奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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千野栄一『プラハの古本屋』とヤナーチェクのレコード

千野栄一『プラハの古本屋』はずっと探しもとめていたが、入手に意外と手こずった。目録の抽選に外れたり、天牛堺書店の均一台で目の前で別の客にもっていかれたり。品薄なのかアマゾンでも高値で推移していたが、先ほどようやく納得のいく値段で購入できた。
世界の古書店歴訪を夢見ている私としてはぜひ欲しい本であった。
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言語学者の本だけに、本人は軽いエッセイのつもりのようでもアカデミックな内容で読みごたえがあった。
プラハの古本屋には個人的にも思い入れがある。ヤナーチェクのLPがとある店頭で、わずか10コルナで売られていた。
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収録曲はシンフォ二エッタ、ヴァィオリン協奏曲他。駄盤かなと思いつつ買ってみると、なかなかの名演ですっかりヤナーチェクに魅せられた。今にしてみれば店内にあった古絵葉書や絵本なども買っておけばよかったと思うが、古本屋を始めるずっと以前の話である。
そういえば、智林堂にヤナーチェクの英文の研究書を売りに来た女学生がいた。これは難しいなと思いつつ買い取ると、「まともに評価してもらえるところがなくて」と嬉しそうだった。ヤナーチェクは日本ではマイナーだもんな。その本も何とか売り切った。
チェコへはその後再訪したがプラハ抜きの地方旅行で、あまりにローカルな駅で写真を撮っていると、スパイと疑われて取調べを受けたのも懐かしい思い出である。
また、ぜひプラハへも行ってみたい。
# by chirindo-tensyu | 2011-02-07 19:38 | チェコ | Comments(2)

山田熊夫『柳生の里』池田末則宛献署本を天理の古書店で

何が出てくるかわからない天理の某古書店。そこで見つけたものは・・・。
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山田熊夫『柳生の里』昭46年。何と池田末則宛献呈署名本! 落款は「萬歩」と読める。
山田熊夫は『奈良町風土記』などでおなじみ。対する池田末則は古代地名研究家として名高い。『地名伝承学』などの著書がある。全国的にはともかく、奈良では両人とも人気の著者だ。
その、40年も前の献呈本がひょっこり出てこようとは・・・。古書店めぐりはこれだからやめられない。
# by chirindo-tensyu | 2011-02-06 20:14 | Comments(0)

谷崎潤一郎『猫と庄造と二人のをんな』第13版の謎

谷崎潤一郎『猫と庄造と二人のをんな』創元社もあった。安井曽太郎装、やや縦長のモダンなデザインで、小口が青く塗ってあるのが目を引く。
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奥付には昭和14年普及版第13版発行となっている。初版は昭12年だから、それなりに版を重ねてよく売れたのかと思う。しかし、腑に落ちないのは<日本の古本屋>他で検索してみると、初版は別にして、重版ではどの業者が出品しているのもこの13版なのだ。13版だけがとくに刷り量が多かったのか、それにしても12版までが見あたらないのは不自然である。
ここで、13版というのは本当は3版くらいだったのではないかという疑問が生じる。昔は売れ行きをよく見せかけるため、版数を水増しすることも珍しくなかったらしい。とすれば版数の数字も意味がなくなってくるわけで、実際、何版まで出たのか不明で研究者泣かせの本が多数存在するようだ。
谷崎の『猫』についても、詳しい人がいたら教えていただきたい。
# by chirindo-tensyu | 2011-02-05 08:09 | Comments(0)

初版の雰囲気が味わえた川端康成や横光利一の本

夕方、店番で無聊を託っていると、年輩のご婦人がご来店。古い文芸書を3冊示し、こういうのは買い取ってもらえるのかという。見れば、横光利一『鶏園』再版その他である。即座に値を告げ、どうでしょうかというと家に同様のが50冊ほどあり、できれば引き取りにきてほしいとのこと。あやめ池駅近くのお宅というので、通勤経路の途上でもあり、早速帰りがけに寄ることにした。
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行ってみると、半分くらいは廃棄寸前のジャンク本だったが、残り半分にいいのがあり、すべて引き取ってきた。
昭和前期の横光利一、川端康成、柳田國男、谷崎潤一郎などの本。
中でもうれしかったのは創元社版の『雪國』芹澤銈介装で、重版だったが初版の雰囲気の味わえる温かみのある本だ。
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他に佐野繁次郎装丁の舟橋聖一『篠笛』昭16初版もあった。横光の『機械』もあればなおよかったのだが。佐野装『機械』の初版本は過去一度扱ったことがある。函つきの美本だったが、すぐに売れてしまった。本書は復刻版で容易に入手できるが、初版本とはやはりオーラがちがう!
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芥川龍之介『煙草と悪魔』荻原星文館の重版は、この間の宅買いでも文芸復興社版を入手したばかりなので、奇妙なめぐり合せだった。類は友を呼ぶのかもしれない。とにかく、いい本が引力に釣られるように智林堂に集まってきていますぞ。 
# by chirindo-tensyu | 2011-02-03 21:11 | Comments(2)

