奈良の古本屋・智林堂店主のブログ 古書買取強化中


古書店店主がつづる本と旅に明け暮れる日々..  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  【 智林堂書店 】     (電話)0742-24-2544   近鉄奈良から徒歩5分 もちいどのセンター街内 
by 智林 椰子生(ともばやし やしお)
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ブダペストの古本屋めぐり

町へ戻ると、地下鉄で国立博物館の前へ出た。このムゼウム通りはちょっとした古書店街になっているということで期待していたのだが・・・。
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確かに軒を連ねていた。しかし、どの店も開いていない。ここではたと気づく。日曜日は主だった商店は軒なみ休業するのだった! これはヨーロッパの常識、でも忘れていた。私は明朝帰国するのでもう来れない。残念だったが仕方ない。
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商店のすきまに一人のおじさんが本を積み上げて座っていた。もぐりの露天商?それにしては本の量は少なく、客の相手をするでもなく自分の世界に浸っているので、話しかけるのもためらわれた。
幸い、ウィンドウごしに店内は覗ける。どこも高そうな店で均一本が大量にあるような雰囲気ではない。となると、開いていたとしてもあまり収穫はなかったかもな。
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年代物の古書や古地図などが店頭に飾ってある。ちょっと気になったのは「サムライ」とマジャール語で書いてある本。まあ、大体中身は想像つくけどね。
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今回最後の晩餐は連泊中のホテルの近くでビーフシチュー。
また来年、ヨーロッパに戻ってくるぞー。


(ルーマニア&ハンガリー紀行 完)
# by chirindo-tensyu | 2011-07-13 06:39 | ハンガリー | Comments(2)

ハンガリーの子供鉄道で美少女駅員を発見

ブダペストで一日あったらぜひ乗りたいと思っていたのが郊外の子供鉄道。運転以外の業務は子供がこなしている狭軌鉄道で、昔一度乗車したことがあるが、もう記憶がうすれていたので。
その記憶をたよりにモスクワ広場から市電で丘の上の起点駅へ。切符売り場にいたのも少年だけ。日曜とあってか本数は多く、SL牽引の臨時列車に合せて乗る。
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いやはや、またSLに乗れるとは思わなかったね。ストーヴの付いたレトロな客車。森の中を進んでゆく。
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早速、小さな車掌が検札にきた。英語は通じなかったが、SLは200フォリントの追加料金がいるようなので払う。
途中のヤーノシュ駅で下車。
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すれ違いのディーゼル機関車を見届ける。狭軌らしいスマートな車体で、見ているだけでも楽しい。
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おや、ここにいるのは少女の駅員ではないか。
軽く歩いてヤーノシュ山頂へ。食事にしようと思ったが、屋台と売店程度しかない。ビールにサンドイッチ、焼鳥など。串刺しの焼鳥は日本と同じ、葱はさすがになかったが旨かった。
# by chirindo-tensyu | 2011-07-12 03:24 | ハンガリー | Comments(2)

立ち去りがたきスロヴァキアで人形劇やオルガンの弾き語りを

スロバキアに一歩足を踏み入れるとその空気が快く、立ち去りがたかった。
歩行者天国の大通りでは折しも、人形劇を開催中。
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言葉はわからないなりに楽しめた。続いて、オルガンの弾き語り。
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女の子が興味津々で、スピーカーに耳を傾けているのが微笑ましかった。隣国のコインを投じて後にする。
さて、残された猶予はあと2泊、最終日はブダペストに泊まるとして今日はどこでもいいわけで、いっそこの街シュトロヴォに1泊というプランも考えたが、思うような快適そうなホテルがない。それは対岸のエステルゴムも同様で、まだ日も高いことだし、ブダペストに戻ることにした。
街の南端にエステルゴム駅があり、ブダペストまで鉄路が通じている。歩いていったが相当な距離で、途中のカフェで燃料(ビール)を補給しなければならなかった。
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エステルゴムは思いのほか田舎の駅で、本数も少ない。ここでもビールを飲んで列車を待つ。暑いのはみんな同じか、女の人でも大ジョッキを手にしている。
ブダペストの西駅に着くと、移動が面倒で駅前のヒルトンに跳びこんだが、スタンダートルームはすでに満室で、250ユーロのスイートしかないという。それは高い。割引を申し出たら、それはできないがわずかな追加料金で夕食付のお得なプランもあるとのこと。こちらは値引を申し出ているのに、さらに高い値段を提示してくるとはさすがヒルトンである。
結局ヒルトンはあきらめ、マルギット島の温泉ホテルに投宿。
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こちらは朝食なしで99ユーロとリーズナブルであった。
# by chirindo-tensyu | 2011-07-10 20:24 | スロヴァキア | Comments(0)

