奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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アマゾン発送のため日本郵便で特約ゆうメールを契約

前にゆうメールの運賃のことをブログに書いたら、京都の同業者から電話がかかってきた。特定の郵便局と、大口差出人として特約契約を結べばもっと安くできるという。一度に大量に出す場合の特別運賃ではなく、年間を通じて一定量の差出物があれば受けられる特典で、これは知らなかったなあ。申請の仕方など親切に教えていただく。
早速、店舗の最寄局と自宅に近い2局に同時申請。2局にしたのはそれぞれ地域の管轄が異なるのと、状況に応じてどちらでも出せるようにするため。
この特約メールには色々制限もあり、厚みが2cm以内というのは厳しいが、これはクロネコ・メール便と同じ条件で、値段はずばりその半額程度にできるという。
発送のために郵便局とメール便の取扱所(コンビニなど)とかけもちで周るのは煩わしかったので、ひとつに集約できるだけでもメリットは大きい。
それにメール便には2cmの上がないのが最大の欠点で、定規の枠に通る・通らないでもめることもあったが、郵便局で通らないといわれても通常のゆうメールとして差し出せばよいのだ。
料金は年間差出予定個数によって微妙にちがう。A局では500通見込みで1通80円、B局は1000通で78円という数字が示された。今までヤマトでは160円(厚み1cm以内なら80円)払っていたのが、その値段で送れるのだ。ただし500gを超えると、それぞれ106円・110円に上がるがそれでも安い。
問題は自己申請したノルマを達成できるかということだが、予定個数に足りなくてもペナルティーはないとのこと。ただ、その場合1年契約なので次年度以降は見直しを迫られよう。
今まで送料160円かかるがゆえに利幅がとれずアマゾンへの出品を見送っていた本も80円と考えれば出せるのもあり、登録と出荷にはずみがつきそうだ。
有益な情報を教えてくれた京都の同業者に感謝。

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by chirindo-tensyu | 2012-10-30 18:48 | Comments(0)

1980年代にもあった就職活動日記『クリスタルはきらいよ』 アマゾン出品から

雑本の山にまぎれていた1冊の古ぼけた本、もう少しで廃棄処分するところだったが著者の名を見ておやおやと思った。今をときめくエッセイストの岸本葉子ではないか。アマゾンでもわりと高値がついている。これは捨ててはいけない!
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『クリスタルはきらいよ―女子大生の就職活動日記』(1985年)は岸本葉子の処女作。タイトルはバブリーで軽薄な田中康夫の小説『なんとなく、クリスタル』へのアンチテーゼといわれる。
2番目の著書『微熱の島 台湾』はよく見かけるけど、これははじめてだなあ。所持本には3刷とあり、部数自体はそれなりに出たのだろうが。帯には著者の執筆当時の顔写真もあり、マニアとしては帯付でおさえておきたいところ。
就職活動、略して「シューカツ」なる言葉は21世紀になってしきりに使われだしたが、就職活動そのものは昔からあり、本書はその壮絶な体験記である。シューカツ中の現代の学生諸君もここまでやってるか?ぜひ本書を読んで、明日からの就職活動に役立ててほしい。


(後記)本書は現在すでに売切です
by chirindo-tensyu | 2012-10-27 19:33 | Comments(0)

究極のハウツー本『山の見方・買い方』 アマゾン出品から

古本業者は雑本などは一山いくらで買う。一山見てすばやく値段がつけられなければ失格だといわれる。しかし、現実の「山」そのものを買うとなれば・・・・・・。
山林も誰かの所有物である以上、土地と同様に売買される機会も当然あるのだろう。価値を評価するプロの鑑定士や投機的に取引を手がける文字通りの「山師」も存在するだろう。それはわかる。ただ、その手引きが一般書として刊行されていようとは!
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小倉康彦『山の見方・買い方』(1983年)は類書を見ない画期的な山林売買の専門書。元営林署長の手になるだけあり、地形・土壌・樹種・空撮写真の判別法にいたるまで、山の評価法が詳細に述べられている。これから山を買おうって人は必ず目を通しておくべきだろう。人生の中で山を買う機会なんて、そうないもんな。
なお、本書は『林地・立木の評価 山の見方・買い方』(1998年)と題して改訂版が出されたが、現在いずれも絶版となっているもよう。

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by chirindo-tensyu | 2012-10-25 09:11 | Comments(0)