新台投入!業務用ブックトラック

自宅近くのブックオフで先般改装工事があり、リニューアルした数日後にふと裏口を見ると、赤いブックトラックがいかにも不要品ですという感じで置いてあった。あっ、それなら欲しいな、店員に声をかけようとしたが、思いとどまった。もし不要品でなければいい恥さらしだし、こんなものを欲しがるのは同業者だけだろう。とすれば立場上、気まずいわけで・・・。
じつは当店でも大阪某社製のブックトラックを店頭均一本用に以前カウネットで購入したのだが、組み立て式のチャチなもので、ボルトが金属疲労で折れてしまったのだ。ボルトの軸はパイプの中にはまりこんで換えようもなく、オシャカにせざるをえない。これでも2万3千円だかしたのになあ。
それで、新たに購入すべくネットでブックトラックを検索してみたが、結構高いんだ、これが。片面のでもまともなのは4、5万はする。百円から数百円程度のものをならべるのに、そんなに投資しては見合わない。で、中古でないかと調べていたら、ヤフオクであったの。両面3段のガッシリしたやつで1万円、しかも送料はわずか490円だという。入札すると、競りあがることもなく楽勝で落札できた。まあ、一般の人はこんなもの要らないし、要る人はすでに買ってるだろうから・・・。
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店に届いたのに早速本を並べて店頭に設置。予想より大型でかなりの量が入る。キャスターや棚板が過重に耐えられるか早くも心配だが、とりあえずは使えそうだ。
# by chirindo-tensyu | 2011-02-02 20:18 | Comments(0)

奈良県平城遷都プレミアム商品券の争奪戦

昨年の遷都1300年祭期間中に発売され好評だったプレミアム商品券が、アンコールの形で再び発行された。何せ15%のプレミアがつく金券である。ラストチャンスかもしれない。これはゲットせねば・・・。
発売日の朝9時すぎに小西通りへ駆けつけると、販売場所のPAKETとビブレ前ですでに長蛇の列!どっちにつけばいいのだ?ビブレの方が割当量が多いというのでそっちに並ぶ。数に限りがあり、売り切れたら終わりだ。
並んでいるうちにも、客同士の間で情報が乱れ飛ぶ。東向通りでは整理券を配りだしたとか、イトーヨーカ堂では1時間待ちだとか。列の後方ではこの辺でなくなりそうだと告げられ、あきらめて他の販売場所へ走り去っていく人びとも。
1人上限の10万円分を確保し、もう1枠欲しいと思ってまだ行列が続いていたPAKETに並びなおすもあえなく売り切れ。東向へ走り、何とか整理券を入手できた。二度手間になるが、ここでは整理券を配布後あらためて実売という形になっている。
販売場所により割当量や開始時間、販売方法、集客数なども異なり、うまく立ち回れば一人で何枠も獲得できたろうし、下手すれば行く先々で並んだあげく売り切れとなり無駄骨に終わったろう。
このご時世にネットでの予約販売も受けつけず、多くの市民を撹乱し奔走させるような売り方はどうなのかという疑問は残った。
人生の明暗をわけたプレミア券、あなたは無事買えましたか?
# by chirindo-tensyu | 2011-02-01 20:04 | Comments(2)