ちょっとビールを飲みにスロヴァキアまで

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ヴィシェグラードの麓の王宮跡をのぞいてから10時半の船でドナウ川を遡り、エステルゴムへ向った。バスの方が速くて安いが、せっかくだから船旅をというわけ。
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船はブダペストから来た高速艇で、30分の旅は短かすぎるくらい。窓は開くので景色を見るには支障ないが、時間が合えばより開放的な低速船でゆっくり進みたいところ。
エステルゴムに着くと、大きな鉄橋が川を跨いでいる。
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対岸はもう別の国スロヴァキアで、人も車も自由に往き来しているように見える。それなら国境マニアならずとも渡ってみたい。ちょっとビールでも飲みに行ってみよう。
はたして検問所もなくフリーパス!
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橋の真ん中に国境の区切りを示すプレートがあり、1歩踏みだせばあっさり入国。
対岸の町はシュトロヴォという。
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レストランに入り、、私はスロヴァキアの金を持っていないのでカードで払えることを確認してから注文。でも、何のことはない、メニューはユーロの表示だった。本場の生ビールがわずか1ユーロで飲める。これは嬉しい。
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料理は鹿の煮込み。思いがけず入国することになったスロヴァキアに乾杯!
# by chirindo-tensyu | 2011-07-09 00:29 | スロヴァキア | Comments(0)

美しく青きドナウはヴィシェグラードにきわまる

センテンドレからバスでさらに北上、ちょうどドナウ川が大きく屈折する曲がり角にあたるヴィシェグラードへ向った。今日は山上にある4つ星ホテルに泊まろうと思う。
船着場でバスを降り、山道伝いに歩く。車道も別に通じているのでタクシーで行くこともできたが、地図で見ると、山道はほぼ一直線に続いていて距離はたいしたことなさそうだ。
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でも、思いのほか峻険で、荷物を背負っての登頂は苦しかった。頂上には城があり、もう見えかけているのになかなかたどりつかない。まるでカフカの「城」だ。
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何とか山頂のホテル・シルヴァヌスに到着。あいにく川側の部屋は満室で山側になったが、それもあと2室だったという。25000フォリント。
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城はもう内部は閉館していたが、外側へは自由に入れた。
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ドナウ川の眺望は予想以上にすばらしく、ブダペストやウィーンでは何度見てもピンと来なかった「美しく青きドナウ」の意味がやっと理解できた気がする。
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夜中にももう一度、曲れるドナウに逢いにいったのだ。
# by chirindo-tensyu | 2011-07-07 20:53 | ハンガリー | Comments(0)

ジュラの城塞と温泉、そしてドナウの曲がり角へ

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ホテルの眼の前が城塞、その背後が温泉施設であった。軽く城塞をやっつけてから温泉に向かう。
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屋内外をあわせ数々のプールがあり、老若男女がつどい、さながらレジャーランドの趣き。でも、れっきとした温泉で、水が茶褐色なのは植物系なのか成分は不明だったが、体に良さそうな気がする。北海道の十勝川温泉の泉質に似ているような・・・。
翌日はジュラ駅からブダペスト方面へ移動。
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ジュラからの電車は2輌に増えていた。時間帯によって輌数を調節しているらしい。これからドナウべンド(ドナウの曲がり角)と呼ばれる地域をめぐるつもりだ。
ブダのバッチャー二広場前で昼食。
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チキン・グヤーシュをとったがこれは失敗だった。ダンプリングもまるでうまくない。しかも、勘定はしっかり10%のサービス料を加算されてきた。さすが、都会である。私はやっぱり田舎の方が好きだなあ。
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バッチャー二からは近郊列車でセンテンドレへ向かった。ここで1泊するつもりだったが、あいにく目あてのホテルは廃業しており、街自体もあちこちで掘り返したりしていて魅力を感じなかった。さて、どうしたものか。
# by chirindo-tensyu | 2011-07-07 07:56 | ハンガリー | Comments(0)

