奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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2013年秋の知恩寺の古本まつりの収穫 肩ならし編

暑くもなければ寒くもない、からりと晴れた絶好の古本日和。秋の京都・知恩寺の古本まつりが始まった。
出町柳駅を降り、9時半に臨川書店の前を通りかかるとすでに店は開き、人だかりができている。あわてて首をつっこみ、国史大系や空海全集の端本などを買いこむ。
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『キリシタン版天草本 平家物語』はちょっとした収穫だった。革装の立派な本。
続いて吉岡書店がある。この2店を覗いていくことは古本市へ向う前のいい肩ならしとなる。しかし、深入りは禁物。肝腎のまつりの開場に遅刻してしまう。
吉岡さんは毎年下鴨神社には出店しても知恩寺には参加していない。店舗が寺のすぐそこだからその必要がないわけで、かわりに朝早くから開けて店頭でセールをしている。
岩波の白秋全集が全40巻で5千円という値段に少々驚く。でも、もちろん買わない。この全集、当店にも3巻ほど抜けたセットがあってこの間わずか2千円で叩き売ったばっかりなのだ。それにしても白秋全集、何でこんなに古書価が安いんだろう。
by chirindo-tensyu | 2013-10-31 18:29 | Comments(0)

アマゾンのマーケットプレイス保証はまるで極東国際軍事裁判だ

アマゾンで一番困るは個々の商品のコメントを読まずに注文する購入者だ。旧版とか線引ありとか明記してあるのに後で文句を言ってきたりする。
当店に落ち度がなく、商品にどうしてもご満足いただけない場合は返送料は先方もちで返品してもらうことにしている。その上で全額返金する。
たいていはそれで納得いただいているのだが、話し合いがつかず相手が突然マーケットプレイス保証に訴え出るという騒ぎがあった。これは一種の裁判のようなもので、アマゾンが仲介になって双方の言い分を聞き、判断を下すというものだ。
相手は「アマゾンの記載事項とは異なる商品を受け取った」と主張、こちらも「説明を読まずに購入した相手に非がある」と反論。
果してアマゾンの下した結論は出品者側つまり当方に非があるというもので、その間の経過の説明は何もなし。しかも当方のクレジットカード口座から強制的に全額返金の措置がとられていた。
これはまるで極東国際軍事裁判ではないか! あまりにも一方的過ぎる。っていうか、やっぱりアマゾンは購入者側の味方なんだよね。出品者の権益を守るということはあまりお考えでないらしい。
再審議請求もできるが、しても勝ち目はないと思い上告は断念した。
それにしても、商品は送ったままで全額返金だったら相手はタダ取りではないか、そんな殺生なと思っていたらちゃんと着払いで返送されてきた。
本来は返品の現物が届いてから返金するのが筋で、ともすれば購入者が理屈をこねてタダ取りできるような、こんな危ういシステムはいかがなものかと思う。
by chirindo-tensyu | 2013-10-30 18:44 | Comments(0)

「珍本古書」ほかカラーブックス百数十冊新入荷!

関東在住の未知の方より丁重なお便りをいただいた。
以前「ブルータス」でカラーブックスに強い店として当店が紹介された記事をご覧になり、長年集めてきた同シリーズやその他の本を処分したいので、当店に引き取ってもらえないかという内容。
早速電話してみると、カラーブックスは百数十冊あるという。
「カラーブックスの専門店ってわけではないので、そんなに高くは評価できませんよ」
「いや、お代は一切要らないんです。ただ価値がわかって役立ててくれるところに取ってもらえればと」
というようなやりとりがあり、送料のみ着払いで送ってもらうことに。
届いた内容を見ると、文学・温泉・鉄道・寺社その他旅関係がメイン。
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高橋啓介『珍本古書』もあった!しかも識語署名落款入。
別の本も整理ができたらまた継続的に送ってもらえるという。
やはり、お金は要らないという。世の中にはそういう人もいるのだ。その趣旨を汲んで、大切に売っていきたい。
by chirindo-tensyu | 2013-10-29 18:20 | Comments(0)

宝塚歌劇の平みち関連資料 ヤフオク出品

元ファンの方からお譲りいただいた宝塚歌劇の元トップスター平みち関連。
写真集、関連雑誌、公演パンフレット、自筆葉書、生写真、ディナーショーの案内状など貴重な資料を含む一括ものを2分割してヤフオクに出品。
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by chirindo-tensyu | 2013-10-28 19:06 | Comments(0)