台湾のおもしろ地名の本

台湾を旅していると、時に不思議な地名に出くわす。
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台北の南天書局で買った『台湾郷鎮地名源由』は、その謎解きという意味で役に立つ本だった。
たとえば、空港のある「桃園」はその名のとおり、馥郁たる桃の木が植えてあったのにちなむという。
しかし、その近郊の「鶯歌」は鶯がいたからと思ったら鷹という。鷹の形に似た巨岩に基づくとか。鷹歌が日拠時代に同音の鶯歌に改められたらしい。日本人はしばしばこの種の改名をおこなっている。
面白かったのは、阿里山森林鉄道の駅名でもある「奮起湖」がもとは糞箕湖だという。さすがに、字義を嫌って良いイメージの字に替えたようだ。近辺には牛屎坑口という地名もある。
その他、本書から興味深い地名を列挙すると、剣潭、金瓜寮、傀儡山、十三股、三貂角、石雨傘、牛磨車、甘蔗崙など。残念ながら漢字の出ないのもある。
今後も台湾のおもしろ地名を追究していきたい。
# by chirindo-tensyu | 2011-01-30 08:54 | Comments(0)

台湾旅行のしめくくりは淡水の紅楼で

最終日の朝は、またしても雨!
とりあえず餐庁へ。ビジネス客だろう、スーツ姿の白人男性が英字新聞を読みながら1人で朝食を摂っている。こういうシーンは今回の旅で初めてのような・・・。してみると、今まで私は何をしていたのだか。
さて、喜凱亜名物の和朝食、お手並み拝見といこう。
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うーむ、味についてはとやかく言うまい。ただ、とろりとした温泉卵であるべきがカチコチの完熟であったし、味噌汁の豆腐も細かく刻みすぎ。しかも洋食ならともかく、コーヒーを食前に持ってくるとはどういう料簡か!
さて、雨をおして海岸の方へ出かけてみたが、やはりどうにもならない。あきらめて淡水行バスを待っていると、反対側だったが台北行が来たのでそれに乗車。どうせ台北から午後には帰国するのだ。すると、皮肉なことに途中から晴れてきたではないか。
台北駅からMRTで淡水へ向うが、ずいぶん遠回りになった。実はここの紅毛城へ行きたかったのだが、時間切れ。紅楼という、眺めのよい19世紀末からの老舗レストランで昼食を摂りつつ望見するにとどめる。
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ビーフシチューにドイツの黒ビール。台湾の海岸の町でこんな本格的な西洋料理が食べられるとは・・・。またいつか、訪れてみたいものである。再見!

<台湾旅行記 完>
# by chirindo-tensyu | 2011-01-28 20:38 | 台湾 | Comments(0)

金山温泉の喜凱亜酒店

最終日は金山温泉に泊まることに。MRT淡水駅を降りると、ちょうど金山経由基隆行バスがまっていたので乗りこむ。海岸を通るルートとあって、どことなく開放的で気分がやわらぐ。運転手は若い男性だったが、私が不慣れな外国人とみて、路線バスなのにホテルの前へ横づけしてくれた上に、何と運賃は要らないという。100元程度だろうか、支払ってもどうってことないのだが好意に甘える。会社には不利益を承知で、マニュアルにはない対応をしてくれたことが嬉しい。これも異国の旅の醍醐味だ。そういえば、ミャンマーのバスでは他の乗客が払ってくれたっけ。逆にフィリピンでは10倍くらいボッタくられたなあ、と今までの旅を懐かしく想いかえした。
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喜凱亜酒店は温泉風呂付の静かな部屋が4620元(朝食付)。
デスクも2台あればミニバーも完備。昨日のホテルよりよほど気が利いていて、しかも安い。別に畳の和室もあるが、やや割高になるとのこと。日本式というのが売りのようで、希望すれば日本の旅館と同じように、女将が部屋まで夕食を配膳してくれるサーヴィスも受けられるとか。
温泉は陽明山よりは硫黄分が薄い気がしたが、ここのは海底からの成分も含む貴重な泉質という。
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夕食はホテルの餐庁は日本料理というので敬遠し、外の別の温泉ホテルで羊肉鍋250元。体が温まった。夜はやはり寒く、エアコンが冷房専用なのか効かないのでフロントに文句を言ったらヒーターを持ってきてくれた。
# by chirindo-tensyu | 2011-01-27 20:33 | 台湾 | Comments(0)

