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奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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サンフランシスコの古本屋「グリーン・アップル ブックストア」

アメリカからの帰りの飛行機内でもらった「ウォール・ストリート・ジャーナル」に古本屋の記事が出ていた。
スクラップするつもりで取りのけておいたのがどこかへまぎれこんでしまい、やっと見つかったので紹介しておきたい。(the wall street journal 10,jan,2013)
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採りあげられているのはサンフランシスコの老舗古書店「グリーン・アップル」で、店主がアイスクリーム売りから古本屋になったいきさつやアマゾンなどネット大手との販売競争について興味深い話がつづられている。
G・Aはディスプレイや配列に工夫を凝らし、地元客を非常に大切にする店のようだ。吸引力のある店というのは立地と一定の固定客に恵まれればネット全盛時代でも店売りで充分やっていけるのだと思う。
今度シスコへ行く機会があれば 、同店にぜひ見学に立ち寄ってみたい。

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by chirindo-tensyu | 2013-03-31 18:56 | アメリカ | Comments(0)

奈良県観光課から古書店の取材を受ける

久々に当店に取材があった。
名刺はいただけなかったのでうろおぼえだが、奈良県の観光課のほうから来たという若い男女二人組。今度奈良市内の古書店の紹介ホームページを立ちあげるという。
男性はカメラマンで撮影に徹し、女性の方からインタビューを受ける。彼女は話中はメモはとらず、慣れたようすで録音機をセット。
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お薦めの本として『明治時代平城宮跡保存運動史料集 棚田嘉十郎・溝辺文四郎日記』奈良文化財研究所編を紹介。
「今、平城宮跡が揺れてますよね」
「揺れてる?」
「土色舗装だの再開発が進んでますけどそのままにしてほしいという市民の意見が無視されたかたちで。行政側は何を考えているのでしょうか」
「・・・・・・」
「平城宮跡は昔にも開発の危機にさらされたことがあって、保存する運動を起こした棚田嘉十郎という人の業績をまとめたのがこの本なんです」
などと私にしては珍しく熱弁をふるう。
カメラマンは盛んに店内の写真を撮る。床に積み上げた雑本まで撮っている。
「天井のあの本も撮ってよね」と『法隆寺史料集成』を指して撮ってもらう。店内在庫ではもっとも高価な本で、どうせならそういうのを紹介してほしいもんね。
そのうち、シャッター音が二重に聞こえてきた。???見れば通りすがりの観光客が便乗して撮っているではないか。
「取材以外の撮影はお断りです!」といって追い払う。
やれやれ、取材を受けるにも神経をつかうものだ。うまく紹介されていればよいが。
by chirindo-tensyu | 2013-03-30 19:22 | Comments(0)

大量!5000冊級の古書買取に同行記 後編・風俗雑誌編

3部屋にわたって山積みされていたのは・・・・・・性風俗文献といえば聞えはいいが、早い話がエロ本である。
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「性生活報告」「えろちか」「快楽秘密夫人」「実話セクシカ」「SMスパイラル」「制服コレクション」などなど無慮無数の風俗雑誌、写真集そしてVHS。少数あった文庫・単行本ですら、フランス書院や団鬼六とかその筋のものばかりである。
個人の買取先では奥の方からこの手のが百冊くらい出てくるのは珍しくないが、何千冊もというのは見たことも聞いたこともない。これだけの規模になると、いやらしさもどこかへ吹きとんでしまう。
二人でしばし絶句していたが気を鎮めて査定にかかる。私は今回は単なる助手なので値段のやりとりのときは席をはずす。当事者ではなくて気楽な反面ちょっぴり残念だった?
依頼主としてはできるだけ高く売りたいようで難航していたもようだが、何とか交渉成立。
それにしてもこれだけの大量の雑誌をK堂さんはどうやって売りさばくのだろう。分類整理するだけでも大変だが、なかなか楽しい作業かもね。
「『裏』が出てきたとしても絶対売っちゃいかんよ」
「そりゃ、もちろん。よく調べないとね」
などと帰りの道々で話す。
途上のおしゃれな喫茶店でコーヒーとサンドイッチもご馳走になった。
久々に奈良の郊外へ出て、文字通り「春」を満喫できた一日だった。

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by chirindo-tensyu | 2013-03-29 19:26 | Comments(0)

