奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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「季刊銀花」を集めるなら今しかない

季刊誌「銀花」がついに終刊になりました。最近の風潮を考えると、もう何が消えてもおかしくないのですが、智林堂でも人気の雑誌だっただけに残念です。蔵書票や限定本など、愛書家の心をくすぐるような企画も多かったですね。
161号をもって終刊というのは、号数としては少ない印象ですが、月刊ではなく季刊だからでしょう。でも、これは集めようと思えば可能な範囲の数字で、この際、完全蒐集をめざしてみませんか。
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当店には、バックナンバー分売のほか、貴重な創刊号から20号までのセットも在庫あり。手製の拵え帙つき。初期号を一気に揃えたい方は御相談下さい。
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こちらは季刊になる前の隔月刊「銀花」。えっ、こんな銀花があったのと驚かれる方もいらっしゃるかも。
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内容的にも、「季刊銀花」の萌芽のようなものがすでにうかがえます。「季刊銀花」も、幻の雑誌として語りつがれる日もそう遠くないのかもしれません。

by chirindo-tensyu | 2010-03-29 20:11 | Comments(5)

トーマスクック時刻表再び

「赤版」にめざめるきっかけとなったのがこちら。
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10年前にブルガリアで行きずりの旅行者からもらったもので、持ち歩いているうちに表紙が痛んでしまいました。
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当時の移動経路が赤線で記してあります。ギリシアから入って東中欧を鉄道で周遊、ただしベオグラード~サラエボ間は紛争で鉄橋が爆破されてバスに乗ったので青線。アドリア海の一部はフェリーも使い、気ままなひとり旅でしたが、懐はさびしかったです。
当時の記録をみると、一度の旅程で4回も車中泊をやってます。ホテルにはなかなか泊れず、YHや民宿、僧院、博物館にまで泊っていますよ。貧しかったけど楽しくて、今にいたるまでヨーロッパ通いがつづいています。

by chirindo-tensyu | 2010-03-27 21:01 | Comments(0)

ポール・セロー「大地中海旅行」に触発されて

セローといえば、『鉄道大バザール』などの鉄道紀行で有名ですね。彼の著作は文章が長いのが特徴で、全部読みきれませんが、拾い読みして面白かったのが『大地中海旅行』。
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フェリーや列車を使って、一年以上かけて地中海をほぼ一周した旅行記で、力がこもっています。「地中海の微妙な真価をわかるようになるには、一定の年齢になることが必要なのだ」とは著者の弁。その齢に達して、満を持しての周遊行ということでしょうか。
以前の記事でも紹介した地中海関連の本、探してみたらまだまだ出てきました。
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面積は小さいけど偉大なる海・地中海。沿岸都市の歴史のもつ重みを感じます。
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カルタゴ展も間もなく閉幕ですね。齢が精神とともに成熟したら、いや未熟なままでしょうが、いつか私も地中海周遊の旅に出たいです。

by chirindo-tensyu | 2010-03-25 19:40 | Comments(2)

トーマスクックのヨーロッパ鉄道時刻表

旅情に誘われて、ジュンク堂で求めたのがトーマスクック時刻表「赤版」最新号。
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日本では年2回(以前は4回)しか発売されないので、見かけたときに買っておかないとね。
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昔から基本的なデザインは変らず、赤い表紙で統一。ちなみに左下は本国・英国版です。
かえりみれば、初めてのヨーロッパ旅行ではうかつにも本誌を持たず、ソフィアで会った若い日本人男性旅行者にその価値を教えてもらいました。リラの僧院などを一緒にめぐり、その人は後はイスタンブールに行って帰国するだけだからと言って、時刻表を気前よくくれたのです。おかげで、その後の旅行では大いに役立ちました。
新型特急がバンバン走るような幹線には興味がなくて、当方の関心の的は、もっぱら片隅に載っているような小さな路線。
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「マイナーな国境越え路線」なんて発見すると、もうたまりませんね。「赤鉄」の血がうずきます。いずれまた渡欧して試乗したいなと思っています。

by chirindo-tensyu | 2010-03-22 21:57 | Comments(2)

近鉄をはじめとする鉄道特集

近鉄・阪神なんば線が開通して1年。客足は上々のようで、奈良線沿線の住民としても嬉しいかぎりです。さて、この連休中にヤフーオークションで近鉄などの鉄道関係を大放出、ぜひお見逃しなく。
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内容は車輌のパンフレット、広報誌、初期のパールカード、工事記録等など。他に都電・新幹線・SLの本や切符もいろいろ出品しています。
個人的に面白いとおもったのはこれ。
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近鉄特急コマーシャルソングのソノシート。近鉄の華やかなりし頃、テレビで流されていたものでしょうか。出品前に針を通して聞いてみましたが、クリアな音質でした。懐かしい方も多いのでは。オークションは連休最終日22日月曜日夜に終了。今からでもご参加下さい。

by chirindo-tensyu | 2010-03-20 09:41 | Comments(2)

