奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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チュニス航空エクスプレスでチュニスからマルタへ

チュニス航空のカウンターでチェックインしようとすると、エクスプレスの方へ行けという。やはり別会社の扱いだ。
エクスプレスの場所は到着時に予習済。空港の奥手の、ベンチに猫が寝そべっているようなのどかな一角だ。あまり乗客はないのか待たずに搭乗券に引換できた。
港内の銀行で余ったチュニジアの金をユーロに替えようとしたら、銀行の両替証明書がないとだめと断られる。ATMで下ろした時のレシートを見せても無理。何それと思うがそういう国なのだ。
国外では紙屑同然の金なので使い切ってしまった方が賢明だ。
まず薬局で下痢止めを買い、入管通過後にビールとジュースを飲み、赤ワインのボトルを買ったがそれでも30ディナールほど余ってしまう。
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さて、チュニス航空エクスプレスのマルタ・ヴァレッタ行は10時45分定刻発。2×2の座席でビジネスはなく乗客率は6、7割程度。同社のマークは鹿のように見えるが、鹿というのはバスとか陸運のイメージなのでちょっと笑える。
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機窓から見える白い家々に名残を惜しむ。
1時間あまりのフライトだがサンドイッチのみの軽食が出る。飲物はコーラで我慢。
by chirindo-tensyu | 2017-01-27 01:15 | チュニジア | Comments(0)

ラ・マルサの怪しげな酒店とチュニジア産蒸留酒ブハ

「じゃあ、お酒を買っていこうね」と妻が私の気持を察して言う。
しかし、ここはチュニジア。適当に歩いても酒を売っている店には遭遇しない。
「ここなら売ってるんじゃない?」とミニマート風の商店を指して妻。私の勘では売っていない。
やはりアルコール類は一切置いていない。でも、その店主から耳寄りな情報を得た。車道を挟んで斜め向いの薬局の隣に酒屋があるというのだ。
早速行ってみるがそれらしきものはない。
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しかし、よく探せばビールの広告看板を掲げた倉庫のような建物があり、鉄扉で閉ざされて営業していないように見えるがその扉を押し開けて入っていく男がいる。
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入ってみると5、6人の男が列をなし、その先には鉄壁と小さな窓口がある。窓口のかなたには大量の酒類のストックがあり、各人の要望に応じて売ってくれるのだ。
後ろめたさの共有感というか、男たちの間では奇妙な連帯感が生まれ、異国人の私たちにも好意的に接してくれる。
人前でおおっぴらに酒を売買するのは憚られるイスラム圏ならではの販売システムだろう。
例の広告看板の缶ビールもよく見れば0度のノンアルコールであるのが笑える。
私は缶ビールとブハのミニボトルを購入。ブハというのはチュニジアのスピリッツで無花果の蒸留酒だ。
中身が見えないよう黒い袋に入れてくれる。男たちにならってこそこそと外へ出る。
隣の商店でつまみを買い、路上では飲めないのでタクシーを拾って帰館。
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早速ブハを試す。日頃愛飲している芋焼酎に果実の香りを添えたようなニュアンス。なぜ芋焼酎なのかはわからないが、妻もそう言っていた。不思議なこともあるものだ。
by chirindo-tensyu | 2017-01-24 18:20 | チュニジア | Comments(0)

