「ほっ」と。キャンペーン

奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
プロフィールを見る
画像一覧

<   2011年 06月 ( 24 )   > この月の画像一覧

オラデアのコンチネンタル・ホテルの客室には温泉が

a0163227_6375144.jpg

サトゥ・マーレから列車でオラデアへ。ルーマニアのふりだし地点へ戻ってきたわけだ。
a0163227_63840100.jpg
a0163227_6385830.jpg

今宵の宿は川沿いにそびえる4つ星ホテル・コンチネンタル。252レイは割安。
a0163227_6382427.jpg

バスタブに湯を張ると、おやっ? 緑色に濁っている。何と、これは温泉水なのであった。洗面所にも湯は「GEO TERMAL」天然温泉との貼紙がある。ヨーロッパで、客室にまで温泉を引いているホテルはきわめて珍しい。源泉は50度以上であろう、水で薄めないと熱すぎるが、好みの湯温でだれにも煩わされずに温泉に浸れるのは幸いだった。ホテルには別に温泉プールもあるらしいが、部屋にあるのなら行く必要がないね。
a0163227_6371993.jpg

テラスからの夜景で今日は締めくくり。
by chirindo-tensyu | 2011-06-29 06:47 | ルーマニア | Comments(0)

サトゥ・マーレでシャトーブリアンの昼食を

国境の川からの帰り道・・・。
a0163227_8304854.jpg

駅は雑草が荒れ放題。でも、終着駅だから、この先には旅客列車は走らない。
日陰の壁ぎわでは犬と羊が鳩首協議の真っ最中。
a0163227_830899.jpg

「ちょっと聞いてー。さっきから変な外国人がうろうろしてるんだけど」
「あー、あの人ね。別に害はないんじゃ。ほっとけばー」
などと言っているのだろうか。
a0163227_8312338.jpg

馬車の通る小道をぬけ、通りがかりのホテルで朝食。
さて、シゲトゥからどこに行こう。いっそ飛行機で一気に飛ぼうかと思ったが、この町には空港はない。鉄道は時間に合わず、10時半のバスでサトゥ・マーレへ出ることに。バスといっても15人乗り位のワゴン車で、座席はもうほとんど埋まっていた。冷房が効いていないので蒸し風呂のようだ。みんなよく我慢してるなあ。途中で乗りこんできた客が運転手に何やら話しかけると、エアコンを作動させた。客が申し出てからつけるとはケチな野郎だ。
おまけにサトゥ・マーレに着くと、ここで降りるのは私だけだったせいか、町はずれの路上で降ろされた。路線バスならちゃんとバスターミナルで降ろさんかい! と怒ってもしかたなく、町なかまで15分ほど歩く。中に噴水のある雰囲気の良いレストランで昼食を摂った。
a0163227_95938.jpg

a0163227_8561958.jpg

シャトーブリアン、この国にしては上出来だろう。午後はまた移動にあてるので、昼食のために町に立ち寄ったようなものだが、その値打ちはあった。
by chirindo-tensyu | 2011-06-28 09:05 | ルーマニア | Comments(0)

ウクライナ国境の川にて

ところでウクライナはもう眼と鼻の先。シゲトゥの町の北沿いにティサ川が流れ、そこが国境になっている。そうとわかれば行かずにはおれようか。といってもウクライナを周るつもりは今回はない。ちょっと橋を渡って向こうの町をぶらついてから戻ってくるというプランも考えたが、ロンプラによるとEU加盟国以外の外国人は審査に1時間くらいかかるとのこと。前年、モルドヴァからウクライナへ越えたときもずいぶん待たされた。それはご免だ。
でも、国境に興味があるので川まで行ってみよう。朝、タクシーをつかまえて「ボーダー!」と叫ぶ。あっという間に着いた。歩ける距離だったな。
a0163227_9263826.jpg

橋のたもとをうろついていたら、国境越えの順番待ちの車から男が顔を出して、「あっちだよ。歩いて渡れるよ」という。それはわかってる。でも、渡らないんだ。国境を見るためだけにタクシーを飛ばしてきたといっても理解してもらえないだろう。
あやしまれないうちに堤防のほうへまわり、河原から橋を望見。
a0163227_9272131.jpg
a0163227_9251287.jpg

乾季のいまは水量が少なく、歩いてでも川を渡っていけそう。でも渡ってしまうと密入国罪になるんだな。川をへだてただけで言葉も民族もちがう別の国になってしまうというのは、いまさらながら不思議な感にうたれる。
羊飼いと少女の姿を見つけたので写真をとらせてもらった。
a0163227_9254443.jpg

こういうシーンに会えただけでも来た甲斐があった。
by chirindo-tensyu | 2011-06-27 09:29 | ルーマニア | Comments(0)