ハンガリーへ再入国しジュラ温泉へ

さて、まだ旅は続く・・・。
アラドからは11時過ぎのブダペスト行国際列車に乗る。例によって出入国審査で1時間以上のロス。国境駅ではいわば車内に軟禁状態でむやみに外へも出られず退屈だ。見ると、駅員が梯子に登って列車の屋根を調べたりしている。ご苦労なことだ。本年度からルーマニアもシェンゲン協定に加入するという話もあり、そうなるとこういう国境での光景も見られなくなるのだろうか。
晴れて入国、べーケシュチャバ駅で下車し、ローカル線に乗りついで温泉地ジュラへ。
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たった1輌の小さな電車で、平原の中をことこと走っていく。
ジューラ駅前で1台だけ客待ちしていた車をつかまえ、4つ星ホテル・エリザベスへ。ホテル名はハンガリーひいきの例の皇妃にちなむものだろう。
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貴族の館を改修したプチホテルで、愛想のいい女性が部屋を色々案内してくれた。2階より3階がいいというと、「とても暑いよ」という。なるほど、屋根の傾斜で狭いしエアコンをつけても暑そうな気がする。ただ、2階の部屋にはなかったバスタブがあったのでそこに決めた。値段は同じ60ユーロ。
ともあれ、町へ出て遅い昼食。骨付豚肉をカリカリに焼いたのとザワークラフト、生ビール。
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料理はやっぱりハンガリーの方がいけてるような気がする。
# by chirindo-tensyu | 2011-07-06 01:53 | ハンガリー | Comments(0)

ルーマニア最後の夜はアラドで乾杯

ヘルクラネ駅の内部装飾も見ごたえがあった。
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11時半の列車を待って乗る。テイミショアラで2時間待ちで乗りつぎ、ハンガリーとの国境に近いアラドへ。
宿はオラデアで泊まったのと同系列のホテル・コンチネンタル。251レイ。真っ先に水道の蛇口をひねったが、温泉は出てこなかった。さすがにこの町には湧いていないようだ。最上階がとれたので眺めを楽しむ。
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わりと建物の密集している町だ。川の向こうに城塞が見えたが、歩いていくには遠そうなのでやめておこう。
夕食は近くの庶民的な店で。
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豚肉の皮の中に色々詰物がしてある凝った料理で旨かった。ビールはシルヴァ、7度とやや度数が高めの黒ビールでガツンとくる味だ。ウルススの黒よりは断然良い。
明朝はハンガリーへ戻らねばなるまい。ルーマニア最後の夜に乾杯!
# by chirindo-tensyu | 2011-07-04 02:21 | ルーマニア | Comments(0)

ハプスブルク家にも愛されたヘルクラネ温泉の19世紀建築群

ヘルクラネは19世紀から栄えた温泉地で、歴史的建造物も多くはないが遺されている。ハプスブルク家の皇帝皇妃もこの地を愛したという。そういえば、我がホテルのフェルディナントも同家の一族にちなむ名だ。
雨のあがった朝、周囲を歩きまわって散策してみよう。
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ホテル・アポロはかつては賑わったのだろう。休業中で、再開のようすはない。
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公会堂のような建物。こちらは現役。広場にタイルで1850とあるのは創設の年か。
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近くには水汲み場もあり、ちょっと飲んでみた。よくある苦い鉱泉の味ではなくピュアな地下水のようだった。
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本屋はあいにくまだ開店前。当地の資料をさがしたかったのだが。「ユーロ・ショップ」とは大きく出たね。
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川を挟んで対岸には浴場施設とおぼしい廃墟が昔日の繁栄を物語る。「ポンペイ遺跡への旅を想起させる」とはロンプラの一文。実際、時が停まったままのような感覚に襲われる。壁は修復不能なほど崩れかけており、取り壊しの日も近いであろう。この地の建築に興味のある人はまだ昔の面影の残っているうちに、ぜひ急いでほしい。
# by chirindo-tensyu | 2011-07-03 06:28 | ルーマニア | Comments(0)