ラ・マルサのトルコ料理店「トルキッシュ・グリル」

さて昼食にホテル内のレストランに行くが、ビュッフェは1人46と高く、単品でも2、3品もとれば同じくらいつく。それにこういうところは酒が馬鹿高いのだ。
それならタクシーで町の庶民的な店に行こうということになるが簡単には行けない。
「レストランに行きたい」とホテル前に待機中の運転手に告げると、10キロ以上も離れたラ・グレットへ連れて行こうとする。そこのシーフードがお薦めらしいが我々はそれほどグルメではない。
ガマルタ近辺には店はないというので何とか交渉してラ・マルサまで行ったが10ディナールとられる。メーターなら半額なのに。
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目についたトルコ料理の店、その名も「トルキッシュ・グリル」に入る。アルコールは置いていないが空腹で妻の気嫌が悪くなりかけていたので仕方ない。
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イスタンブール・メニューという名の2人分のセットが24ディナールと安く量もたっぷり。ホテルのビュッフェが2人92だから、やはりタクシーで往復してもなお安あがりだ。
内容はスープ、サラダ、ポテト、パン、牛羊鶏の3種焼肉とバターライス。
飲物は仕方なくコーラをとる。禁酒できて健康によかった? いやコーラはビールより絶対、体に悪いに違いない。
by chirindo-tensyu | 2017-01-23 18:55 | チュニジア | Comments(0)

ガマルタのホテル「ラマダ・プラザ」

駅前からタクシーを拾う。海を横目に崖の上まで坂道を上がり、ガマルタという町の高級ホテルの建ち並ぶ一角へ。メーターなら初乗りは1ディナール未満、数キロ乗っても5程度と安い。
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予約済の「ラマダ・プラザ」は朝食付9365円、5つ星だけあって堂々たる風格。敷地も広大だ。
部屋はシンプルだが海の見えるバルコニーもある。
バスルームのほかに独立してトイレがあるのがやや珍しい構造。
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誰も泳いでいないプールを抜けてプライヴェートビーチのような砂浜へ出る。ここにもスイマーやサーファーは皆無。海の家ぽい商店も季節はずれとあって休業中。駱駝使いの男が試乗の誘いをかけてきたが断って引返す。
by chirindo-tensyu | 2017-01-22 18:21 | チュニジア | Comments(0)

チュニス・マリン駅からTGMでラ・マルサ駅まで乗車

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マリン駅からTGMと呼ばれる郊外電車に乗る。切符代は終点まで1時間乗って1人70セントと激安。駅は明るいが車内は薄暗く混んでいる。
途中から小中学生らしき子どもらが大勢乗りこんできて騒ぎ出す。
車体をガンガン叩いたり、開けっぱなしの扉から身を乗り出したり。迷惑だし危険な行為だと思うのだが誰も注意をする人はいない。当然のように2等切符を買ったが、うるさいので1等にすればよかったと思う。
アエロポール(空港)という駅があるが、空港には直結していない。モロッコのカサブランカの鉄道は空港に直結しているだけましだったなと思う。
沿線には有名なカルタゴ遺跡もある。駅名にカルタゴ・ハンニバルとあるのを見て途中下車したい誘惑に駆られるが、ローマの古代遺跡はほかで行く予定があるのでパス。
地味な町並が海岸部の高級住宅地ぽい景観に変わりだすとまもなく終着駅ラ・マルサだ。
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by chirindo-tensyu | 2017-01-21 19:13 | チュニジア | Comments(0)

フランス・アヴェニュー&ハビブ・ブリキバ通りそぞろ歩き

さて、チュニジアにはもう1泊するが気分を変えて郊外の海岸部へ移るつもりだ。
チュニス中心部から海岸の町までは鉄道1本で行ける。
来たときとは逆に大通りを歩いて駅まで向う。
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大聖堂あり、路面電車が走り、おしゃれな商店も建ち並び、ここはフランスではないのかと錯覚するほどだ。
昨日は気づかなかったが、カフェ・ド・パリの裏手にフランス系のスーパー「モノプリ」も発見。
妻はキッチン用具にご執心な様子。
私は酒コーナーへ直行。ワインやスピリッツはほどほどに充実しており値段も手頃。
ただワインはすべてコルクタイプで、栓抜きがないと開けられない。個人商店ならともかくスーパーではその場での開栓は望み薄。
スピリッツはレギュラーサイズのものばかりで持ち歩くには抵抗がある。
まあ、これから行く先々にもあるだろうと2人とも見るだけにとどめる。
名残惜しいホテル「アフリカ」で一杯やっていくことにする。
要人でも宿泊するのか、前の道路は通行規制がしかれ入口では手荷物検査があるなど昨日とは打って変った厳戒態勢だ。
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by chirindo-tensyu | 2017-01-20 18:54 | チュニジア | Comments(0)