台北の書店めぐり★古本屋編★古今書廊他

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雅舎二手書店は大通り羅斯福路をへだてて2店舗ある。ブックマーケットみたいな感じで、定価の半額が基準だが、売れそうにない理工書は大幅値下げしている。日本語の本の中に山川鉄三郎『河の自然現象』大14年を発見、裸本で500元は高い。この値段では誰も買わないだろう。
ここでランチタイム。こぎれいな店に跳びこんだが、大学が近いせいかアルコールは置いていない。名ばかりの大阪鶏丼と桔花茶というジュースみたいな飲料。
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茉莉二手は地下にあり、医学書などの専門書とCD、新刊書も扱う。
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汀州路の公館旧書城は品揃えも雰囲気も下町の古本屋風。帳台に白い看板猫が鎮座ましましている。店頭に均一ぽい棚もあったが、欲しいと思うのはない。
同じ並びにあった古今書廊は最近移転したもようで、貼紙をたよりに何とか探しあてた。
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2階建て×2店舗体制で、圧倒的な規模の品揃えを誇る。台湾の文献はもとより、中国本土の省志、林語堂全集などがずらりと並ぶさまは盛観。やっと古書店らしい店に出あえたような気がする。
日本語の本も豊富だが、総じて値付けは高い。高濱虚子『五百句』が1000元、レオーノフ『穴熊』新潮社世界文学全集・昭7は600元。これが日本円の数字なら買えるが、台湾元だから3倍と考えると買えない。
結局何も買えずじまいだったが、台北の古書店リサーチという当初の目的を達成できて満足。ふと時計を見てびっくり、5時間近くもこの辺をうろついていたことになる。日の暮れないうちに今宵の宿を探さなくては・・・。
# by chirindo-tensyu | 2011-01-26 21:02 | 台湾 | Comments(0)

台北の書店めぐり★新本屋編 南天書局ほか

次の日も雨。陽明山はあきらめ、故宮博物院にでも行こうかと思案したが、それより重要な任務があった!台北の新古書店めぐりだ。
MRT公館駅を降りると、椰子並木が目立つ名門台湾大学。大学在るところ書店あり。というわけで歩き回って探してみよう。
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書林書店(これが店名らしい)は洋書専門。英名BOOKMAN。ビルの上階にあり、静かな雰囲気でじっくり本を味わえる。ただ、欧米からの直輸入本なので定価は日本なみに割高。20元からのバーゲン本の中に「小公女」を見つけた。
近くには誠品書房・真理書坊といったおしゃれな店も軒を連ねる。
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結構群大陸図書(これまた、すごい店名だね)は教科書などを扱う店のようで、学生がたむろしている。
めざすは本邦にも名前がとどろいている南天書局。
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店内の奥は事務所として広いスペースが割かれ、何人もの職員が忙しく働いている。京都の臨川書店みたいな感じ。壁面を埋めつくすのはすべて台湾関連本。日本語の貴重な文献、伊能嘉矩『台湾文化誌』全3巻、小泉鉄『蕃郷風物記』、古野清人『高砂族の祭儀生活』などの復刻版が揃い、研究者にはたまらない空間だろう。マニア垂涎の鉄道本もある。目移りしたが、『台湾郷鎮地名源由』『台湾的古地図 日治時期』『台湾的老火車站』の3冊を厳選購入。定価の1割引だった。在庫目録『台湾研究総書目』も付けてもらう。
まだまだある古書店にもいってみよう。

(古書店編につづく)
# by chirindo-tensyu | 2011-01-25 04:08 | 台湾 | Comments(0)

陽明山温泉の中国麗緻大飯店は私見では格下げだ

ラスト2泊は台北近郊にあてることにし、その1泊目に選んだのは陽明山温泉。MRTとバスを乗りついで、雨の中飛びこんだのは5つ星ホテル中国麗緻大飯店。
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温泉風呂付の部屋が7200元(朝食付)。一見豪華だがベッドの周囲が座敷風に盛りあがっていて何となく違和感も。普通のライティングデスクがないのも、旅先でも読み書きを欠かさない私としてはつらい。ビジネスには不向きのようだ。
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温泉は硫黄分たっぷりの白濁の湯で申し分ない。こういう湯をこそ求めていたのだ。窓からの庭園の景色もよい。女性客などは開放的すぎるのが気になるだろうが、湯気がうまく煙幕となってくれる。ところが、湯あがりにビールでもと冷蔵庫を開けると何も入ってない!5つ星でミニバーがないとは・・・。フロント脇のバーでは飲めるが馬鹿高いし、第一くつろげん。ベッドで「プハー」とやるのがいいのではないか。外のコンビニへ買いにいったが、バス停3個分くらいの距離はあり、雨の坂道でちょっとした労苦だった。天気なら陽明山まで足を伸ばすのも厭わないのだが。
周囲に何もないところなので、夕食もホテルで摂るほかはない。大餐庁へ行き、奮発して海老料理など頼もうとしたら女給仕がそれは2、3人前だから多すぎるという。なら他のものをと思ったらどれも2人以上で1人分のはないとのこと。それなら、何も食べられないじゃないか!
別のカフェバー「山嵐餐庁」では一人分の料理もあるというのでそちらへ移る。350元の精進料理。
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うーむ、何だか味気なくて物足りない。先のレストランのメニューには300元程度の炒飯などもあり、そういうのでもよかったのだが。初めは親切で言ってくれているのかと思ったが、意地悪されているように感じてきた。今まで50ヵ国近くをわたり歩いてきたが、台湾と中国本土以外ではそういう理不尽な扱いを受けた記憶がない。融通がきかないとは、このこった!
次に陽明山に来る機会があれば、格が下でも別のホテルに泊まりたい。
# by chirindo-tensyu | 2011-01-24 20:49 | 台湾 | Comments(0)

