奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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ワールド・ピース・パゴダ(日本山妙法寺)へのトレッキング

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舟は半時間以上もかけてトレッキング道のスタート地点へたどりついた。ほとんどが階段で一気に駆け上がるようなかたちになるので少々きつい。以前は別ルートでゆるやかな登山道もあったもようだが閉鎖されたもよう。とにかく汗をかきかき登る。
初めはネパール人の家族連れと追いつ追われつしていたが彼らのほうが先に行ってしまった。湖上にはパラグライダーで滑空している人の姿が目立つ。やってみたいとは思わないが気持ちよさそう。
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ほぼ登りきったあたりに見晴らしのいい展望スポットと茶店があり一憩み。東洋人の若いカップルがいて男は高級そうな一眼レフを手にしている。声をかけて我々の記念写真を撮ってもらう。彼らはシンガポールから来たとのこと。
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ようやく頂上へたどりつくとワールド・ピース・パゴダ(日本山妙法寺)という巨大な仏塔がある。皆ここへ参拝するのが目的だ。我々はもうどうでもよくなって商店へ入り私は缶ビール、妻はアイスクリームで燃料補給。
帰りはポカラ市内へ下っていく別の山道もあり車道も通じている。多くの人は車で手軽に来ているのだろう。妻がもう歩きたくないというので客待ちのタクシーと交渉するが強気で吹っかけてくる。1200の言値を何とか1000に負けてポカラへ戻る。
後から思えばこの逆のルートをたどったほうがはるかに楽だったが、やはりそれでは味気なかったかもな。
by chirindo-tensyu | 2018-06-30 18:29 | ネパール | Comments(0)

「フィッシュテイル・ロッジ」の渡し舟

バスを降りるとフェワ湖のほうへ向った。めざすホテル「フィッシュテイル・ロッジ」の看板が出ているがホテルらしき建物はない。
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湖畔には渡し舟があった。ホテルは対岸にあり何とこの舟でしか行く方法がないのだ。渡し舟はもちろん無料で24時間稼動しているという。定員は8名ほどだろうか、大型コンテナも積めるようなスペースがありながら完全な人力でスタッフが手綱を引いていくだけ。緑の手綱が引かれるたびに床に落ちて円形の渦を描いていく。一種のショー的な意味もあるのだろう。
ほんの1分ほどで対岸へ着く。そこはもうホテルの敷地で石段を登るとフロントのあるメイン棟に行き着く。ついぞ見かけないと思っていた中国人の団体でごった返している。どうやらチェックアウトの時間と重なったようだ。
部屋はあいにく14時頃まで用意できないというので荷物を預けて近くの山へトレッキングを敢行することにする。地図上でみると地続きのようだがトレッキングの出発地点へは舟でないと行けないという。また例の渡し舟で対岸へ渡り観光客用の船乗り場から舟に乗る。これは830ルピーもとられた。
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3人乗りボートでおじさんが後方でゆっくりオールを漕いでくれる。水中には黒くて細い無粋なパイプが延々と揺らめいている。
「電線かな?」
「まさか、水の中なのに感電するでしょ」
「感電しないように被覆してあるんやないか」などと妻と話しあっていると、船頭は水道管だと教えてくれた。
湖上にはバラヒ寺院というヒンズー教寺院のある浮島があり参拝客で賑わっている。琵琶湖上の竹生島みたいな感じだ。
そしてついに山々のかなたに、雲に隠れがちながらも雪山の先端が奇跡のように現れた! アンナプルナ南峰だと船頭。
さらにアンナプルナ北峰も姿を現した! 我々はネパール滞在6日目にして、ついにヒマラヤ高峰の雪山と対面することがかなったのである。
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by chirindo-tensyu | 2018-06-29 18:38 | ネパール | Comments(0)