メディナの店と商人たち

朝の散歩に出るが商店はまだほとんど開いていない。路地にはごみが散乱し野良猫が出没。
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目印になるグランド・モスクまでの道順を頭に刻みこもうとするが何度往復しても完全には覚えきれない。
ホテルをチェックアウトして最後にたどりついた時にようやく体得できたような気がする。
通りはもう活気づいて狭い通路に人がひしめきあう。
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とある店先には天高くベルベル・キリムが飾られている。小さな紅白のキリムに妻が目を留め、値段が知りたいという。
店主の親爺は我々を店の奥に招きいれ、320と紙に書いて見せた。
そんな馬鹿な。立ち去ろうとすると、どんどん値段が下がりあっという間に70になったが、帰ろうとすると出口に立ちふさがって怖い表情をしてみせる。
振りきって出たが妻も怖気づいた様子。
中近東のこういう店では定価などはない。買う気がなかったらうかつに値段を訊かないことだ。
妻は財布や手製の人形などにも興味を示していたが結局何も買わない。
私は本と酒以外興味はない(笑)。
by chirindo-tensyu | 2017-01-18 18:34 | チュニジア | Comments(0)

トルコ時間とチュニジア時間

「パレ・バイラム」の夜は深く恐ろしく静かだった。未明に妻と目覚めたが周囲は真っ暗である。
昨日の夕食は2人ともろくに食っていないので6時半からの朝食を待ちかねていく。ところがフロントにいた男は時計を示しまだ4時半だという。
私たちはイスタンブール空港で日本との時差を一旦修正したのだが、そのまま来てしまったことに気づく。チュニジアとの間にはさらにマイナス2時間の時差があるのだ。私としたことが丸一日、トルコ時間のままチュニジアを過ごしていたわけで何ともまぬけな話だ。
近所のモスクから流れるアザーンの音を聞きながら6時半になるのを待って朝食に行く。夜はまだ明けず客人は私たちのほかにはいない。
メニューから選ぶ方式で、コンチネンタルとアメリカンが載っている。あれば注文するのだがチュニジア式朝食なんてのはない。
妻とそれぞれコンチネンタルとアメリカンを選ぶとミックスして持ってきたので何がどう違うのかよくわからないが変りばえしない内容。しかもパンは干乾びているしオムレツは味がない。
ゆっくり食べているうちに夜が明けてきた。
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屋上に出て周囲の朝焼の光景をカメラに収める。
梯子が置いてあり、これを使うとより高みへ上がれるので妻に支えてもらって建物の最上部へ上がる。いやー、写真家っていうのも命がけだな(笑)。
by chirindo-tensyu | 2017-01-17 18:45 | チュニジア | Comments(0)

メディナを抜けてホテル「パレ・バイラム」へ

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堂々たるフランス門を抜けると広場があり、四方に細い道が伸びる。そこは喧騒のメディナ。
めざすホテル「パレ・バイラム」までどう歩き出したものか解らず広場の高級ホテルで案内を乞う。
「当ホテルの方がよろしいですよ」とフロントの女。そうかもしれないけど予約してしまったので。
教わった方向に歩き出す。目印のグランド・モスクまでは1本道が続く。そこで曲がるのだが小路が錯綜しており、迷いに迷ってたどり着く。
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そこは小さな看板しか出ていない隠れ家的なホテルで、中へ入ると名も告げぬうちから予約客と認識してもらえる。
ロビーでまずはウェルカムドリンクをと言われたはいいが、出てくるのにかなり待たされる。こういうところはやはりアフリカ的なのである。


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by chirindo-tensyu | 2017-01-14 18:03 | チュニジア | Comments(0)

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