シゲトゥ・マルマツィエイの町とホテル

シゲトゥへの車窓も楽しいものだった。
a0163227_4354344.jpg
a0163227_4355554.jpg

わが国の田舎にもありそうな、どことなく懐かしい風景。
a0163227_4361665.jpg

18時にシゲトゥ駅着。地理的にもルーマニアの北端で、最果ての駅という感がただよう。
タクシーで町はずれの4つ星ホテル・マルマティアへ向かう。ところが、まさかの満室! 夕方だし、バスも停まっていたから団体客で埋まったのだろう。昼間のモカニツァ鉄道の連中ではあるまいな。やむなく中心街まで歩き、目についたホテル・コロアナへ。
a0163227_4474512.jpg

こちらは見かけのわりに広く、室数にも余裕があるようだった。朝食なしで70レイ。まあ、寝るだけの宿だ。
a0163227_4351746.jpg

長かった一日が暮れてゆく。近くのバーでビールを飲みながら黄昏ムードに浸る。
by chirindo-tensyu | 2011-06-26 04:51 | ルーマニア | Comments(0)

ヴィシェウ・デ・ジョスで列車を待つ

ジョス駅で次の列車を聞くと16時39分シゲトゥ行までないという。それは事前に調べてわかっていたが。
a0163227_563524.jpg

時刻ボードは本数が少ないので出発と到着をまとめて掲示。臨時列車を差しひくと日に何本もないことがわかる。
a0163227_581085.jpg

となりでは馬が草を食んでいるようなのどかな駅だ。待ち時間に食事をとろうと思うが駅前には売店があるきりでスナック程度しか置いていない。バーもあったが閉鎖中。10分ほど歩いて町に向かう。町といっても道路沿いに店が何軒か並ぶ程度で、これならススで時間をつぶすべきだったかも。
a0163227_55992.jpg

ようやく見つけたレストランに入り、鱒のグリルやオムレツを注文。白ワインも頼んだがあまり冷えていない。
a0163227_5101357.jpg

a0163227_5115189.jpg

列車の入線を待ちかねて乗る。客車は2輌なのにがら空き。森林鉄道もよかったが、結局観光用の路線なので乗ってしまうと急速に熱がさめる。こういう本来のローカル線にも価値を見出だしていきものだ。
by chirindo-tensyu | 2011-06-25 05:27 | ルーマニア | Comments(0)

蒸気機関車でゆくモカニツァ森林鉄道 復路編

パスティンでは1時間ほどの休憩がある。まずは機関車の付替え作業を見まもる。
a0163227_0511278.jpg
a0163227_0512739.jpg

ディーゼルとちがってやはり魅力を感じるのは白煙で、黒の車体ともマッチしている。
ところで、この鉄道の「売り」はバーベキュー。河原の広場に鉄道員がガスボンベを持ち出してきぱきと作業を始める。なるほど、荷物車にはそれらが積まれていたわけだ。食材はソーセージとチキン程度で値段はやや高い。私はビールだけ飲む。他の乗客も、待ってましたとばかり買いこむ人、手弁当持参組、線路の先までハイキングに行くグループなどさまざま。
a0163227_152335.jpg

帰りに見かけたのはレールカー。線路用の車輪をもった車だ。点検のために走っているのだろうか。一度乗ってみたい。
a0163227_111256.jpg

途中で小休止を経て起点ススへは14時半の到着。記念に絵葉書を買い、幹線鉄道駅のあるヴィシェウ・デ・ジョスまでタクシーを呼んでもらう。
by chirindo-tensyu | 2011-06-24 00:51 | ルーマニア | Comments(0)

蒸気機関車でゆくモカニツァ森林鉄道 往路編

通称モカニツァ森林鉄道はウクライナ国境付近まで延びる狭軌路線で、現在は途中のパルティンまで観光用に蒸気機関車が往復している。地元の人々にも人気なのか、団体客もバスで乗りつけ朝早くから混雑。といっても難なく切符は買えた。昔ながらの硬券だ。
a0163227_493454.jpg

ピカピカの機関車が白煙を吐いてやってきた。客車は4輌で前の2輌が貸切。他に先頭に荷物車もある。トイレはないのでビールは控えよう。
9時定刻発、川沿いに汽車はゆっくり進む。
a0163227_4214831.jpg

警笛が鳴ったと思ったら、前方の線路を牛がふさいでいるのだ。
a0163227_424110.jpg
a0163227_4241442.jpg

途中の渓流で停車し、給水作業がおこなわれる。燃料の薪をくべる作業も見もので、森林地帯ならではの光景であった。
a0163227_4274338.jpg

その先の分岐線路には木材の運搬車もあり、積み出しに今でも使われていることがうかがえる。
a0163227_4475810.jpg

a0163227_4293132.jpg
a0163227_4294678.jpg

2時間後に20キロほど先のパルティン着。降りてから貸切車輌を見ると、「ユングフラウヨッホ」のプレートが。これはルーマニア流のユーモアなのだろうか。
by chirindo-tensyu | 2011-06-23 04:39 | ルーマニア | Comments(0)

ヴィシェウ・デ・ススで森林鉄道の情報を得る

ヴィシェウ・デ・ススという田舎町に来たのはほかでもない、森林鉄道に乗るためだ。前年の訪欧時にも計画したのだが、あまりに不便なところで断念せざるをえなかった。一年越しの執念を実らせて来たわけ。
a0163227_2431666.jpg

