奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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日経BPの「旅名人ブックス」シリーズ

奈良ビブレの啓林堂書店の奥に気に入りの一角がある。「旅本」コーナーで、地域や国別に分類された本がずらりと並ぶさまは壮観である。アメリカだけで1棚ぶんはある。何という贅沢な空間か。ところが、である。日経BPの「旅名人」がない! 担当者にきけば当店では取り扱いがないとのこと。版元と契約の扱いがあれば品切れ以外は常備してあるはずだが、それがなければ1冊も置いていないというのは準・大型新本書店の限界であり、宿命なのか。
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「旅名人ブックス」は1990年代の後半に創刊され、今や100タイトルを超える人気のシリーズである。ガイドブック感覚では使いにくいのだが、写真がきれいでマイナーな地域も載っていて楽しい本だ。私はそもそも同シリーズの『台湾の温泉&スパ』という本を探し啓林堂に立ち寄ったのだが、ないといわれて結局アマゾンで買った。予想以上に詳しくてやはり満足のいく内容だった。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-23 10:00 | Comments(0)

奈良町の旧家で古書買取

電話があって、ひさびさに奈良町エリアでの買取。ご近所さんなので台車をひいて散歩気分でぶらぶらと。せわしない商店街から奈良町へ入ると、時間がゆったり流れている感じで落ちつく。通りすがりの菓匠の「酒泉菓」という菓子に目がいく。湯気をたてていて美味しそう。おっと、買い食いしている場合ではない。
向かった先は界隈のとある旧家で、内容は西村京太郎などの文庫本が3箱。まともな業者ならまず取りあわないものだ。にもかかわらずいただいてきたのは、真の狙いが別のところにあったから。こういう古い民家には年代ものの古書も眠っているのではないかと・・・。
訊けば案の定、先代の蔵書で古い戦記ものなどがあるとのこと。
「そういう古いものの方が評価できると思いますよ」
「あら、そうなんですか」
整理ができたら改めて呼んでもらうよう頼んできた。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-22 19:05 | Comments(0)

台湾の温泉と古本屋めぐりをしてみたい

さて、新春恒例の海外渡航は台湾と決まった。1月6日から1週間の予定で、その間智林堂は休業させていただく。そのかわり正月は元日も営業だ!
台湾は2度目なので、今回は「地球の歩き方」にも載っていないような場所へ行ってみたい。山中の秘湯めぐりなんかも面白そうだ。
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それで今計画をたてているが、頼りになるのが現地版の地図と旅行案内書、それにネットでの情報。何しろネットでは路線バスのルートや時刻まで調べられる。(ただし主要路線のみ)
台北の古書店も訪れてみよう。日本の統治時代の古書がまだ残っているかも。いや、それは期待薄か。もうあらかた買いつくされてしまったという噂だし。あっても安くはないだろう。
とくかく、温泉と古本とセットで楽しめればいうことはない。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-22 07:58 | Comments(0)

ヤフーオークションでドイツ製?の腕時計を落札

愛用のカシオの腕時計をなくしてしまった。数千円程度のものだが、ふだん身につけてるものをなくすと何とも寂しい。
それで、ヤフオクで同様のものを探したらあるはあるは、1円からぞろぞろと。でも、まともな時計が1円で買えるわけがない。スタートは1円でも、そういうのは適正な価格まで必ず競りあがるから。それで、無用な競争を避け200円で手ごろな腕時計を見つけたので入札しておいた。
落札日の夕方に見ると300円台になっていたのでとりあえず更新し、夜にまた見ると10円差で逆点されている。うーむ、ここは思案のしどころ。送料もかかるしせいぜい800円くらいが上限だろう、相手もそう考えた場合を想定、820円まで自動入札し、深夜の終了時まで起きてて見まもるほどの期待感もなくその日は寝てしまった。
翌朝見ると780円で無事落札できていた。
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後日届いたのをみると新品同様でなかなかいい感じ。まともに店で買うよりは安かったかなあ。しかし、SMってどこのメーカーだ? カシオのブランドか?私はあいにく時計のことはよく知らない。使えればいいってことで。値札の9.95っていうのはユーロではなくドイツマルクでの表示で、やはりそれなりの廉価品らしい。説明書もドイツ語オンリー、これは解読するのに骨が折れそうだ。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-20 21:20 | Comments(0)