個人客からの古書買取によって支えられてきた智林堂

他店からのせどりというのは古本調達の一手段であるが、メインにはならない。腕を鈍らせぬためのトレーニングとでも考えるべきである。
古書組合に所属していれば、業者の交換市に参加するという手もある。
しかし、当店のように非加入の店売り業者としては個人客からの買取が基本になる。これさえあればせどりや交換市などに参加しなくてもやっていける。ただ内容を選べないのが難点で、つまらぬ雑本ばかり大量に抱えこんでもしょうがない。いかに優良な、まとまった出物に出会えるかが決め手となる。これには日々の営業努力ももちろんだが、偶然性による部分も大きい。
たとえば、ふらりと店に現れた未知の客から意外とでかい買取話を持ちこまれることがある。同じ通りに何軒も古本屋が並んでいるのに、なぜ当店にと思う。
あるとき、そういう客の買取先でさりげなくその疑問を投げると、
「(当店が)何となく感じがよかったから」との答だった。
その何となくという感覚も多分に偶然性の作用によるもので、少し条件が異なれば他店に流れていたのかもしれない。
創業以来振りかえってみて、つくづく個人客からの買取に支えられてきたと思う。それも年に1回あるかの蔵書家の数千冊、数万冊単位の大口買取によって。
さらなるビッグな買取を得るために、来年度から電話帳タウンページにも枠広告を復活させることにした。
戦災の被害の少なかった奈良にはまだまだ驚嘆すべき稀覯本、とほうもない量の古書がどこかに眠っている。それらをこの手で発掘できたら、それ以上の幸せはない。
by chirindo-tensyu | 2013-10-27 05:47 | Comments(0)

中国語版「桃太郎」など絵本いろいろ ヤフオク出品

中国語の絵本がまとめて入荷。
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「日月潭的伝説」は私の思い出の地(日月潭は台湾の湖)なのでこれのみ自分用にとっておき、残りをヤフオクに出品。
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日本の民話を翻訳した「桃太郎」など、中国風のタッチで興味津々。
by chirindo-tensyu | 2013-10-25 18:23 | Comments(0)

初期(昭和30年代)の正倉院展目録2点 ヤフオク出品から

正倉院展の目録、現在では大判、ほとんどフルカラーの豪華なものだが初期のはほんの薄い小冊子であった。その目録、創刊号からの完全収集となると容易ではない。私どもの経験でも昭和30年代は稀に見る程度、20年代はついぞ見かけたことはない。
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手もちの昭和36・38年(第14・16回)の貴重な目録を正倉院展開催時期にあわせて、ヤフオクに出品。
by chirindo-tensyu | 2013-10-24 13:54 | Comments(0)

篠山紀信サイン入り『シルクロード』 ヤフオク出品から

篠山紀信写真文集『シルクロード』シリーズは文庫にもなっているし、古書的な価値はほとんどない。
ただ、サイン入りとなれば話は別。
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大判の本にこれまた目いっぱいの文字での堂々たる筆跡。この写真家はとにかくスケールのデカイのが好きなようだ。とある著名人あて献呈書き入り。
by chirindo-tensyu | 2013-10-23 18:21 | Comments(0)

『日本絵画美術全集』超ワイド版全25巻 ヤフオク出品から

ゆったりした部屋で大きな画集を開き、至福のひとときを味わう。住宅事情の厳しい日本では得がたい夢かもしれない。
昨今はとかく薄くコンパクトな画集が売れ筋だが、しかし、画集というのは本来できるだけ原寸に近い大判サイズであることが望ましい。
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というわけで『日本絵画美術全集』超ワイド版全25巻、これはもう数年も前に自宅の近所の人から入手したものでそのまま家具の一部と化していた。やっと売り出す気になったが、ヤフオクに出品するだけでも大変な労働。しかも、たいした値にはならないどころかまったく売れない可能性も高く、何かやっぱり気が重いんだよな、こういうのは。
by chirindo-tensyu | 2013-10-22 19:08 | Comments(0)

織部?獅子狛犬の置物 ヤフオク出品から

古書の買取先よりいただいた骨董品、古い函に入っており由緒ありげだがよくわからない獅子狛犬の置物。
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函の裏面には「織部獅子狛犬 江戸期」とのシールが貼られている。しかし、織部焼とは関係があるのか、どういう意味だろう。
謎はなぞのままとしてヤフオクに出品、その直後にはもう入札があったので盛りあがりそうな予感。
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狛犬はなかなかよい表情をしている。沖縄のシーサーのようにも見える。由緒来歴など無関係で惚れこんだ人にこそ。
by chirindo-tensyu | 2013-10-21 18:10 | Comments(0)

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