バイレ・ヘルクラネ温泉ホテルでの奇妙な体験

海外の温泉地を探訪する者としてはもう1ヶ所、ルーマニアで見のがせない場所があった。バイレ・ヘルクラネ、へラクレスの温泉という意味の地名である。
オラデアからはテイミショアラ経由ブカレスト行に乗り換え鉄路で5時間、山中のせいか途中から思いがけず雨となった。
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ヘルクラネ駅からは温泉へバスが連絡しているはずだが見あたらない。タクシーに乗ると、すぐにそのバスとすれちがい苦笑する。10分ほどで開けた町に出るが、温泉はさらにその奥にあるのだ。
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霧の岩山がたちはだかり、まるで中国の水墨画の世界。
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旧市街の入口ではヘラクレスの像がお出迎え。
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ホテル・フェルディナントは173レイと安いがシンプルな部屋。
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早速、併設の温泉へ向かう。本来療養のための施設なのか、白衣の人がいて病院めいた設備も。共同浴槽には誰もいなかった。白濁した硫黄泉で、高い天井を見あげながら浸っていると、日本の東北の山奥の温泉地にでも来ているような錯覚にとらわれる。ただ、残念なのは湯がかけ流しとはいかず、溜めっぱなしになっていること。湯温もぬるめだが仕方あるまい。
ホテルのレストランで早めの夕食。
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シェフ・スペシャルとかというのを頼んだが大したことはない。それより注文した赤ワイン・メルローの小瓶には驚いた。グラスに注ぐと紅みがうすいので変に思ったのだが、何とブランデーではないか。ラベルはよく読めなかったが確かにメルローとは書いてあった。さすがに食中酒としてはきつく、残してしまう。
ルーマニアとは不思議な国だ。
# by chirindo-tensyu | 2011-07-01 00:43 | ルーマニア | Comments(0)

オラデアのコンチネンタル・ホテルの客室には温泉が

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サトゥ・マーレから列車でオラデアへ。ルーマニアのふりだし地点へ戻ってきたわけだ。
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今宵の宿は川沿いにそびえる4つ星ホテル・コンチネンタル。252レイは割安。
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バスタブに湯を張ると、おやっ? 緑色に濁っている。何と、これは温泉水なのであった。洗面所にも湯は「GEO TERMAL」天然温泉との貼紙がある。ヨーロッパで、客室にまで温泉を引いているホテルはきわめて珍しい。源泉は50度以上であろう、水で薄めないと熱すぎるが、好みの湯温でだれにも煩わされずに温泉に浸れるのは幸いだった。ホテルには別に温泉プールもあるらしいが、部屋にあるのなら行く必要がないね。
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テラスからの夜景で今日は締めくくり。
# by chirindo-tensyu | 2011-06-29 06:47 | ルーマニア | Comments(0)

サトゥ・マーレでシャトーブリアンの昼食を

国境の川からの帰り道・・・。
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駅は雑草が荒れ放題。でも、終着駅だから、この先には旅客列車は走らない。
日陰の壁ぎわでは犬と羊が鳩首協議の真っ最中。
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「ちょっと聞いてー。さっきから変な外国人がうろうろしてるんだけど」
「あー、あの人ね。別に害はないんじゃ。ほっとけばー」
などと言っているのだろうか。
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馬車の通る小道をぬけ、通りがかりのホテルで朝食。
さて、シゲトゥからどこに行こう。いっそ飛行機で一気に飛ぼうかと思ったが、この町には空港はない。鉄道は時間に合わず、10時半のバスでサトゥ・マーレへ出ることに。バスといっても15人乗り位のワゴン車で、座席はもうほとんど埋まっていた。冷房が効いていないので蒸し風呂のようだ。みんなよく我慢してるなあ。途中で乗りこんできた客が運転手に何やら話しかけると、エアコンを作動させた。客が申し出てからつけるとはケチな野郎だ。
おまけにサトゥ・マーレに着くと、ここで降りるのは私だけだったせいか、町はずれの路上で降ろされた。路線バスならちゃんとバスターミナルで降ろさんかい! と怒ってもしかたなく、町なかまで15分ほど歩く。中に噴水のある雰囲気の良いレストランで昼食を摂った。
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シャトーブリアン、この国にしては上出来だろう。午後はまた移動にあてるので、昼食のために町に立ち寄ったようなものだが、その値打ちはあった。
# by chirindo-tensyu | 2011-06-28 09:05 | ルーマニア | Comments(0)