クリスマスプレゼントに瀬戸内寂聴訳『源氏物語』とは粋なことだ

瀬戸内寂聴訳『源氏物語』全10冊をお買い上げのお客さん、クリスマスプレゼントにするとのこと。
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きれいな本だし、それはいいかも。智林堂では特にクリスマス用に包装などはできないけど、贈る本のアドバイスならさせていただきますよ。
源氏物語は正月休みにじっくり読み始めるのにもいい。瀬戸内訳は売れてしまったが、まだ円地源氏、谷崎源氏、それに各社古典文学全集の原文版は店にある。清水婦久子『源氏物語版本の研究』なんて研究書もさりげなく置いてある。
そうそう、瀬戸内寂聴『女人源氏物語』文庫版も在庫があった。
みなさん、クリスマスには本を贈りましょう。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-19 07:33 | Comments(0)

おん祭の平日開催で救われた新古書店セール

いきつけの新古書店でひさびさの単行本均一セール! 今回は、おん祭に合せてか初日が平日とあって競合相手が少なく、前日の下見でチェックしていた本をほとんど入手できたのは幸いだった。いつも争奪戦を繰りひろげる機関車君の姿もなかった。
ただ、同業バタフライ氏や気合の入ったセドラー連中もいるから油断禁物。まっさきに児玉幸多編『くずし字用例辞典』を確保。これはアマゾンでも高値がついているぞ。さらに村上華岳『画論』、河音能平『天神信仰と中世初期の文化・思想』、ルイ・カストロ『ボサノヴァの歴史』なども次々にゲット。
バタフライ氏がそれらの中から三省堂の『日本人名辞典』新版をみて欲しそうな感じだったので、「これは別に要らんわ」といって氏のカゴに放りこんできた。これぞ、うるわしき同業者同士の助け合い精神!今度、バタ氏の店に行ったら何か、まけてもらうぞ。
つい調子にのって、羽白清『臨床英文の正しい書き方』なんていう医学書まで買ってしまった。「全収縮期雑音を心臓部全体に聴取し、拡張初期性の奔馬性調律と心尖部の心膜摩擦音がある」といった例文がひたすら載っている。就寝前の眠気をさそうための拾い読みにはよさそうだ。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-17 20:13 | Comments(0)

右城暮石の短冊と折帖

俳人の茨木和生氏とともに愛弟子の通称・獣医さんが先日ご来店。右城暮石の短冊の交渉を再びすすめたがお買い上げならず。まあ、簡単に売れるようなものではないので気長に待つとしよう。かわりに獣医さんが暮石の全句集はもってるんだけどと言いながら、句集『虻峠』署名入を買ってくれた。いい人だ。
さらに後日、市販の白い折帖に暮石が一句だけをしたためたものを買ってくれた。
「茨木先生にも句を書いてもらおう」と獣医さん。
「それはいいですね」
「でも、暮石は字が下手だね」
「・・・書家じゃないですから」
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じつはまだあるんですよ、暮石の折帖が。でも、これらはみな暮石揮毫の句のあとに旧蔵者の自作句がびっしり書いてある。暮石の弟子だった人で、署名はないのだが、商品としては出しにくいものだ。いっそ、暮石の句の部分だけを剥がして額装でもするかと思案中。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-15 07:36 | Comments(0)

雨の日の古書店主の嘆きと歓び

終日雨の日はいっそ休みにしようかと思うけどそうもいかない。発送などの作業もあり、重い腰をあげて遅めの開店。案の定、来客は少なく、数百円の売り上げ。最近では数百円程度の売り上げでも開きなおってあまり落胆しなくなった。大阪のとある同業者の話では売り上げゼロ、来客そのものが皆無という日もあるらしい。さすがに智林堂では、まだそれはない。
それでもまじめに店番やってるといいこともあった。電話がかかってきて、大口の宅買いの予約が取れたのだ。実家を解体するので蔵書の大半をご処分されるとのこと。主だった書目をきくと津田左右吉全集があるというので、それなら行きますと。全集そのものはさして欲しくはないが、津田左右吉の全集を所蔵するくらいの人ならそれなりのレベルの蔵書があるのではないかという読みで・・・。単行本に面白いものがあるかもしれず、今年の掉尾を飾る買物ができれそうだ。まだ確実に買えるときまったわけではないけど、もう大船に乗った気分でいますよ、私は。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-13 20:34 | Comments(0)

