奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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ブックオフで『カザンラク壁画古墳 古代トラキア人の遺跡』など入手

ブックオフの単行本コーナーでの収穫に恵まれないときは雑誌・大型本コーナーにまわってみよう。こちらはこちらで専門の拾い屋がいるらしく、雑誌類を1冊づつ片っ端から検索している人も見かけるが、意外と良い本が放置されていることもある。
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大型本『カザンラク壁画古墳 古代トラキア人の遺跡』は少しいい値がついていて迷った。場所もとるし、発送料もかなりかかる。なるほどセドラーとしては幅が抜きにくく敬遠するわけだ。でも、私は個人的に欲しくなって購入。
ブルガリアのカザンラクにあるトラキア人地下墳墓は「がっかり世界遺産」のひとつに数えられる。
当地を訪れたのは春先の深い霧につつまれた日であった。トラキア人の墓は一般公開されておらず、かわりに精巧なレプリカの展示があるという話だったが、それも見られずがっかりしながら帰ったのであった。
その壁画を、この本でならつぶさに眺めることができる。まあ、本で見ても仕方ないのだけど「あの墓の内部はどうなっているのだろう」というとりあえずの知的欲求は満たされたのであった。

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by chirindo-tensyu | 2013-03-17 18:23 | ブルガリア | Comments(0)

フェリーで国境を越えてカラファトへ

国境の船着場へはタクシーで10分。
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出国手続きを終えると歩いて桟橋へ向かう。この距離が結構長い。
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見るからに車載専用の船は着いていたが、まだ一台も乗っていない。車が集まってからでないと出航しないという。時間をつぶそうにも何もないところだ。免税品店がかろうじて一軒。
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トラックが続々とやってきた。積みこみを開始。数名の歩行者は2階のデッキに追いやられる。
ルーマニア側の港カラファトは河をさかのぼったところにあり、30分ほどの航程。
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カラファトの税関はのんびりしたもので、そのまま素通りして町へ出れそうだったがもちろん入国印をもらっておく。

 (引き続きルーマニア編へ)
by chirindo-tensyu | 2012-08-02 18:30 | ブルガリア | Comments(0)

ババ・ヴィダ城塞と国境のドナウ河

川沿いの朝の道は気持ちがいい。
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廃墟になった教会があり、入ってみた。中には何もなかった。
その先ババ・ヴィダ要塞へも足を延ばす。ここからはドナウが一望できる。
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さて、国境になっているドナウ河。両国を結ぶ橋が建設中との話を聞いていたが・・・・・・。
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惜しい、一部がつながっていない。これはフェリーで渡るしかないようだ。
by chirindo-tensyu | 2012-08-01 18:22 | ブルガリア | Comments(0)

ルーマニアとの国境の町ヴィディンへ到達

ブルガリアもトルコと同様、主要幹線を別にすれば鉄道よりバスの方が使い勝手がよく早い。サンダンスキからは鉄道を利用したかったが、やはり時間が合わなかったりしてバスでの移動にする。
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サンダンスキ発8時のソフィア行バスは満員だったが、通勤客であろう、大半がブラコエフグラッドで降りる。隣が空いていればバスでの旅も快適だ。
山道や草原を走りトラムが見え始めるとソフィア市内、11時前に中央駅前のツェントラル・アウトガラに着く。ここからさらに北部のヴィディンをめざす。発着ボードを見上げると、「BИДИH」の文字が目に飛びこんでくる。11時発、オフィスを探して切符を買っている暇はない。こういう中央のバスターミナルでは事前にオフィスで買う決まりになっているところもあり、いちかばちか出発寸前のバスに飛び乗ると、車内でチケットを売ってくれた。マイナーな路線だから本数はそう多くないはずだ。
車内での移動時間を除けば、ソフィア滞在わずか2、3分! そこからは4時間以上の長い道のり。ドナウ河が見え始めると間もなく終点ヴィディン。この先はルーマニアだ。国境の町だがあまり辺境という感じはしない。
河沿いに中級ホテルが建ちならぶ。
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順番に見て、3つ星ホテル「ネプチューン」に決定。ドナウを望むスタイリッシュな部屋が50レヴァは安い。
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近くの店でお気に入りのビール「スタロプラメン」と小魚のフライで一息つく。さて、明日はいよいよ旅の最後の国ルーマニア入りだ。白夜で日が長く、ドナウの夕陽を見ずに寝てしまったのは残念。
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by chirindo-tensyu | 2012-07-31 18:04 | ブルガリア | Comments(0)