大量!5000冊級の古書買取に同行記 前編・会計学書編

初夏の陽気を思わせる春うららかな一日、今回は同業K堂さんの買取先に同行させてもらった。
何せ約5千冊という話で、一人では無理だろうと思ったのだが、それより私自身も現場を見てみたいという気持ちが強かった。
レンタカーのワゴン車で向かった先は奈良市外のとある古家。すでに家主はなくなられ、遠方の親戚が管理しているがふだんは無人になっているという、それだけでぞくぞくするようなシチュエーション。家を取り壊すに先だって、その故人の蔵書を処分したいということだった。
旧蔵者は会計士をされていたらしく、入ってすぐのガラス扉付の書棚にはその関連書がならんでいる。
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『倉荷証券法の実証的研究』『会社決算の節税戦略』『法人税法の重点詳解』『現代財務諸表論』などいかにも堅い本。使いこまれた形跡もあり、古本的にはほとんど値にはならない。
しかし、それらは今回のメインではなく単なる付随物にすぎなかった。ある特定分野の驚くべき1大コレクションを我々は目にすることになる・・・・・・。

(後編へ続く)
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by chirindo-tensyu | 2013-03-28 19:12 | Comments(0)

「ロンリープラネット」南アフリカ編をアマゾンで購入

以前、年に4回海外へ行くと宣言したが、諸般の事情で従来どおり冬夏の2回となった。やはり家人の理解が得られないのが大きな原因で、家庭の平和を保つためにも2回までとしよう。1回の期間を延ばすということもできるが、店もあるし高い家賃を払っているわけだから何もしなくてもコストがかさむ。費用の面でも、現実的にそんなに長期間は休みたくても休めない。
それで次回は初夏、南アフリカ方面への渡航を計画している。南アフリカ共和国を中心に、ナミビア・ボツワナ・ジンバブエなど周囲の国々を軽く周遊してみようと思う。
とりあえずアマゾンでロンプラの南アフリカ編を購入。
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でも内容を一瞥してちょっと失敗したかと思った。本当に南アフリカ(と内部国レソトとスワジランド)しか載っていない。隣接国の情報ももっと載っているかと思った。国境越えについては一通り載っているがその先も知りたい。
もちろん、south africa(南アフリカ)とsouthern africa(南部アフリカ)をとりちがえたわけでない。後者は逆に範囲が広すぎ、分厚くて値段も高いのでやめたのだが、ざっとプランを練るにはそっちの方をまず買うべきだったかな?
by chirindo-tensyu | 2013-03-27 18:28 | Comments(0)

近鉄奈良駅地下工事関連資料など買取

店への持込というのも買取の典型で、居ながらにして本が入手できるのだからこれほどありがたいことはない。ただし、時には棚から牡丹餅みたいなラッキーなこともある反面、要らない本ばかり持ち込まれてまいったなという場面も。
この日は隣接の駐車場から段ボールで5箱分ほどの持込、ただ内容は近年の「婦人百科」の月刊誌が5年分。ちょっと古本的にはきびしく当店では買い取れないものだ。月刊でなく別冊などなら何とかなるのだが。
その旨告げて近くの他店へお持ちいただく。しばらくすると紙袋一つ分提げて来られた。「婦人百科」以外のものも出てきたからと。それらはあえて別にして当店に持ってこられたらしい。恐縮して買取。「婦人百科」は他店が買い取ったとのことでこちらも安心する。
その袋の中身はムック、絵葉書、記念乗車券、パンフレットなど。そうそう、こういうのが欲しかったのね。最初に見せてもらえればよかったんだが。
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「内環状・大宮通り線街路事業」なんて冊子があった。これは近鉄が奈良駅で地下へもぐる工事の際の資料で、鉄道マニア向けにも受けそう。表紙には工事完成後の予想図が描かれている。当時の国鉄線も描きこまれているがイラストが蒸気機関車なのは時代を感じさせる。
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1968年といえば私が生まれる前だもんな。その頃はまだ近鉄線の奈良駅も地上にあったのだ。
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古い大宮近辺の住宅地図。国鉄奈良駅にまだ扇形の機関車庫とターンテーブルがあった頃のものだ。これらは昭和の終わりごろまでは残っていたはず。今では高層建造物ができ景観はすっかり変わってしまったがこの界隈の雰囲気が好きで、用もなくふらふら歩いたりしてたのを思い出す。

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by chirindo-tensyu | 2013-03-26 19:18 | Comments(0)

京都の小学校に「綴るブックストア」が出現

珍しく手書きの郵便物が当店に舞いこんできた。
差出人の名におぼえはなく、何だろうと中を開けると書店開店プロジェクトの案内状。以前当店に取材にきた京都の女子大生からだと思い出す。何か古本屋にかかわるようなことをしてみたいと話していたように思う。
オープンするのは3日間限定とのことで、奈良からは遠いので私はいけそうにないが宣伝だけでも。
 
