愛犬用にということだが、ドーリン君は気に入らないようす。
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「ボクはもう、そんな齢じゃないよ」って。
遊んでしまったら、もう売り物にならないなあ。
by chirindo-tensyu | 2011-04-19 09:47 | Comments(0)

大阪東京の古書店に圧されぎみの奈良の電話帳

新しい電話帳タウンページ(奈良県奈良地区版)が配布された。
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智林堂は今年度も目立つ最上段の一枠を確保。営業時間は「昼~夕方頃 不定休」とした。これで、いつ開けようが閉めようが誰にも文句は言わせまい。昼~夕方とはまた、我ながら苦肉の策というか、巧い表現であると思う。逆に言えば、早朝や夜に来ても絶対開いていないってわけ。そりゃそうだろと思うだろうが、都心部には朝の4時!までやってる古本屋も現実にある。もし開いてるとすれば、この時間帯だよと周知してもらう意味で書いておいた。
それはそうと、不思議に思うのは奈良の電話帳に他府県の店の広告が載っていること。大阪は隣としても、今回は東京の古書店アートエッチまでが広告を載せている。ア社はアマゾンでもおなじみの店で、私もよくお世話になっている。年間百万冊以上の買取実績とあるが、単純計算で1日3千冊弱買っているわけで、これはすさまじい買いっぷりだ! 奈良県内にも受付センターがあるようで、ちょっと私どもには理解のできないような繁栄ぶりである。
一方、業界大手のブックオフは枠広告をやめるなど、栄枯盛衰といって悪ければ新旧交代の大きな変動がうかがえた。もっとも、広告がその店の実力を反映するわけでない。もう紙の電話帳に頼る時代ではないとも思われ、当店も来年からは掲載を考えなおしてみよう。
by chirindo-tensyu | 2011-04-16 19:53 | Comments(0)

チェルノブイリ原発事故関連本を緊急出品

福島の原発事故を受けて、原発の本が爆発的に売れているという。普段はまず動かない地味な分野なのにね。
そこで関連本をかきあつめてきて、ヤフオクに緊急出品!
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チェルノブイリのほか、核廃棄物処理場を追った鎌田慧『六ヶ所村の記録』など。
チェルノブイリには以前から個人的に関心があった。去年ウクライナへ行ったときに足をのばそうと思ったが、現場には未だに放射能が残っていて危ないという。特別な許可を得て、防護服を着ての見学になるらしい。ドイツ人カメラマンが無断で立ち入って被曝したとの話もあり、訪問は見合わせた。かわりにキエフ市内のチェルノブイリ博物館へ訪れたが、こういう所でパネルの展示を見ても臨場感や恐怖感は伝わらないのね。
チェルノブイリの事故当時からいつか日本でも同様の事態が起るといわれていたが、現実になってしまった。今後の教訓に生かせればよいのだが。
by chirindo-tensyu | 2011-04-15 11:11 | ウクライナ | Comments(0)

JALの機内誌「ウインズ」「スカイワード」

一山いただいてきた旅の雑誌類。「旅行読売」などは捨てるとして、JTBの「旅」はとりあえず置いておこうか。取捨選択のために見始めると、つい読みふけったりして作業が進まない。
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JALの機内誌も数十冊あった。「ウインズ」と「スカイワード」。出張などで搭乗の毎に持ち帰ってきたのだろうか。号はとびとびだったが、これだけまとまると何とか売り物にはなるだろう。ヤフオクには、ずばり「機内誌」の項目もある。
機内誌の記事内容はたかが知れているとはいえ、毎号特集を組んで工夫をこらしている。「魔登(魔都にあらず)上海・電影物語」「アメリカ料理のアイデンティティ」「北スペインの音」とか。ちょっと手に取ってみようかと思うよね。
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「パブとバスと本の倫敦」なんていかにも愛好家の心をくすぐる特集で、人気翻訳家の柴田元幸が文章を書いている。これ1冊単独でも値がつきそうだ。
by chirindo-tensyu | 2011-04-12 07:32 | Comments(0)

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