新竹駅前の路面電車廃線跡

翌日もあいにくの空模様。
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朝風呂を浴びようと温泉に行くと8時なのにまだ空いていない!
朝食は粥と漬物など、典型的な台湾式。
天候さえゆるせば周辺の山道を散歩したかったが、やむなく台北へ移動することにし、竹東行きバスに乗りこむ。沿線住民の生活路線なのか、結構乗り降りがあって混み合う。
竹東には大きな市場があった。軒先で豚肉をぶった斬っているシーンも。気後れがして写真には撮れなかった。
バスを乗り換え新竹駅へ。駅前のロータリーに線路を発見。昔の路面電車の跡である。ループになっているのは方向転換のためであろう。
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踏切や転轍機もそのまま残っているが、使われる事はもうあるまい。
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新竹駅で駅弁を買って台北方面への自強号に乗る。さすが首都行きだけあって満席に近い。
# by chirindo-tensyu | 2011-01-24 08:48 | 台湾 | Comments(0)

清泉温泉の石頭親爺

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宿泊先の石頭城では中年男が1人で切り盛りしていた。宿名にちなんで石頭親爺としておくが、なかなかどうして気のよくまわる男で、日本語も堪能だ。
夕食はここで将軍餐というのを注文。親爺はフロントから裏の調理場へ移る。
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素朴だが温かみのある料理。川魚も一匹ついている。
食べていると、若い男二人づれが上階から降りてきて夕食を摂りはじめた。今夜の泊り客は私と彼らだけのようだった。
食後に再び温泉に入ろうと思ったら、19時前なのにもう閉まっている。あたりは真っ暗闇で足元もあぶなかしい。残念ながら石頭城には温泉は引湯されていない。
夜は相当冷えこむので、石頭親爺に布団を余分にもらって寝る。
# by chirindo-tensyu | 2011-01-23 08:37 | 台湾 | Comments(0)

清泉温泉であわや無宿か

高鉄・新竹駅を降りるとあいにくの小雨。清泉行きのバスを探すが、ここからは出ていないらしくタクシーに乗る。竹東の町を経て山道をひたすら登っていく。道中、一抹の不安がきざす。情報では清泉温泉山荘という一軒宿があるきり、果して営業しているのかどうか。
1時間ほどで到着。
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視界が急に開け、川べりに世俗を離れたような集落があった。温泉もひっそりと開いている。ところが、帳台の若い男によると、入浴だけで宿泊はないとのこと。あせる私に対岸の崖の上の古い建物をしめし、あそこに行けという。なるほど、清泉山荘と看板が出ている。
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行ってみると、完全に無人で入口に何やら貼紙が。予感的中、大ピンチ!場合によっては近くの教会に泊めてもらおう。隣家の住民に話すと、電話で連絡をとって鍵を開けてくれた。板張りに布団があるきりの狭い部屋が600元で、明朝管理人が来たときに払えばよいという。
山小屋みたいな所で気がめいるがやむをえない。先の温泉に戻ってとりあえずは湯船に浸る。
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単純炭酸泉で、体にやさしそうな湯だ。露天風呂からの眺めもよい。
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落ち着いたところでふとその背後の建物をみると、「住宿」と書いてある。訊けば部屋はあるというので案内してもらう。小ぎれいなバス・トイレ付のシングルルームが1200元(朝食付)。こちらに移ることにして、例の山荘に戻り、隣家に鍵を返してきた。やれやれ。すぐ近くに宿があるなら、温泉の人も一言教えてくれたらいいのに。
# by chirindo-tensyu | 2011-01-22 19:31 | 台湾 | Comments(2)

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