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期間 3月28・29・30日の3日間、12~18時
場所 元・立誠小学校(中京区蛸薬師通)
主催 京都精華大学グラフィックデザインコース同プロジェクト
協力 古書善行堂・町家古本はんのき・レティシア書房

協力者には善行堂さんの名も見える。面白そうな試みなのでぜひ皆さん、覗いてみてください。
by chirindo-tensyu | 2013-03-25 18:54 | Comments(0)

浅野詠子『奈良の平日』(講談社)に智林堂書店が登場

『奈良の平日』という近刊本に当店が登場しているという話を人づてに聞き、アマゾンで購入してみた。
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副題に「誰も知らない深いまち」とあるように、従来の奈良本とは違いマイナーな事物にも焦点があてられていて、ディープな奈良を堪能できる1冊。
知人の元同業者なども詳しく載っているが、肝腎の当店は・・・・・・探してやっと見つけた。110頁目に1行だけ! 大阪教育大学のY名誉教授が当店で瀧井孝作『折芝随筆』を買い求められたという、ただそれだけの記述であるが、その時の記憶が甦ってきた。私にとっては単なる商品だが、こうして人づてに伝わり、本にも記載されているところからすると、ご当人にとってはかけがえのない1冊だったのだろう。
『折芝随筆』はそれほどの貴重本でもないのだが、何だか大いにお役に立てたようで嬉しい。
by chirindo-tensyu | 2013-03-24 19:30 | Comments(0)

古書の宅買いで流出前に外務省の極秘資料を処分

「現ナマだと思え」と家人には日ごろから言いおいている。商品の本や雑貨は生活空間にまであふれてくると嫌気がさすこともあるが、現金だと思えばそうお粗末にもできない。だから決してうとんじてはならない、まあそういうことだ。
蔵書を家人に邪魔もの扱いされている人はそう言ってみよう。
「現ナマだと思え」あるいは、
「金の延べ棒だと思え」
家中に札束や金塊が転がっていると思えば痛快ではないか。
さて、大口の宅買いで、たちまち家が段ボール箱の山で埋もれてしまった。早速次々箱を開けて整理に取りかかる。まず、捨てるべき物を選りだすがこの作業がなかなか大変だ。古い法律書などどう見ても無価値なものも一応検索してから括って処分。
医学の専門的な洋書などは当分ちょっと手のつけようもない。
名簿類や個人的な資料も売り物にならないから処分。依頼主の息子さんは外務省の某機関にお勤めだったらしく、その関連資料が山ほど出てきた。「秘 無期限」の判がぺたぺた捺してある。これは外部へ流出させてはならない極秘書類ではあるまいか! シュレッダーなんて気のきいたものはないから手作業で破いて処理。
物を捨てるというのはそれ自体は何の利益も生産性もなくひたすら疲れる作業だ。しかし、何で私が政府の機密資料を処分しなきゃならんのだ?

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by chirindo-tensyu | 2013-03-23 19:34 | Comments(0)

奈良のさる医者宅にて古書&雑貨買取記 雑貨編

医者といえばゴルフ。とも限らないが、お医者さんは大体ゴルフが好きだね。
使い古しではあるがゴルフセットが無造作に放り捨ててあるのに驚き、いただいて帰る。ゴルフのことは皆目わからないが、ネットに出せばそこそこいい値段で売れるのでは。ゴルフボールも百個くらいあった。
古いけど味のあるトランクも3個ほど。ご旅行が好きで世界各地、アイスランドやコスタリカ、ブータンなどにも行ってこられたという。旅のガイドブックや地図、エアライングッズも大量にあったので喜んでいただく。
奥さんからは食器なども見せていただく。銀製のエスカルゴの皿セットがあった。ほじくるための銀の串が韓国の箸のようにも見え、
「韓国製ですか?」といらぬことを訊いてしまう。これは大失言。相手の気を損ねたにちがいない。
「知り合いにもらったものだからやっぱりやめとくわ」と引っこめられてしまった。しかし、エスカルゴの皿セットが何げに出てくるところがすごい。さすが医者宅だ。一般家庭でそんなもの食べるか、ふつう。私はアルザスのレストランで一度食べたことがあるきりだ。説明されなければ丸い穴ぼこを見て蛸焼の器かとおもってしまうところだった。
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価値のほどはよくわからないがブライヤーパイプ、麻雀牌セット、釣具のリール、黒曜石の飾り物などもいただき、古書にもまして充実した買取だった。
by chirindo-tensyu | 2013-03-22 19:24 | Comments(0)

古書全般買取

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