同業者からかたじけなくも1箱分の古本を恵んでもらう

先日、近所の古本市場前でフリーマーケットが開催された。古着や雑貨のほかに古本の出品もあり、2冊で100円という破格の安さ。出勤前に行き、並べかけてある本を覗いているとまだ準備中で11時からという。時計を見ると10時過ぎ。出直すか迷ったが、自店の営業が遅れるのであきらめて先を急ぐ。安売りしていたジーンズも気になったのだが。
後日ブックオフでK堂さんにその話をすると、彼は当然フリマに行ったという。そうか、みんなよく知ってるな。ブックオフのセール日と同じでセドラーだらけだったかも。とすると思うように買えなかったかもね。
表の駐車場で、K堂さんから別の所で仕入れてきたばかりという本を見せてもらう。すでに検索済みで、「値段のつかない」数箱分がトランクに積んである。欲しいのがあったら選んでもっていっていいよというので1箱分わが自転車に積みこむ。
新潮社の文学アルバムシリーズや川柳・俳句の入門書など、いかにもアマゾンでは安値で売ってそうだが当店ではぜひ欲しいものだった。
いくばくかの謝礼金を払おうとすると、意外にも受け取らない。どうして? 他店の前で取引めいた行為をすることをはばかっているのかな。商取引ではまずいけど、知人同士であげたりもらったりならいいと。とにかく、くれるというのはもらっておき、今度からは自宅の方へ持ってきてもらうよう頼んでおく。
もらいっぱなしでは悪いので、何かできることがあったらお返ししたい。
by chirindo-tensyu | 2012-10-23 17:51 | Comments(0)

アマゾン発送用に一刻堂に会社印を発注

智林堂の店名印は以前ちりんちゃんが消しゴムを削って作った(意外と器用なのね)のを愛用してきたが、さすがに古びて使いづらくなったので新調することに。今度はプロに作ってもらおう。
近所の文房具屋では3500円からなどといわれ、随分高いなと思いネットで探す。
アマゾンに出店中の一刻堂というところに頼むと送料込み1349円。これは安い。しかも品質は悪くない。レイアウトも4行以内なら自由にできる。
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用途は主に本の発送用。ラベルを印刷しテープで貼ったりしていたがやはりコストがかかるし、ゴム印の方が楽だと思って。考えた末、1行目には<差出元>の3字を入れる。発送先と間違われないためにはこれで万全。領収証などに押印する場合はこの部分に紙切れを置いて写らないように押せばよい。
店名の部分はゴチック体にしてもらい(アマゾン出店)の文字を入れる。「アマゾンマーケットプレイスの商品」などとするとそれ以外には使えなくなるので、まあこれは多目的に使うための苦肉の策でもある。

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by chirindo-tensyu | 2012-10-21 18:42 | Comments(3)

アマゾンの梱包発送用に「ミナパック エアキャップ」を購入

まさかただの「空気」に金を出して買うことになろうとは・・・・・・。
アマゾンでの出荷量増大にともない、梱包材料も大量に必要となり、一部は買う必要に迫られてきた。
エアキャップ、俗にいうプチプチは今までこちらが本などを購入した際についていたものの再利用でまかなえていたが、その在庫も尽きて買うはめになった。こういうのに金を払うのはあほらしいが、自作するわけにもいかずやむをえない。
ネットで徹底的に安いのを探し、カウモールで販売中の「ミナパック エアキャップ (600mm×42m) 1巻」を購入。
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ドラム缶のような巨大なパックが送られてきた。これで送料込み1265円はまあ安い。ただ、気泡がちょっと小さめのような気もするが。
本の梱包には、スーパーでただでもらえる段ボールを使えば安上がりだ。エアパックをあえて買う必要はない。それなのに買ったのにはわけがある。
それは総重量を抑え送料を安くするためで、グラム単位でしのぎを削ることもある。たとえば、本の正味重量が970gとし、段ボールでまともに包装していたら1㎏を超え送料450円となる。でも軽いエアパックで包装すると1㎏内に収まり送料340円で済む。110円の差は大きい。缶ジュース1本分が浮く! 何せアマゾンでは送料は一律250円しか支払われないので、こういう努力も必要なのだ。
by chirindo-tensyu | 2012-10-19 18:47 | Comments(0)