ホテル・ブラッドは町の中心にあるおそらく唯一のホテル。朝食なしで60レイと安いがそれなりの設備。1階は居酒屋になっていて女将が切りもりしているようだった。
ともあれ宿を確保して身軽になると、情報を得るため早速駅へ向かう。車で来たときに線路が見えたのでそちらへ行ってしまったが、見当違いの方向だった。
a0163227_3131481.jpg

教えられたカルパティ通りは、いきなり馬のいるような鄙びた路地。住宅街につづく坂道をくだり突き進むと、広大な敷地の駅があった。
a0163227_3142291.jpg

駅舎は意外と近代的でパソコンも置いてある。中にいた若い男に、明日は朝9時発の1本、切符は当日売りだが早めに来たほうがいいことなどを教わる。この時期は週末だけの運行だから、明日が日曜でぎりぎりセーフ!
ススはメインストリートが1本あるきりの小さな町だ。手近な食堂に入リ簡単な夕食をとる。ホテルの泊まり客はどうやら私ひとりのようだった。
by chirindo-tensyu | 2011-06-22 03:08 | ルーマニア | Comments(0)

マラムレシュの村々めぐり 後編 昼食は運転手の奢り

時刻は13時すぎ、腹減った、この辺で昼食をというつもりで、「アー・ユー・ハングリー?」と運転手のマードス君に訊くと、一瞬不機嫌な表情になって「ノー!」。あれっ、何か悪いこと言ったかな。でも、話しているうちに「ハンガリー(アン)」と聞き違えていたことが解って大笑い。誇りたかきルーマニア人に、あなたはハンガリー人かと訊いたら不愉快になるわな。私の発音も悪かったのかもしれない。
もちろん休憩を兼ねてランチをということで、シゲトゥ・マルマツィエイの手前のレストランへ入る。マードス君はハンバーガーとフライドポテトを頼んだので、私も軽いリゾットのようなものにした。「ビールはどうだい」と言われるまま摂ったが、彼は運転中なので水しか飲まなかった、偉い!しかも、勘定は彼がもつという。私が払うつもりだったのだが、ここは好意に甘えることにする。あまり高いものを頼まなくてよかったな。
町でふと見た温度表示計は40度にもなっており、異常な暑さである。緊張が解けて眠い。さらにバルサナの教会群へ案内されたが、観光は正直もうどうでもよくなっていた。
a0163227_20402047.jpg

ここは幹線道路沿いにあり、整備はされていたが面白味に欠ける。「博物館はどうする?」とマードス君。それはパスして次の村ラウドへ急ぐ。
a0163227_204922100.jpg

a0163227_20293193.jpg

最後の修道院を見て、最終目的地ヴィシェウ・デ・ススへ。マードス君ともお別れだ。私の宿泊予定のホテル・ブラッドに空室があるか確かめてから立ち去る念の入りようで、このまま返すのが惜しいような有能な運転手だった。
by chirindo-tensyu | 2011-06-20 20:46 | ルーマニア | Comments(0)

マラムレシュの村々めぐり 中編 世界遺産の木造教会と羊飼い

念願のシュルデシュティの木造教会はのどかな農村の丘にあり、道に迷いながらたどりついた。
a0163227_2131915.jpg
a0163227_1441618.jpg

木組みというのはやはり珍しい。壁を間近にみると歳月を経てきたものの迫力に圧される。民家から少女が出てきて案内してくれたが、鍵をもった管理人が不在で内部は見られず。墓地の入口には世界遺産の表示。観光バスで団体客が乗りつける有名寺院とちがって、こういうひっそりとしたたたずまいの世界遺産っていうのはいいな。
次の村カリネシュティには木造家屋も散見された。谷間に開けた集落で、アジアの村に迷いこんだような錯覚にとらわれる。
a0163227_244883.jpg

生活住居だから、木石その他の素材と新旧が混在していて絵になるような光景を探すのは難しい。山奥の修道院へ向かう途中で羊飼いに遭遇。
a0163227_1564356.jpg
a0163227_157227.jpg

ここの修道院も木造で、僧衣の男が黙々と木を運ぶ作業をしていたのが印象的だった。撮影の許可を求めると無表情でうなずいた。
a0163227_20499.jpg
a0163227_2135414.jpg

a0163227_20283.jpg

帰りぎわにまたも羊の群に遇う。ルーマニアらしい光景に出あえてよかった。
a0163227_211077.jpg


(後編につづく)
by chirindo-tensyu | 2011-06-20 02:12 | ルーマニア | Comments(0)

古書全般買取

古書全般買取 

(学術&一般書、雑誌、古銭、切手、鉄道用品、美術品、刀剣、CD、DVDなど持込歓迎!)

大量の場合は出張買取!
経験豊富な店主が参上し適切査定・即金でお支払
寺社・大学・公的機関OK!!

まずはお電話をemoticon-0129-call.gif

【智林堂書店】
近鉄奈良駅南へ徒歩5分
もちいどのセンター街内

0742-24-2544
(昼~夕方頃、営業不定)
0742-44-3110
(時間外 8~20時頃)

タグ

検索

ブログジャンル