ブルガリアの名湯サンダンスキ温泉

トルコでは温泉を満喫したが、ブルガリアにも気になる温泉地サンダンスキがあり、足をのばしてみることに。
バンスコからはソフィア行きミニバスでまずブラゴエフグラッドへ出て乗換。このあたりはギリシアへの国境にほど近い。
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きれいな川が流れていて、川沿いに上流へ行ったところに何軒かのホテルがある。
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4つ星「ホテル・サンダンスキ」は7階の見晴らしの良い部屋が105レヴァ。3階以下なら95とのこと。どの部屋にもバルコニーがある。
まずは近くの店で昼食。
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ローストラムとポテトセット。ビールはスタロプラメンの生がうまい。美味なはずで、これはブルガリアでなくチェコ産のビールなのだ。
温泉は付設のプールへ行く。野外に39度の浴場があり、入ってみたがさらっとした感じ。
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湯あがりのビールがまた格別。スーパーで珍しくヴァイス(白)ビールを売っていたので買ってみた。これはドイツもの?
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町の中心部にある遺跡を覗いてみたりしたが、どうも暑くてやりきれない。食欲もわかず、例によって朝昼の2食のみ。夜、シェイクスピアの『オセロー』を一気読み。これはキプロスが舞台になっているので持ってきたのだ。
by chirindo-tensyu | 2012-07-30 18:34 | ブルガリア | Comments(0)

バンスコでのすてきな出逢いと町あるき

東南アジアの夏が鍋で蒸焼きにされる暑さとしたら、ヨーロッパのそれはフライパンで炒られる熱さであろう。汗だらだらということはないが、汗も蒸発する熱さ(?)なのである。
日が傾きかけてからやっと歩きだす気になった。広場の方へ行くと、ここですてきな出逢いが・・・・・・。
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昼間も見かけた雌犬が、私の姿をみとめるやニコニコしながら走り寄り、腹をみせて転がりはじめたのだ。かなりの愛情表現である。でも、私には撫でてやることくらいしかできないのだった。それと、彼女に「バンス子」と名づけてやるくらいしか。
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冬に備えてか、早くも薪を大量に準備している家もあった。冬場は相当冷え込むだろう。
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ラテン系のルーマニア人とちがって、ブルガリア人はシャイな人種である。馬車の二人づれの男を見かけたのでカメラを向けると、二人とも顔をそむけてしまった。
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バンスコの町からはどこからでも山が見える。いつか季節のいい時期に来て、トレッキングなどにも挑戦してみたい。
by chirindo-tensyu | 2012-07-29 18:15 | ブルガリア | Comments(0)

バンスコのホテルと郷土料理「猟師の野兎」

バンスコは泊まる所には困らない。町から山の麓にかけ、星なしの山小屋から5つ星ホテルまでわんさかある。ただし、季節はずれの夏場は休業するところも多い。
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目についた4つ星「パルク・ホテル・ガルデニィア」に案内を乞う。ここはこの時期2・3階は閉鎖し、1フロアのみで営業しているという話だった。部屋は申し分ない広さでバスタブ付。夏期割引料金なのか、49レヴァは驚異的に安い。
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荷を解くと、遅い昼食兼夕食にありつく。思いがけず分厚くカラフルなメニューを手渡され、迷ったあげくに選んだのが郷土料理「猟師の野兎」。
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この辺の山林で獲れたものだろう、スパイスがきいた煮込料理。
スキー・シーズンにはどこも予約なしでは泊れないほどの盛況になるとも聞く。夏のバンスコはその点静かでいいなあ。山の方へ散歩にいきかけたがやめた。暑くて登山どころではない。町の建物の日陰を選って歩くのが精一杯だ。客が少ないのはそれなりに理由があるのだった。
by chirindo-tensyu | 2012-07-29 15:20 | ブルガリア | Comments(0)

