智林堂前にモチドンあらわる きらっ都・奈良のオープンにともない

さて、ひさびさに奈良の地域情報。
もちいどのセンター街の当店前に突如現れたのは幻の珍獣モチドン、とっさにカメラを向けようとしたがお客さんがいてかなわず。残念ながら「智林堂前にモチドンあらわる」と大見出しで載せるべき一大スクープを逃してしまった！　モチドンはめったに姿を見せないのだ。客など突き飛ばしてでも撮ればよかったかな？
モチドンが現れたのはこの日同街にオープンした「きらっ都・奈良」の祝典にからむものと思われ、その後楽隊なども練り歩いてきたが、あまり盛りあがってはいないようだった。
きらっ都・奈良は起業家たちを支援する総合施設で、それなりに評価できるが集客効果のほどはよくわからない。実際、「こんなもの造っても、なかなかここまで来ないのになあ」という通りすがりの客の声も耳にし、複雑な思いにかられる。もちいどのセンター街の間借り人である私どもにとっては耳の痛い意見だが、真摯に受けとめるべきだろう。真向かいのパチンコ店跡の大型物件も閉鎖されたままで、まずこれを何とかしてほしいとも思う。
近鉄奈良駅からの客足の流れは、東向から来て三条通りのあたりで分断される。それが以前からの悩みの種であったが、今度の新施設の開業で変えることができるか、餅飯殿の底力が試されている時といえる。