ルパ湖からポカラ市内へ戻る

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翌朝は厚い雲が出ていた。朝食ビュッフェはありきたりの内容。ネパールの朝食で一番がっかりしたのは高級ホテルでもジュースはほとんど色つきの水に過ぎないのとコーヒーはインスタントであることだ。
ところで8時頃から雲行きがあやしくなり激しい雨に見舞われた。9時に車を予約してあるのでそれまでにやめばいいのにと気を揉む。大体、こんな豪雨の中を運転手は来てくれるだろうか?
9時前、幸い雨は小降りになり傘を差して離れのフロントへ向った。車は時間前に来ていて一安心。ところがチェックアウトの精算のときにもめる。前払いした宿泊料金に込みのはずの朝食代が900ルピー×2人分加算されているではないか。これは大きな金額だ。
「あなたのプランは朝食は別だ」とマネージャー格の男は譲らない。リュックの中から英文で印刷したホテルズ・ドットコムの予約確認書を探しだすと、ちゃんとfree breakfast と書いてある。それを見せると男は不審そうにコピーをとり朝食は差し引いてくれたが、一言お詫びの言葉も欲しかった。ネットで予約すると時々この種のトラブルがあるから気をつけねばなるまい。
タクシーは昨日と同料金の2000ルピーで話をつけておいた。運転席にはメーターもあり作動しているのに気づいた。ベグナス湖に着くと600位の数値を示していた。黙って2000払ったが迎え代も含めてもせいぜい1000位が妥当ではないかと思う。かといってホテルから新たな車を頼めばより法外な値段を言われた可能性も高い。
「ベグナスからはポカラへ行くのか?」と運転手。そうだと言うと、「バスは多発しているからな」と。追加料金を払ってポカラまでは行くまいというこちらの気持ちを見透かされているようだ。バスにはほとんど待たずに乗れ、ポカラのレイクサイドが終点なので何も問題はない。
by chirindo-tensyu | 2018-06-28 18:33 | ネパール | Comments(0)

「ルパコット・リゾート」のプールとレストラン

ホテルには崖の上にプールも併設。いわゆるインフィニティ仕様で眺めが素晴らしい。昼間は誰も利用客がいないのでこれ幸いと入ってみる。妻の持参したビーチボールで遊ぶがプールの外に飛び出してしまい、プール番のおじさんに取ってもらう。いい齢をして恥ずかしい。
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さて夕陽も見納めると楽しみなのは夕食だ。山上の一軒宿だからここのレストランに行くしかない。1人15ドルのビュッフェと単品とが選べるという。ビュッフェはなぜか人気がなく種類が少ないようなので単品にする。瓶ビールはゴルカ、690ルピーはかなり割高だがこういう場所だから仕方ない。ハウスワイン赤はグラスで650、ネパール産で銘柄はヴィラ・ガルディーニといった。味はまあまあいける。
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地中海風テンダーローイン・ステーキは800ルピー、ウェルダンかミディアムかと訊かれたのでミディアムと応えたがレアといえばよかったかも。マトンビリヤニ985、チキン煮込みマサラ700(以上+23%)、どれも絶品で満足。景色の見える外の特等席は日が落ちると真っ暗になった。
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by chirindo-tensyu | 2018-06-27 18:30 | ネパール | Comments(0)