岡崎武志さんのイラスト入り『気まぐれ古書店紀行』

もっているのに見かけるとつい買ってしまう本ってあるよね。
岡崎武志さんの『気まぐれ古書店紀行』もその1冊。
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まあ、私はマニアではなく業者だから思惑もあって複数冊買ってるんだけど。智林堂でもこれはよく売れる。
本書は幅広の帯がカバーも兼ねているので、これがないと値打ち半減。ネットや目録で買うときは必ず帯付か確かめて買うべし。
それでせっせと買っていたら、大あたり!
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例の帯をめくったら著者直筆のイラスト&サインがあったの。太宰治の横顔だ。これはラッキー。タカラの缶チューハイを買いつづけてアタリくじがでたときよりも嬉しい。売った業者も気づかなかったみたいだ。何しろ帯に隠れて外からは見えないもんね。
もともと、表紙カバーのこの欄はそういう目的で白く空けてあるらしい。著者の遊び心に気づくために、入手できたらまず帯をめくってみよう。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-11 10:28 | Comments(0)

冬枯れの古本屋 コミック8冊売って30円の儲け

12月も半ば近くになって、さすがの智林堂も売買とも失速。まあ、じっくり本を整理するのにはよいが。
そんな中で売りにこられたお客さん、見れば少年ものの半端なコミックが8冊ばかり。当店では絶対いらない本だ。ことわろうとおもったら、その心情を見すかしたように、「捨てるにはしのびないのでどうかお願いします」と。やむなく50円で引き取った。状態は悪くないし、ブにもってけば最低1冊10円にはなるという読みで。
それで、ブに行ったらやはり1冊10円の計算で80円にしかならず。ってことは30円の儲けか、幼稚園児の駄賃じゃあるまいし。せめて1冊20円に評価してくれたらパン代くらいにはなったのだが。
買うんじゃなかったと反省。なら最初からこういうのはブに持っていってくださいと言ったほうが親切との意見もあるだろうが、1駅はなれてるんだ。まともに電車で往復したら300円もかかるよ。まあ、こっちは通勤定期の途上だけど。そのブも冬枯れで1冊も買えなかった。ほとんど行き損だったよ、もう。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-09 18:27 | Comments(4)

たまげた!木山捷平論まである岡山文庫

岡山文庫って知ってるかい? 郷土の出版社が出している文庫シリーズなんだけど、これがあなどれない。
ラインナップを見ているとすごいぞ。『岡山の内田百間』『木山捷平の世界』など、郷土にかかわらず古書通の心をくすぐるようなタイトルもある。「木山捷平」はすでに単品で1800円の古書価をつけている店もあった。
この文庫、当店の調べでは現在までに269冊が刊行されている。先日、大阪の古書店でそのうち不揃い80冊を一括購入。入荷したてとのことでラッキーだった。
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百間や捷平は含まれていなかったが、あった中でいけると思ったのが外村吉之介『岡山の民芸』などの美術関連と鉄道やバスの本。『両備バス沿線』『下電バス沿線』なんてマニアックだね。
近県の郷土の文庫・新書版のシリーズものとしては、ひろしま文庫、えひめブックス、大阪文庫などがあるが冊数はいずれも100もいってないはず。岡山文庫のこの充実ぶりは何なんだ、一体。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-06 20:33 | Comments(2)

田山花袋の本領は温泉めぐりにあり

M先生が復刻版の田山花袋『田舎教師』をお買い上げ。「若い頃これを読んで、教師にだけはなるまいと思ったけど」と。
花袋は再評価の機運もあるけど、全著作の量からいえば、今やそのごく一部がほそぼそと読みつがれている地味な印象の作家だ。『生』『妻』とか、タイトルのつけ方でも損をしているようだ。
意外と健闘しているのが紀行文の類で、『温泉めぐり』は岩波文庫や角川ランティエ叢書にも収録され、手軽に入手できる。本書は大正8年の初版ながら、今でも温泉案内書として読めるところがすごい。
奈良・京都の平野部には温泉がなく、あっても大したことはないと痛いところも突いている。十津川の温泉にも触れているが、さすがに実地には行かなかったのか、感想がないのは奈良県人としては残念。
花袋は勤務先の出版社で地誌編纂の仕事もしていてその関連か、『温泉めぐり』以外にも紀行文を多数著している。はっきり言って小説よりも面白いはずで、それらもいずれ原本か全集本でも入手して読んでみたいものだ。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-06 07:47 | Comments(0)