奈良の大学でヨーロッパ経済学やビジネス本などの古書買取記

奈良のとある大学の顔見知りの先生から古書買取の依頼が。数日前にも同大同学部の別の先生宅から本を引き取ったばかりで、偶然とは思えない。先生同士の話の流れで、
「この間、智林堂が来て本をもってったよ」
「じゃ、うちでも頼もうかな」ということになったのであろう。
今回は研究室の蔵書の一部を処分されるとのことで、助っ人とともに学内へ。この大学へ足を踏み入れるのは初めてだ。緑豊かなキャンパスで青春を謳歌している若き学徒らの姿がまぶしい。
さて依頼主の教授の専門はヨーロッパの経済学とのことで、関連書が多数。ただ、アマゾンで1円で売っているようなビジネス本も多く、査定に悩む。ビジネス本の大半は古くなったらもうダメなんだよね。
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何とか高く売れそうなのは、
コトラー『マーケティング・マネジメント』全2冊
クレイナー『マネジメントの世紀』
くらいかな。
あと、洋書も多かったが、
フランス語版『スワップ協定』『銀行法』『金融市場の組織と機能』
など、売っていくのは厳しいなって感じ。
一方、室内に残してある蔵書の中には当店好みのヴィトゲンシュタインやプルーストなどもあり、
「これらの本でしたら、もっと高く評価できますよ」と言ってみる。
そのうち、いつかまたという話になる。
当店が以前納品したドイツ語の洋書も棚にあり、
「書いている研究論文の役に立ってますよ」といわれる。
収まるべき所に収まると、本も輝きを増すというものだ。
by chirindo-tensyu | 2012-10-17 18:40 | Comments(0)

復興支援奈良市プレミアム商品券はもちいどのセンター街で

奈良市プレミアム商品券が久々に発売。
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今回は大型量販店やほとんどのスーパーなどで利用できず商店街に特化しているのが特徴で、以前のように長蛇の列ができたり、買い占めによって早期売り切れなどという事態はなく、落ち着いたムードが漂っていた。
もちろん、私も購入したが5万円分にとどめておいた。何しろ使える店が限られているので。
もちいどのセンター街の取扱所で買うと、さらに300円の買物券がついてくる。これは絶対お得。
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しかも、この小さな券面デザインに使われているのは幻の珍獣モチドンではあるまいか。これは使わなくても良い記念になる。百年後にはプレミアがついて百倍で売れるかも?
さて、5万円、実質5万9000円分の商品券の使い道は・・・・・・まず店舗用の備品・消耗品を買う。ちなみに学園前駅前のパラディの百円ショップ「セリア」で使えるのは嬉しい。それと当店近くのスーパー「オーケスト」でも利用できるので、食品と酒かな、やっぱり。

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by chirindo-tensyu | 2012-10-15 18:58 | Comments(0)

『ドイツ国鉄のSバーン・アルヒーフ ベルリン他』アマゾン出品本から

もし可能ならやってみたいのが、ドイツ・オーストリア・スイスの鉄道乗りつぶし。これらの国々の鉄道は日本並みに時間もほぼ正確で路線網が発達。景勝路線も多数で乗り飽きることがない。
さて、今回ご紹介したいのはドイツ語版の洋書
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  Strassenbahn-Archiv DDR: Berlin und Umgebung(「ドイツ国鉄のSバーン・アルヒーフ ベルリンとウムゲーブング」)2005年再版トランスプレス
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一昔前、馬車鉄道の時代からの写真や路線図、車輛形式図などが整然とかつ詳細に載せられており、こういう仕事を見るとやはりドイツという国はすごいなと思う。路面電車マニアにとっても垂涎の書であろう。電車が民家や商店の軒先をかすめ、大通りや裏道を我が物顔に走り回るのは中欧ならではの景観で、現地に旅行に行ってはじめて鉄道の楽しさにめざめたという人も多いのでは。
なお、本書はアマゾン洋書コーナーに出品。
by chirindo-tensyu | 2012-10-13 18:23 | ドイツ | Comments(0)

フランクル『夜と霧』など死に関する古書買取記

病院に患者が次々来るように、古本屋には続々と本が持ちこまれる。どちらも基本的に来るものを拒めない、選べないのが共通点かな。まあ、古本は買取を断ることもできるわけだけど。
倫理学の先生から不要書を少量お譲りいただいた。倫理学って何の学問? 哲学・社会学・論理学ともまた別の分野らしい。
内容は・・・・・・
 『老いる準備』
 『病と人間の文化史』
 『「自分の死」入門』
 『死の受容』
 『現代人の死生観』
 『生と死の様式』
 『死から見る生』
 『死ぬ瞬間』
 『納棺夫日記』
 『知覧特別攻撃隊』
って、死ぬ本ばっかりじゃん! タイトルを書き写していても気が滅入る。これらも専門の倫理学と関係があるのだろうか。どうも私個人的には好みではなく、店や手もとに置きたい本でもないので早いとこ売ってしまいたい。
フランクルの名著『夜と霧』もあった。これだけはお薦めできる。店にも旧版・新版常備しているので未読の人はどうぞ。
by chirindo-tensyu | 2012-10-11 18:44 | Comments(0)

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