ルパ湖のホテル「ルパコット・リゾート」

さてあとはタクシーでルパ湖へ行くだけだ。3000ルピーの言値を2000に値切って出発。しばらくのどかな農道を走り未舗装の山道へさしかかる。粗い砂利が敷きつめてあるのは滑りどめのためだろう。その砂利石を時々跳ねあげて車のどこかに当たりすごい音がする。「相当、車を痛めつけてるんじゃない?」と妻。それよりこんな悪路の果てに1泊に値するようなリゾートホテルがあるのか心配になってきた。
山を登りきったあたりにその4つ星ホテルはあった。周囲には何もなく文字通りの1軒宿だ。明日9時に同料金で迎えにきてもらうよう運転手と話をつけて車を降りる。
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造成して整備された敷地内にはいくつもの宿泊棟が段状に建ちならび薔薇の花が咲いている。あてがわれた部屋は湖が望めるバルコニーつきの見晴らしのいい一室であった。その湖はルパ湖かと思いきやベグナス湖だった。絶景であることに変りはなく満足した。直下のかなりの高度差をともなった田園風景も美しくバルコニー大賞を授けたい。なお敷地内の展望台からは双方の湖を見渡せる。
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さらにサプライズがあった。バスルームの湯は何と温泉で赤茶色に濁りわずかに鉱物臭がする。これぞ秘湯!ゆっくり湯槽に浸れたが浴室から外の風景を見ることはかなわず。室内の調度類は安っぽく1つあるきりのベッドも小さいのは残念だった。せめて寝転べるソファでもあればなあと思う。朝食付15658円はネパールとしては高いが客室温泉と絶景付であることを考えれば納得の価格か。
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by chirindo-tensyu | 2018-06-26 18:30 | ネパール | Comments(0)

ベグナス湖でボート遊び

天気も回復したのでベグナス湖で遊んでいこうと思う。バス停から湖畔までは飲食店や商店が並び1、2軒ホテルもある。
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湖畔には貸ボートがある。手漕ぎボートは1時間400ルピー、2時間なら700。船頭つきというプランもあるがかなり高くなる。
荷物を小屋に預けて救命胴衣を羽織る。
「1時間だけどひょっとして2時間になるかもよ」と伝えて400ルピーを前払い。
2人で漕ぎ出すがオールが重く思うように進まない。真っ直ぐ対岸まで行って上陸したかったがそんな時間も体力もないと判断し途中で引き返す。
岸には釣客らが糸を垂れている。竿を使わなくても魚が釣れるようだ。
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1時間で岸へ戻り近くの食堂へ入る。せっかくだからと300ルピーの揚魚を注文してみたが骨がやたら多く身が少なく旨くない。調理前に魚を見せてもらえばよかったかもな。
by chirindo-tensyu | 2018-06-25 12:18 | ネパール | Comments(0)

ポカラからベグナス湖までバスで移動

ポカラに着いた時から体調がすぐれない。体がだるく熱っぽい感じ。高山病かと思ったが単なる風邪のようだ。朝起きるとあいにくの雨で気分も余計にすぐれない。
宿泊棟とメインの建物とはつながっていないので中庭の通路を伝っていくが屋根がなく傘を差さねばならぬのは面倒だ。
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朝食ビュッフェは5つ星にしては貧相でコーヒーも薄すぎて紅茶と錯覚するほど。オムレツやドーサはその場で焼いてくれるが食欲が出ない。妻はパンケーキが美味しいと言っていた。
さて本日はポカラ郊外のベグナス湖へ出てさらに山奥のルパ湖のほうへ移動する手はずになっているが雨なのでどうしようかと思案。ルパ湖の近くに宿はとってあるが不便なところでタクシーでしか行けない。でもベグナス湖へはバスも多発しているようなのでまずそこまで行こうということになる。
タクシーでバスパークへ出ると待たずにベグナス行に乗りこめた。幹線道路を脇道へ逸れるとのどかな町並がつづき田園風景となる。1時間弱で到着。幸い雨も上がり晴れ空が広がりつつあった。
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by chirindo-tensyu | 2018-06-24 18:30 | ネパール | Comments(0)

