奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

『シュペングラーとその時代』『フンボルトとその国家』などドイツ語古書をアマゾン登録

あまり売れそうにないので後回しになっていたが、洋書のアマゾンへの登録もこつこつ進めている。昔とある機関からドイツ語の経済・歴史学関係の古書を数千冊買い取った。一部は店やヤフオクで売ったが、まだまだ手つかずのまま残っている。それらがようやく浮かばれるときが来たのだ。
洋書の登録は和書と基本的には同じだが、どうしても時間がかかる。タイトルなどをアルファベットで打ちこまねばならず、漢字変換のない分ある意味楽だが、スペルを1字でも間違えるとアウトなので気を遣う。
特定の言語だけで検索したいときは、アマゾン洋書の検索機能にそういうのがあるので重宝できる。
その機能をフルに使って探しても、出品したい本のデータが見つからない場合も多い。そういうのはとりあえず保留し、見つかったものは片っ端から登録。
a0163227_18374652.jpg
『Oswald Spengler in seiner Zeit(シュペングラーとその時代)』はデータがあったが、出品者が誰もいない。
a0163227_8114631.jpg
『Wilhelm von Humboldt und der staat(フンボルトとその国家)』も出品者なし。これは値段が好きにつけ放題だ! 
a0163227_18375782.jpg
『Herrscher gestalten des deutschen Mittelalters(ドイツ中世の創造君主)』もいなかったが、これは間もなく復刊本が発売されるとのことだから、その予定定価より安くしなきゃね。何しろ扱いなれた和書とちがって、相場もよくわからない。競合者がいなくてつけ放題だといっても売れなければ画に描いた餅と同じで、実際に売れる値段を設定するにもなかなか頭を使うものだ。
by chirindo-tensyu | 2012-12-16 19:08 | ドイツ | Comments(0)

『ドイツ国鉄のSバーン・アルヒーフ ベルリン他』アマゾン出品本から

もし可能ならやってみたいのが、ドイツ・オーストリア・スイスの鉄道乗りつぶし。これらの国々の鉄道は日本並みに時間もほぼ正確で路線網が発達。景勝路線も多数で乗り飽きることがない。
さて、今回ご紹介したいのはドイツ語版の洋書
a0163227_345483.jpg
  
  Strassenbahn-Archiv DDR: Berlin und Umgebung(「ドイツ国鉄のSバーン・アルヒーフ ベルリンとウムゲーブング」)2005年再版トランスプレス
a0163227_3452118.jpg
a0163227_3453471.jpg
a0163227_3461298.jpg
一昔前、馬車鉄道の時代からの写真や路線図、車輛形式図などが整然とかつ詳細に載せられており、こういう仕事を見るとやはりドイツという国はすごいなと思う。路面電車マニアにとっても垂涎の書であろう。電車が民家や商店の軒先をかすめ、大通りや裏道を我が物顔に走り回るのは中欧ならではの景観で、現地に旅行に行ってはじめて鉄道の楽しさにめざめたという人も多いのでは。
なお、本書はアマゾン洋書コーナーに出品。
by chirindo-tensyu | 2012-10-13 18:23 | ドイツ | Comments(0)

『ドイツの文学』でビンディング「モーゼル旅行」を読む

探していた本を天牛堺書店で見つけて購入。三修社『ドイツの文学』第12巻。
a0163227_19392013.jpg

これはセットでは時々見かけるが単品ではあまり出てこない。この12巻目にはビンディング「モーゼル旅行」という逸品があり、それを読みなおしたいがためである。帰りの電車内で読みふけってしまった。
紀行文の形を踏んでいるがフィクションであろう。一人旅の男性が旅行中に偶然知り合った女性と恋に落ちかけるも結局ふられるというお定まりのパターン。他愛のない内容だが、モーゼルの風光についての描写がすばらしく、本書には現地の写真も豊富に挿入され、優れた旅行案内ともなっている。
興味を抱いたのは、モーゼルワインと鰻の夕食の挿話。残念ながら料理法は詳しく書いてないが、ドイツの鰻料理ってどんなのだろう。まさか蒲焼ではあるまい。フライか煮込みか、スープ仕立てか。一度現地で試してみたいものである。
by chirindo-tensyu | 2011-05-16 19:42 | ドイツ | Comments(2)

ルートヴィヒ2世とノイシュヴァンシュタイン城

話のゆきがかり上、ルートヴィヒ2世にもふれておきましょう。
a0163227_8283723.jpg

本もたくさん出版されています。これらは個人的な趣味で集めたもの。
a0163227_8285151.jpg

王のゆかりの城めぐりの拠点となる町フュッセンへはミュンヘン方面から列車でめざします。牧歌的な車窓が旅情を高めてくれます。
そこからはバスでシュヴァンガウ村へ。不思議な縁で当地へは秋に2度訪れました。1度目は周辺の散策に重きを置き、2回目は二つの城を満喫。ホテルも客室から白鳥城が見えるイエーガーハウスに泊まれて幸運でした。3度目の訪問もあるような予感がします。
a0163227_8374065.jpg