5周年を迎えた智林堂 開店当日の回想

5年前の2005年12月3日に当店はオープン、11月末日の夜まで前の店が片付け作業をしていたから、2日間で搬入や工事をやったことになるかな。本棚のサイズが注文していたのとちがうなどのトラブルがあり、搬入前に確認しなかったのは悔まれる。でも、請負会社の社長に強く抗議すると、店頭の立看板を無償で作ってくれたんだ。これは嬉しかった。大家さんからは掛け看板を開店祝いにいただいた。
棚に半分ほどしか本を並べていない状態で見切り発車。前宣伝は一切していなかったが、土曜日のせいか次々とお客さんが来てくれた。忘れもしない最初の来客は、人斬り何とかはないかといってきたおじさん。開店早々人斬りとは物騒な・・・。でもその本はなかった。
レジは妻まかせでこっちは値つけと棚出しに必死だったから最初に売れた本は不明。妻もおぼえていないという。当時の帳簿によると図録とだけなっている。文庫や太宰治全集などが売れに売れ、補充が大変だった。
朝倉文庫さんも店の合間に駆けつけて1冊買ってくれた。後に界隈の常連さんと知れるM先生が、「あんまり、他店を荒らしたらあかんで」と真顔で注意してたのが面白かった。そんな、うちは同業者に荒らされるようなことはないってば!もっとも、当初は値段のあまいのも相当あっただろうけど。
その日の売り上げは4万を越え、幸先の良いスタートを切れたと思う。1日で4万ならひと月で百万はいくかななどと早くも皮算用をたてたが、すぐにその考えは甘いことを思い知らされることになる。まあ、どこでも開店と閉店の時が一番売れ行きがいいって話だ。
ともあれ、おかげさまで無事5周年を迎えることができました。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-03 07:47 | Comments(2)

古本屋の屋号の由来事典

まれに「トモリンドウ」と発音する人もいるけど、間違いでもない。当店の名前は妻のニックネーム「トモリン」からつけたもので、割合すんなり決まった。店主だったらふつうは自分の名前をつけるもんだけどね。ちなみに「ちりんちゃん」というのは、後からスタッフに加わった実の妹の愛称。登記名は「智林堂書店(チリンドウショテン)」。事前に調べたかぎりでは全国に同名の店はなかった。
奈良の業者は店名に関してはおおむね正統派。新本屋の「啓林堂書店」と混同されることもある。全然別の店ってことは見ればすぐわかりそうなものなのに。
叡智の林を意味し、本屋らしいというのも一つの理由。首都圏には有名チェーン店「芳林堂書店」があるし、林が何となくそんなイメージなのかな。だから「書店」とあえてつけなくてもいいんだ。
紀田順一郎編『ペンネームの由来事典』という本は面白かったな。古本屋の屋号もいろいろで、調べてみると興味深い。十月にオープンしたから、十月書林とかね。だれか『古本屋の屋号の由来事典』をつくってくれないか。特に、最近は意味不明で首をかしげるような店名が多いからね。アマゾンの無店舗業者などには、ふざけてるとしかおもえないのもある。岡崎武志さんの『気まぐれ古書店紀行』には、屋号の由来を「それは訊かないで」と拒否された話が出てきたっけ。 いや、取材も一筋縄ではいかないようで・・・。
# by chirindo-tensyu | 2010-12-02 06:25 | Comments(0)

駅近と商店街にこだわった古本屋

「いい所を見つけはりましたね」開店当初は言われたものです。
良いか悪いかはさておき、駅近の商店街というのが、店舗を探すにあたっての絶対条件でした。
はじめは自宅から自転車で通える、近鉄沿線の学園前駅・西大寺駅前などを視野に入れましたが、どうもピンとこない。ことに学園前駅前っていうのはブランドの一人歩きか家賃がやたら高くて、そのわりに集客力に乏しいような・・・。西大寺付近も、地理的に中途半端で、古本屋としては採算が合いにくい気がしました。
地元客だけではなく、ビジネスや観光の客も幅ひろく取りこむには奈良駅周辺しかないだろう、と。そういう結論に達し、いくつかの不動産屋をあたったのです。はじめは雑居ビルの3階の一室やメインから一本外れた裏通りの空き店舗を紹介されたりしましたが、絶対に商店街に面した1階でなければと、こだわりぬきました。
そこで行きついたのが現在の店で、当時は雑貨商だったのが、閉店するとのこと。この辺はテナントが次々に入れ替わるので有名な地区で、その店も1年もたなかったらしい。大いに不安はありましたが、奥行きが深く、天井の高い店のかたちがどう見ても古本屋仕様で、「ここしかない」。そんな直感から、契約にこぎつけたわけです。同じ商店街のならびに、すでに3軒もの古本屋があったことも大きい。古本屋は他の業種と違って、競争というより相乗効果の方がはたらくんですね。その3店には開店時に挨拶に周りましたが、皆さん好意的に迎えて下さいました。ことに、朝倉文庫さんには貴重なアドバイスを受けました。
好立地とさまざまな好条件に支えられて、智林堂は間もなく5周年を迎えます。
# by chirindo-tensyu | 2010-11-30 20:39 | Comments(2)

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