ポカラのホテル「ピース・プラザ」のレストラン

ポカラにはフェワ湖という大きなダム湖がある。その南端の湖畔沿いに旅行者の集まるエリアがありレイクサイドと呼ばれている。そのハラン・チョークという地点で車を降りる。そこに民族料理のネワール料理店があったはずだが廃業したもよう。
湖の情景を眺められるホテル「ピース・プラザ」のレストランへ入る。ビールはエヴェレスト、冷凍庫でがちがちに冷やしたグラスを持ってきたのとポップコーン付なのは感心。
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ロースト・フィッシュ480ルピー(+13%)、これは湖で採れたものか白身魚のあっさりした味。フィッシュ・モモ300ルピーは小ぶりで穏やかな魚風味。妻がご飯も食べたいというのでジーラ・ライス200もルピーも注文。クミンの入った白飯だが蟻のようにも見える。
周囲の土産物屋を冷やかしたりしてタクシーで帰る。交渉制で町内のちょっとした移動なら250~300位が相場のようだ。気になったのは外国人といえば白人ばかりで日本人や中国人の観光客の姿がほとんど見あたらないこと。あまり人気がない土地なのはわかるが、それにしてもと思う。
by chirindo-tensyu | 2018-06-23 18:37 | ネパール | Comments(0)

ポカラのホテル「ポカラ・グランデ」

その5つ星ホテル「ポカラ・グランデ」は空港にほど近く市内中心部からはやや外れている。朝食付6829円とかなり割安感があった。
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カトマンズの「ヤク&イェテイ」ほどではないが広めの敷地にプールのある中庭を挟み3層の客室棟が建ち並ぶ。部屋はシンプルで標準的なバスルームがある。車道からは相当離れた静かな環境で窓からはヒマラヤの山並も見える。ただし依然曇っていて遠くにあるはずの雪山は見えない。
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タクシーに乗る直前に仕入れておいたビールで一杯やるがここで椿事が発生。袋菓子を開けると内容とは無関係な飴玉が出てきたのだ。なぜだろうと妻と色々議論したが同じ会社の製品であり、生産ラインの過程で混入したのではという結論になった。まあ異物といえども食べられるものなのでご愛嬌か。
ここでちょっと疲れて昼寝をする。誤算だったのは空港の滑走路の延長線上に位置するため飛行機が離陸するたびに爆音が轟くことで、夜間はほとんど飛ばないとはいえどうも落ち着かなかった。あと隣室の水道の音などにも悩まされた。料金が妙に安いのはこういう陥穽があったからかと勘ぐりたくなる。
町へ出るには無料のシャトルバスもあるというが夕方1本のみで時間が合わず使えない。結局タクシーで往復せねばならずその出費も考えれば得なのかわからなかった。
by chirindo-tensyu | 2018-06-22 18:30 | ネパール | Comments(0)

バンディプル山上の釈迦寺とポカラへバスで移動

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翌朝は霧がかかって幻想的な光景。
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朝食は崖に面したテラス席で給仕が持ってきてくれるのを待つ。マサラ味のオムレツというのが珍しい。
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食後、山上の釈迦寺へ歩いていく。かつては建物があったのだろうが基礎しか残っておらず集会所のようなものがあるきり。バンディプル、立ち去りがたかったがもうこの町ともお別れだ。「地球の歩き方」にはトゥンディケル広場から旧道、いにしえのチベット街道を下ってドゥムレまで「歩いて往時の雰囲気を楽しむといい」と書いてある。所要2時間ほど。そのプランを妻に提案したが一蹴されたのでバスで町へ下ることにする。9時前に道路へ出るとちょうど出発を待つバスの姿があった。
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ドゥムレでバスを降りるとポカラ行へ乗り継ぐ。サーランギと呼ばれる弦楽器をもった男が乗りこんできて道中弾き語りを始める。皆、小銭を渡すので我々も倣う。「結構な稼ぎになるんじゃないかな」と妻と話す。
やはり途中の町で無意味に長時間停まったりして、ポカラまでは3時間と見積もっていたが4時間ほどかかった。ポカラにもカトマンドゥほどではないが渋滞と喧騒がある。ニューバスパークに着くとタクシーでホテルへ向う。やはりメーターでは行ってくれない。
by chirindo-tensyu | 2018-06-21 18:29 | ネパール | Comments(0)

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