サンポマガジンの関西の古本屋探訪記事が熱い

待望の「サンポマガジン」(大散歩通信社)最新号が出ました。
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関西の喫茶店と古本屋の特集で、繰返し各誌にとりあげられてきたテーマながら、本誌の充実度には目をみはりました。えっ、こんな本屋いつできたの?知らなかったなというのもありました。
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わけても「古本ソムリエ氏と行く奈良古本修行散歩」は楽しく拝見。巻頭のイラストは始めは気づかなかったのですが、何と我が智林堂の店内風景ではありませんか。当時棚にあった「ニホンザルの風土」「恐竜の謎」などの背文字がリアルに描きこまれています。山本善行氏の来られた時の様子が、生きいきと伝わってきて、写真よりも新鮮味がありました。
一方、「彷書月刊」を彷彿させるような無店舗業者の古書目録もあったりして、至れり尽くせりの内容です。当店では販売はしていませんので、新刊書店などでお求め下さい。
by chirindo-tensyu | 2010-03-18 20:04 | Comments(0)

シベリウスの家訪問記

フィンランド滞在最終日は、あいにくの雨。ヘルシンキから近郊電車でシベリウスの家を訪ねました。アイノラというひっそりした村にあります。奥さんの名前がアイノで、それが地名になっているわけですから、愛妻家だったんですね。
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家はそれほどでもないのですが、敷地の広大なのには驚きます。書斎はいかにも居心地がよさそう。別棟もあって、サウナの設備もしっかり。
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この林の小径を散歩しながら、名曲「フィンラディア」は生み出されたのでしょうか。近くには湖もあり、まさに北欧的な音楽環境でした。


※バルト&フィンランド回想旅行記はこれをもって終了します。
by chirindo-tensyu | 2010-03-18 09:11 | フィンランド | Comments(0)

フィンランド鉄道の特急乗りくらべ

ヘルシンキ~サヴォンリンナ間はパリカラ乗換えで4時間半ほど。鉄道で単純往復しました。
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初めての国で乗る列車というのはわくわくしますね。行きはIC特急。さすが北欧、車体も内装もピカピカで、つくりもゆったりしています。そのかわり、料金は高いです。日本と同じくらいかな?
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帰りのサヴォンリンナ駅が無人だったので、車内で切符を買いましたが、全く同じ経路なのに値段が少し高いのです。あれっと思っていると、来るときにも会った女車掌さんが、こちらが口を開く前に答えてくれました。「ペンドリーノだから、高いのよ」。
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なるほど、時刻表にもペンドリーノ=振子特急をしめすSの印が。しかし、所用時間も乗り心地もさして変らず、カーヴが特に多いわけでもないこの区間にあえて導入する必要があるのかは疑問。新型車輌を口実に割増料金をとられていてはたまりません。といって後続の「普通」の特急は3時間後ですから、選択の余地なしです。まあ、両方乗れてよかったと思うことにしましょう。
by chirindo-tensyu | 2010-03-16 21:21 | Comments(0)

フィンランドのサヴォンリンナ湖上での遭遇

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サヴォンリンナの湖上の橋で列車の撮影に挑んでおりましたら、背後からそそくさと通りすぎるものの気配が・・・。
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あのうしろ姿はもしや、と追いかけてみましたら、やっぱりそうでした!
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少女じゃありませんよ、連れている犬の方です。フレンチブルドッグ! 私も同じ犬種を飼っているのだよと声をかけて写真を撮らせてもらいました。外国でもあまり見かけない犬種です。こんなところで出会うとは超ラッキーでした。

by chirindo-tensyu | 2010-03-15 20:03 | フィンランド | Comments(2)

堀辰雄や立原道造に見せたかった森と湖の国

「森と湖の国」フィンランドへ、念願かなって訪れることができました。ヘルシンキから列車で5時間ほど、サヴォンリンナに滞在しました。湖の中の浮島のような町で、古城オラヴィ城も湖上にあります。
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周囲には白樺林、それに松林もあって、何だか北海道か信州あたりを思わせる景観です。堀辰雄や立原道造が見たらどう思ったことか。きっと素晴らしい作品ができたでしょう。私も詩人になった気分で歩きまわりました。町から近いのにほとんど人には会いません。淋しすぎるくらいですが、それゆえに風景が身にしみて親しく感じられました。
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by chirindo-tensyu | 2010-03-14 21:30 | フィンランド | Comments(0)

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【智林堂書店】
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