ウクライナ国境の川にて

ところでウクライナはもう眼と鼻の先。シゲトゥの町の北沿いにティサ川が流れ、そこが国境になっている。そうとわかれば行かずにはおれようか。といってもウクライナを周るつもりは今回はない。ちょっと橋を渡って向こうの町をぶらついてから戻ってくるというプランも考えたが、ロンプラによるとEU加盟国以外の外国人は審査に1時間くらいかかるとのこと。前年、モルドヴァからウクライナへ越えたときもずいぶん待たされた。それはご免だ。
でも、国境に興味があるので川まで行ってみよう。朝、タクシーをつかまえて「ボーダー!」と叫ぶ。あっという間に着いた。歩ける距離だったな。
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橋のたもとをうろついていたら、国境越えの順番待ちの車から男が顔を出して、「あっちだよ。歩いて渡れるよ」という。それはわかってる。でも、渡らないんだ。国境を見るためだけにタクシーを飛ばしてきたといっても理解してもらえないだろう。
あやしまれないうちに堤防のほうへまわり、河原から橋を望見。
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乾季のいまは水量が少なく、歩いてでも川を渡っていけそう。でも渡ってしまうと密入国罪になるんだな。川をへだてただけで言葉も民族もちがう別の国になってしまうというのは、いまさらながら不思議な感にうたれる。
羊飼いと少女の姿を見つけたので写真をとらせてもらった。
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こういうシーンに会えただけでも来た甲斐があった。
# by chirindo-tensyu | 2011-06-27 09:29 | ルーマニア | Comments(0)

シゲトゥ・マルマツィエイの町とホテル

シゲトゥへの車窓も楽しいものだった。
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わが国の田舎にもありそうな、どことなく懐かしい風景。
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18時にシゲトゥ駅着。地理的にもルーマニアの北端で、最果ての駅という感がただよう。
タクシーで町はずれの4つ星ホテル・マルマティアへ向かう。ところが、まさかの満室! 夕方だし、バスも停まっていたから団体客で埋まったのだろう。昼間のモカニツァ鉄道の連中ではあるまいな。やむなく中心街まで歩き、目についたホテル・コロアナへ。
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こちらは見かけのわりに広く、室数にも余裕があるようだった。朝食なしで70レイ。まあ、寝るだけの宿だ。
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長かった一日が暮れてゆく。近くのバーでビールを飲みながら黄昏ムードに浸る。
# by chirindo-tensyu | 2011-06-26 04:51 | ルーマニア | Comments(0)

ヴィシェウ・デ・ジョスで列車を待つ

ジョス駅で次の列車を聞くと16時39分シゲトゥ行までないという。それは事前に調べてわかっていたが。
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時刻ボードは本数が少ないので出発と到着をまとめて掲示。臨時列車を差しひくと日に何本もないことがわかる。
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となりでは馬が草を食んでいるようなのどかな駅だ。待ち時間に食事をとろうと思うが駅前には売店があるきりでスナック程度しか置いていない。バーもあったが閉鎖中。10分ほど歩いて町に向かう。町といっても道路沿いに店が何軒か並ぶ程度で、これならススで時間をつぶすべきだったかも。
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ようやく見つけたレストランに入り、鱒のグリルやオムレツを注文。白ワインも頼んだがあまり冷えていない。
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列車の入線を待ちかねて乗る。客車は2輌なのにがら空き。森林鉄道もよかったが、結局観光用の路線なので乗ってしまうと急速に熱がさめる。こういう本来のローカル線にも価値を見出だしていきものだ。
# by chirindo-tensyu | 2011-06-25 05:27 | ルーマニア | Comments(0)

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