城のチケットも美しくて記念になります。
世界的な観光地だけあって城内の混雑は避けられません。むしろ、周辺の景観美にこそ価値があって、できるだけ足をのばして歩いてみたいものです。
a0163227_8435812.jpg

絵葉書でみても、山や湖が点在しているのがわかります。そこから眺める城もまた格別なもの。
観光バスで乗りつけて、城だけ急ぎ足で観て周るのはあまりにももったいないような気がします。
a0163227_962951.jpg

王が謎の死を遂げたシュタルンベルク湖へも寄りました。明るくのどかな湖で、遊覧船も出ています。この地でその時、一体何があったのでしょうか。

by chirindo-tensyu | 2010-05-17 09:08 | ドイツ | Comments(2)

ロマンチック街道とヨーロッパバスの思い出

ドイツ研究室の買取で、捨てるつもりで別にくくってあった一束も、「先生、ちょっと待ってくださいよ」と、もらってきました。内容は紀要、論文の抜刷、教科書のカタログ類でたしかに捨てるしかないようなものでしたが、ひらりと舞いおちたのがこちら。
a0163227_21235933.jpg

ロマンチック街道の地図ではありませんか。これとて、多分現地で無料でもらえるようなものだと思うのですが、私にとってはうれしい資料でした。
もう昔の話になりますが、ロマンチック街道を旅したことがあります。街道沿いに観光バスが走っていて、私は途中のバート・メルゲントハイムからネルトリンゲンの区間のみ乗車しました。乗客は個人旅行者ばかり、白人と日本人が数人ずつくらいの割合で、楽しかったです。
a0163227_21222220.jpg

クレクリンゲンでは教会と指貫博物館を見学する時間もありました。ネルトリンゲンでも休憩タイムがありましたが、早足で通過するには惜しい気がしたのでここに留まることにしたのです。
a0163227_21335890.jpg

誰が名づけたのか知りませんが、ロマンチック街道とは言いえて妙な名前です。途中にも魅力的な町が多く、終点が王城ゆかりの地とは出来すぎのような気もします。
by chirindo-tensyu | 2010-05-15 21:44 | ドイツ | Comments(2)

名著の余韻はワインの本★ドイツ文学古書買取記その2

昨日の買取で机がドイツ語の原書であふれてしまい、休日返上で整理にあたりました。
a0163227_20421951.jpg
a0163227_20434762.jpg

a0163227_20425456.jpg

ベンにヘルダーリン。レッシングにヴィーラントなど。
a0163227_20441537.jpg

ゲーテの色彩論もありました。
a0163227_204529.jpg

ドイツ革命を扱ったデーブリンの大作『1918年11月』。2巻目まで書込があり、安く出しておきます。
a0163227_20483478.jpg

硬い書物の中に、ワインの本が混じっていたりすると、ほっとします。『ぶどう摘み』。巻末に詩のアンソロジーがあって、あっ、これなら自分にもわかるかもと思ったのがこの詩?
a0163227_20513286.jpg
a0163227_20513996.jpg

題して「恩寵なき夜」。解釈は各人におまかせを・・・

by chirindo-tensyu | 2010-05-13 20:58 | ドイツ | Comments(2)

バイエルン州の郷土作家★ドイツ文学古書買取記その1

おなじみN女子大より、また買取の依頼が。今回はドイツ語の研究室から発生した不要書で、半分はドイツ語の原書だとか。6箱程度で、台車で2往復見当、助手の手を借りる必要もなさそうです。
a0163227_1004356.jpg
a0163227_1004975.jpg

まず、ひときわ鮮やかに目に跳びこんできたのは、ルートヴィヒ・ガングホーファーの作品集。と、さも知ったように書いていますが初耳の作家でした。旅行書のようにも見え、「面白そうな本ですね」といってみたら、「バイエルン州の郷土作家ですよ」と教えてくれました。そう聞いてにわかに親しみをおぼえました。私はドイツへ3度渡航しましたが、いずれもバイエルン州を中心とした旅でしたから。あのノイシュヴァンシュタイン城の国王と同じ名前というのも、不思議なつながりですね。
新潮世界文学辞典などには載っていませんでしたが、電子版百科事典Wikipediaには出ていました。
a0163227_10291757.jpg

現地ではかなり有名な作家のようです。日本語の翻訳は出ているのか、調べたかぎりでは見つかりませんでしたが、あったらぜひ読んでみたいです。
お譲りいただいた残りの本についてはまた明日・・・。

by chirindo-tensyu | 2010-05-13 10:09 | ドイツ | Comments(1)

古書全般買取

古書全般買取 

(学術&一般書、雑誌、古銭、切手、鉄道用品、美術品、刀剣、CD、DVDなど持込歓迎!)

大量の場合は出張買取!
経験豊富な店主が参上し適切査定・即金でお支払
寺社・大学・公的機関OK!!

まずはお電話を030.gif

【智林堂書店】
近鉄奈良駅南へ徒歩5分
もちいどのセンター街内

0742-24-2544
(昼~夕方頃、営業不定)
0742-44-3110
(時間外 8~20時頃)

タグ

以前の記事

2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月

検索

ブログジャンル