バンスコ山岳狭軌鉄道に乗車 後編

山へつづく勾配を登りきったあたりにその駅はあった。
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アヴラモヴォ、ここでバンスコ方面からの対向列車待ちのため、15分ほど停まる。絶好のシャッターチャンスかと思うが、要所要所で私の先回りをして写真を撮りまくる男がいて、ファインダーの中に入ってきてしまう。もっとも、鉄道にだけ気をとられるのはおろかなことで、周囲にはすばらしい景観が拡がっている。
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途中下車したい誘惑にも駆られるが、冷静に乗り続けよう。その先の沿線風景も見飽きない。
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さらに走り雪山が車窓いっぱいに見えてきたかと思うと、14時前にバンスコ駅到着。
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なんとも牧歌的な、スイスの高原あたりを思わせるような駅である。実は終点はもう一駅先なのだが、大半の客はここで降りる。例の写真男も降りる。「完乗」にこだわるのなら、そのまま乗って引き返してもいいだろう。
by chirindo-tensyu | 2012-07-28 17:48 | ブルガリア | Comments(0)

バンスコ山岳狭軌鉄道に乗車 前編

パザルディックからバンスコまでの通し切符は6.90レヴァと激安。こんなところでバルカン・レールパスなんて使うやつはおらんだろうな(笑)。
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まずは最新型電車で起点のセプテンブリへ。鄙びた田舎駅で、周囲にホテルなどはなさそう。
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バンスコ方面行は駅のはずれにひっそり停っていた。赤い電気機関車の牽引する小さめの客車4輌編成で2等のみ。線路を見ると、なるほど狭い。鉄ちゃんならここで巻尺を持ち出してはかる場面だが・・・・・・。線路の幅に合せて客車も狭い。まずまずの乗車率で、ほとんどは地元の民だろうが、観光客なのか写真を撮っている人もちらほら。
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9時06分定刻発。途中駅が結構多く、乗降客もそれなりにある。停車中に駅弁らしきものを買いこんでいる人も。停車時間が短いので慣れていないと無理だろう。駅弁、といってももちろんヨーロッパだからサンドイッチのようなものだが。
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列車は走る。
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乗客は眠る。
これから徐々に山の方へ登っていく。ビールを買ってこなかったのを少し悔んだ。

(後編へつづく)
by chirindo-tensyu | 2012-07-27 17:58 | ブルガリア | Comments(0)

パザルディックの街歩きと魚肉料理のガルニテュール問題

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パザルディック中心部には歩行者天国が縦横に延び、公園や緑も多く親しみやすい雰囲気。もっとも、観光するようなものは何もない。訪れる外国人は稀であろう。
夕食は自分のホテルはあまりにもひっそりしているので敬遠し、例のキリル文字のホテルのレストランへ。メニューもやはりブルガリア語オンリーで、これは解読困難だから給仕に英訳してもらう。
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ポーク・ステーキとフライド・ポテトのセット。やや高いわりに大したことはなく、つけ合せの野菜のトマトと胡瓜にも1.5レヴァづつ加算されていたのでもめる。でも、生ビールが2杯飲んで1.8レヴァと情けないほど安いのでそれに免じて(?)払う。パンもトルコでは無料だったが、この国ではきっちり加算される。
     
さて、ここでガルニテュール(付け合せ)問題について。ヨーロッパで肉・魚料理を単独で頼んだ場合、ガルニテュールはどうするかと大抵訊かれる。もともと料理に野菜などが含まれる場合も多いが、メニューに書いていなければ単独ということで、さらに何か選ぶ必要がある。付け合せは一切いらないと主張することもできるが、料理の飾りつけの必要上、最低限のもの(ポテトなど)を強くもとめられることもあり、節約旅行者にはなかなか難しい問題だ。下手に温野菜のセットなど頼むとかなり高額になることもある。
困るのは勝手に付け合せをアレンジして持ってきてその分を後で請求されることで、「これは注文してない」「食べた以上は払ってもらう」とトラブルになってしまう。これらは現地の習慣的なもので、ある程度は割り切らないといけないのかもしれないが。
ほら、日本料理店などでも突き出しと称して最初に何かもってくるけど、「注文してないよ」という人はいないわけで・・・・・・。
by chirindo-tensyu | 2012-07-26 18:17 | ブルガリア | Comments(0)

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